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【読書日記】1月に読んだエラリー・クイーンのこと

皆さんどうも、ぜとこです。 昨年に読んだ『十日間の不思議』に衝撃を受けてからエラリー・クイーンにどんどんハマって来ています。1月はDMSSで『Yの悲劇』の読書会が開催されたこともあって、それなりにクイーンに触れる機会も多かったので、読んだ作品を軽くまとめておこうかなと思った次第。 ●『悪の起源』 1951年の作品。これの前が『ダブル・ダブル』なので、時期としてはライツヴィル代表作の後ということになるでしょうか。 ××××の構図や終盤の怒涛の展開など、中後期のクイーンらしさ

    • 私の連城三紀彦短編ベスト10

      連城三紀彦ファンの会員ぜとこによる短編ベスト10です。大好きな作家なので、正直10作では収まりきらないです。その時の気分によって変わるかも……。 1.「花虐の賦」(『宵待草夜情』収録) 連城短編の最高傑作。奇想・技巧・筆力すべてが完璧で、初めて読んだ時の衝撃は忘れ難い。 2.「桔梗の宿」(『戻り川心中』収録) 切なくも愛おしい。ヒロインが語り手の背に言葉を投げつけるシーンが美しすぎます。 3.「花緋文字」(『夕萩心中』収録) 花葬シリーズで1番エグい。凄惨な衝撃が読者に

      • 京極夏彦『邪魅の雫』 読書感想文

        皆さんどうも、ぜとこです。 最近Dミスでブログを作り直そうということで、過去に書いた記事を載せ直します。新しいのもまた書けたらと思ってます。 内容は京極夏彦さんの『邪魅の雫』の感想です。途中からネタバレしますのでご注意を。 ●あらすじ 江戸川、大磯で発見された毒殺死体。2つの事件に繋がりはないのか。小松川署に勤務する青木は、独自の調査を始めた。一方、元刑事の益田は、榎木津礼二郎と毒殺事件の被害者との関係を、榎木津の従兄弟・今出川から知らされる。警察の捜査が難航する中、ついに

      【読書日記】1月に読んだエラリー・クイーンのこと

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