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テン年代のエロゲを振り返る(2011年編)

2010年は『素晴らしき日々』こそあれ,全体としてイマイチパッとしない1年という印象であったが,打って変わって2011年は美少女ゲーム界にとって多くの重要な作品が生まれた年である.特に大手メーカーからのリリースが相次いだ年であり,Leafから『WHITE ALBUM 2 ~closing chapter~』『星の王子くん』,Keyから『Rewrite』Alicesoftから『大帝国』『ランスクエスト』Augustから『穢翼のユースティア』などが発売された.加えて2010年代後半にまで続くような長寿シリーズが発売された年でもある.例えば『グリザイアの果実』『美少女万華鏡』『カスタムメイド3D』『LOVELYxCATION』『ボクの彼女はガテン系』『いろとりどりのセカイ』などが発売された.またスマートフォンの普及も見逃せない,スマートフォンに移植されるゲームもに加え,スマートフォンを媒介にしてヒットしたゲームの誕生,現在に至るスマホゲーブームの端緒が2011年に見られる.そしてエロゲーライター虚淵玄躍進の年である.エロゲライターであった虚淵がシナリオを務めた『魔法少女まどか☆マギカ』『Fate/Zero』が共に大ヒットを記録し,現在に至る氏の活躍の発端となった.

世相的にも2011年は様々な転機を感じさせる年である.秋葉原では通り魔事件から3年がたち,歩行者天国が復活した.いうまでもなく,2011年は東日本大震災の年でもあるし,中国が日本を抜きGDPで世界に二位になったのもこの年である.

基本データ

・TG売り上げトップはアリスソフトより『大帝国』
・批評空間中央値での最高得点は『WHITE ALBUM2 ~closing chapter~』
・萌えゲーアワードは『グリザイアの果実』
・ベストエロゲソングは『Bullshit!! Hard problem!!』

(本稿はあまりネタバレに注意してません!)

大手メーカーからのリリース

Keyからは『リトルバスターズ!』以来の新作ゲーム『Rewrite』が発売されたのだった.Rewriteは田中ロミオ,竜騎士07th,麻枝准というゼロ年代の伝説のライターが結集した作品だった.ただしKeyのゲームとして期待感を持たれていたことは事実だが,全員アクの強いライターであるので,彼らの能力がうまく噛み合うのか,前評判からもかなり不安の声が上がっていた.その不安は結果として的中してしまう.主に不評な点は以下の三つに集約されるだろう.第一に「泣きゲー」としての要素が薄かったこと.Keyのウリは麻枝の書くような不思議な力を持ちつつもあくまで等身大の登場人物による物語だが,本作ではそのような要素は鳴りを潜めていた.特に真ヒロインが共通ではほとんど出番がなく超越的存在である篝であったことは多くのユーザーの「共感」を排除したかもしれない.第二に,シナリオが複雑であったことである.これはオフィシャルファンブックで田中ロミオがトゥルーエンドを解説する羽目になってしまったという結果にも表れている.第三に複数ライター性の弊害があげられるだろう.特に竜騎士07thの書いたルートについて氏の独特の文体が出過ぎており賛否が分かれていた.また個別ルートに対してもライターごとにすべて方向性がバラバラで,最終ルートで統括されるような共通性を見出すことのできているユーザーはほとんどいないのではないかと思う.また今思うとAngelBeats!/アニメCLANNADから入った世代が,PCゲームをやれる環境になかったというのもkeyブランドの拡大感とのマッチを感じさせなかった理由に思える.

一方で,『最果てのイマ』にも似たポストヒューマン志向のSF的展開・社会との接続法を探しあぐねる主人公の在り方を描いた本作は,田中ロミオファンからは支持を受けている.いずれにしろ久しぶりの大作であったRewriteがCLANNAD/リトルバスターズ!のように幅広い層から支持を受けたとは言い難かった.

『WHITE ALBUM2 closing chapter 』は2010年に発売された同作の完結編である.Introductory chapterは短さがやや批判を受けることがあったが,完結編であるclosing chapterは新規ヒロイン三人に加え,完結編たるcodaを含んだ十分なボリュームを持った内容であった.特に三角関係に対する決着を描く最終章は高く評価を受けている.深い没入感とそれに伴うプレイ後の喪失感はノベルゲームとして最高水準のものである.事実例えば批評空間では中央値が94点と1000以上データのあるエロゲーの中ではトップとなっている.WA2は現代エロゲ―マーの必修科目と化しており,例えば,雪菜派/かずさ派のような質問は定番と化しているし,雪が降ると「ホワイトアルバムの季節だ」などとこの作品に思いを馳せてしまうオタクは非常に多い.本作の聖地であるフランスストラスブールにまでわざわざ巡礼するものが多数いるなど,そのファンから受ける圧倒的支持は目を見張るものがある.

AUGUSTより『穢翼のユースティア』は萌えゲーっぽいものを作ってきていたAUGUSTがシリアス強め,主人公の個性強めで作ったゲームであり,それゆえにシナリオが高い評価を受けている.AUGUSTの最高傑作として挙げる人も多いのではないだろうか.

↑Asphodelusはいい曲だよね!

遊べる系のエロゲーでは,アリスソフトから『大帝国』が大きな期待を背負って登場した.おそらく売り上げなどの側面を考えると2011年では最大級のリリースであろう.しかしアリスソフト『大帝国』は『大番長』『大悪司』の中では,あまり出来が良いものとは言えず.酷評を受ける結果になった.加えて2011年後半に出た『ランス・クエスト』もアペンドの『ランス・クエスト・マグナム』が出るまでは評価がいまいちであった.

↑ただし大帝国OPは結構MADが作られるぐらい人気

エウシュリーの『神採りアルケミーマイスタ』に関してはわりと新規層にも人気が出ていたイメージがある.

10年代を代表するシリーズもの

10年代を通してシリーズ化するものが結構出てきたのも2011年である.

グリザイアの果実 -LE FRUIT DE LA GRISAIA-』はFrontWing10周年記念作でありグリアザイアシリーズの第一作でもある.内容としては最強系主人公の風見雄二が重い過去をもつヒロインたちの問題を解決していくという王道的な展開ながら丁寧な作りが評価を受けた.中でも体験版にも一部収録されていたヘビーな天音の過去編『エンジェリックハウル』は多くのエロゲユーザーの記憶に残った.この後グリアザイアシリーズはメインとなるエロゲ三本に加え,ヒロインみちるを主軸としたスピンアウト『アイドル魔法少女ちるちる☆みちる』加えて,非18禁で世界観を共有している『グリザイア:ファントムトリガー』が低価格帯ながら6作でるなどの人気シリーズとなる.


個人的に外せないのは,Favoriteより『いろとりどりのセカイ』だろうか.「半透明の魔法使い」「傷を癒す代わりに記憶を失う」など本当にエロゲなのか疑うようなポエミーな設定と,二階堂真紅というビビッドな色が奇跡的に調和した最強ヒロインを携えFDが二本でるほどの人気作となった.

低価格帯らしからぬ,整ったシナリオと八宝備仁氏の美麗なイラストが人気なシリーズ『美少女万華鏡』.レベルの高いキャラメイク機能を備えた3Dエロゲ『カスタムメイド3D』などもこの年の発売である.両者はテン年代を通してシリーズ化した.elfより『ボクの彼女はガテン系』も寝取られ系ジャンルの中では名作の一つとしてかぞえられており,続編のようなものも何作か作られた.最近コンプリートBoxの出たCATIONシリーズの第一作『Lovely×CATION』の発売もこの年である.

その他のエロゲー

シリーズもの,老舗メーカーと上げてきたが2011年は単発でも面白いエロゲーが出ていた年でもある.

歴史的に重要といわれているのが,Clochette『カミカゼ☆エクスプローラー!』だろうか.これは直球の萌えゲーであったがかなり売れ,この後のエロゲ業界に少なからぬ影響を与えたとの話を聞く.乳袋x巨乳の絵柄ゆえか個人的にはまどソフトなどの源流のようにも思えてしまう.

新ブランドとしてはSORAHANEの『AQUA』なんかが人気だった.

WHITE SOFT『猫撫ディストーション』もシナリオに元長征木を引っ提げ,皆が大好きな量子力学などのネタなども交えたSFアドベンチャーとして支持を受けた.特にOPが圧倒的なパワーを持っていることで有名である.

↑「どうして猫が人間になれないんだ?」は人生で一度は言ってみたいセリフ

PurpleSoftwareからは『未来ノスタルジア』が出ている.克さんが原画に入るようになった最初の作品で,現在のPurpleのラインの源流となっている気がする.

昨年すば日々を出した,ケロQ/枕からは『いきなりあなたに恋している』がリリースされたが,あまり好評だったという話は聞かない.ただボーカルはな(Metrowing)によるOP/ED群が比較的好評だった気がする.

ういんどみるの『Hyper→Highspeed→Genius』は昨年の汚名返上を果たした.

ALcotより『鬼ごっこ!』の妹が攻略できないみたいなのも微妙に話題になっていた気がする.FDも同年に出ている.

ほかには女装主人公もの『天使の羽根を踏まないでっ』や後にアニメ化することになる『ワルキューレロマンツェ』などが比較的記憶されているゲームだろうか.

2011年にはエロゲーらしいエロゲーの中からもヒットが出ている.『euphoria』はCLOCKUPの名を世に知らしめたカルト的人気を誇る作品だろう.CLOCKUPかなり本数を出しているメーカーであるが,本作の評価は頭抜けて高い.その他にはフルアニメーションで作成に数年かかかったという噂の『sisters~夏の最後の日~』,最近やたらとDMMの広告で見るようになった対魔忍シリーズより『対魔忍ユキカゼ』,タイトル的に強烈なインパクトを持っている『へんし~ん!!! ~パンツになってクンクンペロペロ~』なども登場してそれなりに評価された.

同人からも後に商業化した忠臣蔵の女性化パロディ,『ChuSinGura46+1 -忠臣蔵46+1-』の第一章が出ている.また『狼と香辛料』の作者支倉凍砂率いる同人サークルSpicy Tailsの作った,金融取引をテーマとしたビジュアルノベル『WORLD END ECONOMiCA 』の第一章もこの年である.


炎上

フリーダムな作風や制作体制が許容されているエロゲーには炎上がつきものだが,この年もいくつかの炎上事案があった.

ねこねこソフトの『White ~blanche comme la lune~』は寝取られとも捉えられる描写が厳しい批判を受け,それを受けたねこねこのいつものほのぼの対応が火に油を注ぎ軽い炎上を起こした.

10歳のメインヒロインを筆頭に、実妹ルートに入った途端、何故か主人公が交代し、実妹と恋愛するという純愛ゲーにあるまじき展開があり、極めつけは、「ヨスガにソラってろ」と他会社に喧嘩を売る暴言を吐く始末。
――アニオタWiki ねこねこソフト(2019/05/25閲覧)

あまり正当な批判にも思えないが,このような記述が放置されているあたり当時は相当燃えていたことが察せられる.なおWhiteのボーカル曲『ねこ王国の姫』は名曲なので必聴である(ねこねこソフトの他ゲームでも使用されている.)

倒産話でいうとRococoWorksは『ヴァニタスの羊』をシナリオほぼ未完成の状態で出荷し,倒産してしまった.当時は1000円ぐらいで投げ売られていた気がする.


スマートフォンの台頭
また2010~2015はスマホが本格的に普及を始めた時期でもある.2011年時点での普及率は30%であり,ガジェット好きのオタクたちでは普及率もそれなりに高かったのではないだろうか.

アンドロイド版での美少女ゲームの移植が始まったのもこれぐらいの時期である.Visual Artsは新メディアへの展開が早いが、例えば『Kanon』や『Planetarian』のアンドロイド版がこの年に配信され始めている.(なおKanonはガラケーでも配信されていたりする

またスマホを媒介にヒットしたノベルゲームとしてはこの年にリリースされた『NOeSIS -嘘を吐いた記憶の物語-』が合計100万ダウンロードを記録している.粗削りな文章で旧来のエロゲユーザーから支持を得ているとは言い難いが,小説版や,フルボイスでのリメイク版まで発売するなど,スマホノベルゲームでは随一の人気を誇っている.エロゲー界隈にも多少インパクトがあったようで,2012年の小説版の解説で田中ロミオが「我々の後継者はスマホの中にいました」とまで言っている.

スマホ向けというわけではないが,アイドルマスターシンデレラガールズの稼働もこの年である.現在に至るソシャゲ―・二次元アイドルブームの端緒がこの年ににあったといえるかもしれない.(同年にリリースしたソーシャルゲームとしては『探検ドリランド』や『進撃のバハムート』など.翌年にパズドラが登場することを勘案するとモバゲーGREEなどのソシャゲ―ブームの最終期ともいえるかもしれない)

またこの年の9月にはYoutubeの動画の時間制限が廃止されたりもしている.この当時はニコニコ動画が元気だったのだが,(ニコニコ本社やニコファーレが登場していた頃.)おそらくこの年がYoutubeの本格的な拡大の始まりにも思える.(例えばHikakinTVの設立が2011年だったりする.)

この後ニコニコが衰退する一方で,Youtuber文化はどんどんと大衆に膾炙していくわけだが,こういった現在に至る文化の変化の起点が2011年にあったともいえるだろう.

訃報

『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』『EVE burst error』で有名なエロゲライターの草分け的存在,菅野ひろゆき氏がこの年に死去した.伝説ともいえるライターの死去に多くの人が嘆きの声を上げた.

加えて『AIR』で観鈴のボイスを担当した川上とも子氏もこの年に死去した.

アニメ

アニメでは『星空へ架かる橋』『俺たちに翼はない』『真剣で私に恋しなさい!!』『ましろ色シンフォニー』など大ヒット作が手堅くアニメ化された.この中では,『真剣で私に恋しなさい!!』のアニメ,『ましろ色シンフォニー』のアニメはエロゲアニメにしては珍しく,円盤の方も手堅く売れている.

まじこいは2009年のゲームだが,声優が豪華で制作に一億円かけているなんて言う話もあった.アニメ版もこういった人気を背景にした順当なヒットといえるだろう.


ましろ色シンフォニーは見ていないので何とも言えないが,メインヒロインルートではなかったのが微妙に話題になった気がする.なおOP/EDのAuthentic Symphony/水彩キャンディーが良いのでおすすめ.

『星空へかかる橋』は昨年度売り上げではトップとのデータもあり,アニメ化した.主人公の弟の美少年星野歩がやたらと人気で,抱き枕まで出ていた記憶がある.アニメ版OP『星風のホロスコープ』は名曲.

「俺たちに翼はない」は駆け足ではあるが,原作を再現した?下品な仕上がりになっており,やたらとピー音が入っていることが印象的である.あと10話のED『微笑みジェノサイド 〜Studio Full Mix〜』の謎ダンスが微妙に話題になった気もする

ノベルゲームの枠内でいえば『STEINS;GATE』のアニメが大ヒットした.

虚淵玄

アニメでいえば,この年は虚淵玄の年であった.虚淵玄が原作を務めた『魔法少女まどか☆マギカ』『Fate/Zero』がともに大ヒットした.『魔法少女まどか☆マギカ』は,魔法少女というジャンルや,蒼樹うめの可愛らしいデザインに似つかわしくないハードな展開,「イヌカレー空間」と称される独特な演出,毎話の引きのうまさで話題を博した.まどか☆マギカのループものであったり,魔法少女がひどい目にあったりする展開は美少女ゲームの流れを汲んでおり(また彼がその潮流を作り出してきたのであるが),ゼロ年代(エロゲー)文化の集大成などとも称されることがある.(無論ループだからエロゲみたいな雑な解釈ともいえるが少なくとも虚淵玄がエロゲライターであることは事実なので関連性がないというのは無理筋だろう.)

『Fate/Zero』は『Fate /stay night』の前日譚だが,ufotable の美麗なアニメーションと組み合わさって圧倒的な支持を得た.ここで受けた支持はFate人気を再燃させ,現在の『Fate/Grand Order』の人気を下支えしているだろう.

虚淵玄の成功は一つの契機となり,エロゲライターのアニメやラノベへの進出が進んだ.

加えて,この年はエロゲーの周辺文化に影響を受けた作り手ががメジャー化し始めた年でもあった.『マブラヴ』の世界観に影響を受けたと作者の諫山創が公言しているマンガ『進撃の巨人』が「このマンガがすごい!」を受賞したことや,田中ロミオや王雀孫による影響を公言する渡航による『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』の発売もこの年である.

↑『腐り姫読本』以来の貴重な虚淵玄と田中ロミオの対談が載っていたりする.

大ヒットした『まどか☆マギカ』と『Rewrite』を比較するような記事もあって印象に残っている.Rewriteにもまどマギにも斎藤千和が声優として出ていたりする.

その他

・年末に PS Vitaが発売される.現在Vitaをギャルゲー専用機として使用している人も多いだろう
・『ビジュアルノベルの星霜圏』が出版されたのもこの年である,坂上秋成を中心に編纂された,ゼロ年代の美少女ゲーム文化を総括する貴重な同人誌である.コンテンツには奈須きのこインタビューや,マストプレイなエロゲのレビュー,坂上によるKey作品や田中ロミオ作品の総括などが含まれており,エロゲユーザー必携の一冊となっている.
・美少女ゲームを扱った批評として有名な『動物化するポストモダン』で有名な東浩紀は山本寛と組み『フラクタル』をこの年に出している.作品そのものよりも場外乱闘で有名な不幸な作品となってしまった.
・AKB48の黄金期?『フライングゲット』『ポニーテールとシュシュ』なんかをリリースしていた.テン年代はアイドルの時代であった気もするが,その始まりを象徴している.
・アナログ放送が完全に終了した年.CDのようなアナログメディアが売れなくなっていくのもテン年代の特徴である.

総評

2011年は震災の年であり,あまり盛り上がっていなかったように記憶していたが,データやラインナップを見ると最後の祭りとでもいうべく,数多くの名作,名シリーズが排出された年であった.一方で田中ロミオ×Keyの『Rewrite』やアリスソフトの『大帝国』といった大きな期待を背負った作品が思ったよりも盛り上がらなかったことは,業界の衰退を決定づけるものであったかもしれない.特に若いファン層を取り込む余地のあったKeyがここでコケたのは結構後に引くダメージを残したのかもしれないと個人的には思っている.

すでに衰退の一途を辿っていた美少女ゲーム業界だが,ここから2016年ぐらいまではどんどんと明るいニュースがなくなっていく.実は2011年というのは商業かつパッケージで10万本以上売れたエロゲがあった最後の年であるといわれている.(ソースは2chなので微妙だが,ソフ倫ニュースに関しては誰かが画像を上げており,業界関係者から大きく否定されていることはなかったように思える.)

そしてオタク文化は転機を迎え,アイドル系コンテンツ,スマホなどがオタクの可処分時間のシェアを奪っていくことになる.

(ヘッダー画像は Ryo FUKAsawa 様からクリエイティブコモンズライセンスに基づいて使用しました)(なおこの広告が貼られる様子がhttps://www.nicovideo.jp/watch/1322925687 に上がっていた)

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