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[ Warita00's Eyes ] 子ども食堂6,000カ所超に 2022年7月23日(土) 日経朝刊 P.1

2022年7月23日の日本経済新聞の記事と割田の視点を共有します。

◆ 記事より


「子どもの貧困率」(=中間的な所得の半分に満たない家庭で暮らす18歳未満の割合)は、直近18年時点で13.5%になる(7人に1人

大人1人で子育てする世帯の半数程度が「子どもの貧困率」に該当する

子どもの徒歩圏内に子ども食堂が普及している割合を、「充足率」という指標で表現することがある(各小学校に対する食堂カバー率)
 全国1位:沖縄県 52.9%
   2位:滋賀県 47.7%
   3位:鳥取県 42.7%
   4位:東京都 40.7%
   ※「全国こども食堂支援センター・むすびえ」さん算出

・沖縄は2015年時点で約3人に1人が貧困状態との調査結果を受けて対策をしてきた成果が実った

・行政の後押しがある。滋賀県では助成金のほか、営業許可を特例で免除し、開設のハードルを引き下げる取り組みをしている

・東京都健康長寿医療センター研究所が各都道府県の子ども食堂の数と地域の協調性や信頼関係を測る独自の指標との相関を分析して判明した傾向「コミュニティが醸成されている地域ほど食堂が多い傾向がある」(同研究所副部長さん)

◆ 割田の視点

・身近なところで「子ども食堂」を運営したい、どうやれば実現できるか?、まずはやってみよう!というような試みを耳にすることが増えてきているように感じます。「子どもの貧困率」や「充足率」という言葉の定義を学ぶことで数値化されて状況を感覚的に把握しやすいようになったと感じています。

・「子どもが貧困であるか否かは本人の努力と関係がほとんどないから環境づくりをしてあげたい」「同じ日本に住んでいて、未来ある子ども達がお金がなくて食べられない、誰かに気を使って食べることができないというのは見て見ぬふりはできない」そういった背景から活動に協力する方は多いように感じています。

・行政の協力を仰ぎ、また社会の善意が活動を広げていく傾向にあること、とても喜ばしいことだと感じています。

・私が最近見かけた子ども食堂の件を2例ご案内します。
茨城県の境町の取り組み
◇ 企業の寄附をベースに、またペイフォワードともいうべき誰か1人ひとりの善意を寄附として蓄積させて、それを子どもたちに還元する動きです。

◇ 割田は、この活動が「貧困で苦しむ子ども」に限定しておらず「子どもは誰でも」対象にしている点に共感しました。子ども達こそ自分たちの未来であり、そこにお金持ち貧しいというのは関係ない、ということだと理解しています。その分お金を使うから、だから「みんなで積極的に支え合おうよ」というメッセージを発せられていると感じました。

②祖師ヶ谷大蔵「g麺」さんの取り組み
◇ 子どもと連れ添いの大人に呼びかけている企画です。2022年8月7日(日)、今週末の話です。よければご参加ください

2022.08.08の子ども食堂企画


◇ この企画は祖師谷の3商店街合同の企画のようですが、なんと企画者以外の参加は「g麺」さんのみであるそうです。商店街という地域との共存を模索するコミュニティでこのような「冷たい」反応を聞いて耳を疑いました。何をしてよいか分からない、など様子見しているというような話を聞きますのでこれからの活動活性化が楽しみでもあります。
◇ g麺さんはこんなお店です(by SmileMenu)

・私が感じることは2つあります。

①食べることなしには何も始まりませんから、「食堂」を子どもたちに開放する、というのは最初の一歩であると思います。一方で、「子ども食堂」という言葉が先行してまるで食堂だけがこのようなサービスである、というようなイメージも形作られているように感じます
上記祖師ヶ谷大蔵のウルトラマン商店街よろしく、飲食店だけではなくて、理髪店だって、お肉屋さんだって、クリーニング屋さんだって、みんな何かしらできるのではないかしら?と感じるところもあります。まずは飲食、ということであれば、飲食業以外のお店がカンパする、でも良いはず。
例えば、『このチャーハンは、「〇〇商店さん」の寄附で提供されています。というような日があっても良いのではないかと。誰かが誰かを助ける働きの在り方はもっと自由であっていいし、その方が楽しいのではないでしょうか?

②誰かに何かして「あげる」ということはとても、心地の良いものなのでしょう。子ども食堂もその心の働きの1つの表れであるように思います。
一方、私が想うのは「自分が変わる」ということも、大きな社会貢献になるのだという感覚が広がると良いように、ということです。いつもclubhouseなどでお伝えしていますが、「モノゴトを知らない大人」が多すぎることがこの社会が息苦しく、つまらなくなっている背景である、と私は考えています他者に寛容であるもなしも、まずは「知ること」から始まります。「知らない」から目に入らないのです。その結果、理解することも、当然ですが行動することもできない。そういったオトナが多いこと。自分もその1人であると自覚して謙虚に改善していくこと、「知ったうえで」「行動を変えていくこと」。他人ごとではなく、自分ごとにする、ということはつまりそういうことの積み重ねなのではないかと感じることが多い日々です。私自身何も知らないことを自覚して、もっと多くのことを知り、学び、行動に移していきたいと考えています。

みなさまは、どのように感じ、考えられましたか?

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