クライアントの評価が気になる。

クライアントに良く思われたい。

過去の僕は、クライアントさんの目を気にしすぎて偽物の自分を作ってセッションをしていました。

当時はそれがクライアントさんのためになると本気で思っていたんですよね。

でもそれって自分で自分を苦しい方に追い込んでいたんです。

働いていてどんどん楽しくなくなってきていました。

他人の評価を過度に気にするっていうのは、他人軸で生きているということだと思います。

他人から見て自分がどう見えるかと言うのが、自分の価値の基準になっているということですね。

それって自分の人生を生きられていますか？

逆に自分軸で生きるというのはどういうことなんでしょうか？

本当にやりたいこと、好きなことを自分の心に従ってやる。

それが自分軸で生きるということです。

自分らしく生きるようになると、時には相手からしたらマイナスに感じられる場合もあるかもしれません。

でも、僕はそれも受け入れていくことで、自分らしくセッションできるようになりました。

自分らしい自分をしっかり出していくと、『あなたにお願いしたい』と言ってくれる人がクライアントさんとして残っていくようになりました。

そうなるとセッションしていて、コミュニケーションを取ることがめちゃくちゃ楽になるわけです。

そもそも自分を選んでくれたという前提の上でセッションに臨めるので、リラックスした状態で自分のベストパフォーマンスを発揮できるようになりました。

野球で例えるとピッチャーがボールを投げる時。

フォームを気にしすぎて色んな所に意識を向けていると、体がスムーズに動かなくなります。

俗にいう力んでいる状態ですね。

そうすると、体が上手く連動しなくなるのでコントロールも定まらないし、スピードも出なくなります。

ベストピッチをすることができなくなるわけですね。

パーソナルセッションも全く同じです。セッションというかコミュニケーション全般ですね。

力が入っていない状態でコミュニケーションを取るということが、自分らしさを出すためにはすごく大事なことです。

そしてそんな自分を良いと言ってくれる人と付き合っていく。

僕としてはすごくこれがしっくりきています。

仕事中もプライベートもそうなんですが、自分らしくいるということを続けていくと、自分自身が満たされるし、自分が満たされるということは人生が豊かになります。

僕は最近は自分自身がどう感じているのか、ということに意識を向けるようにしています。

そうしていくと、周りの状況が大きく変わったわけじゃないんですけど、見え方、感じ方が変わってくるんです。

生きるうえでの変な力みが消えて、周りの目を気にすることは減ってきました。

もちろん、周りの目が気になるとか、評価が気になるってことが今でも完全になくなったわけじゃないんですけど、それを気にしている時間が大幅に減ったという感覚ですね。

自分がどう感じるのか。やりたいのかやりたくないのか。好きなのか嫌いなのか。

それを基準にものごとを判断していくようにすると、こっちの方が楽だし、以前感じていた生きづらさを感じなくなりました。

そうしたから上手くいくとかいかないとかそういう問題ではなくて、こっちの方が楽だし、生きてて心地よく生きられると思うんですよね。

どっちが正解ということではなく、選択肢があるんだよーというお話です。

これはパーソナルトレーナーだけに言えることではなくて、仕事をするうえでも絶対に大事な考え方だと思います。

自分らしくない状態で頑張ってもどんどん辛くなってきます。たとえ結果が出ていても、周りに評価されていても『なんか違うな・・・』ってなってきます。

過去の僕はなっていました。

自分らしく生きている状態で結果を出していく。

そうすると更に豊かになって、結果を出すことも楽しくなってくる。

最近それをすごく感じています。

僕も自分を削ってでも頑張って数字を出すことを目的にやっていた時期はあったんですが、その中から感じられる喜びって正直あまりなかったんですよね。

自分が自分らしくいられて、それでも『あなたが良い』と言ってくれる人たちの、心と体のサポートをさせて頂いて、人間関係が深まっていくこと。

これが僕にとっては仕事をするうえで最大の喜びを感じることです。

自分が何を優先順位の上に持ってくるのか。

あなたは自分の人生を生きられていますか？

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