わさび

はじめまして。 4歳の孫と暮らす49歳のばばです。ばばとしての思いとか、孫のあれこれ。…

わさび

はじめまして。 4歳の孫と暮らす49歳のばばです。ばばとしての思いとか、孫のあれこれ。書いていこうかなと思っています。 自分の子育てとは違うけど、変わらないものもあったりして。 戸惑うおばあちゃんたちの意見も聞いてみたかったり。 とりあえず、始めてみます。

最近の記事

正解を、探していた

これは、本当は誰かに聞いてほしいくせに決して口に出せない、ひとりごと。 私はもうすぐ50歳を迎える。 「お前みたいなのは人間として最低だな」 「いいか、俺のしてやったことを一生忘れるなよ」 「お前みたいなやつがいくら口で偉そうなことを言っても誰も聞かねえよ」 「自慢じゃないが・・・まぁ自慢に聞こえたっていいが(笑)俺はどこに行ってもまた来てくださいと言われるんだ。お前みたいに誰にも選んでもらえない人間とは違うんだからな」 ・・・今日、父親から浴びせられた言葉だ。

    • こっちは何?

      この夏、ゆんは急激に昆虫に興味を持ち始めた。 おかげで家の観葉植物たちにはセミの抜け殻がたくさん留まっている。 バッタもたくさんつかまえた。 食玩やガチャ、バスボールのフィギュアも虫かごに詰め込まれた。 ・・・そんなゆんに、本物のカブトムシを見せてやりたい。 じいちゃんとばあばが早朝から出かけ、見事オスメス1匹ずつゲットしてきた。田舎はすごいねぇ。 大人たちの期待以上に、ゆんは歓喜した。 「カブくんが来たよ!僕のおうちにカブくんが来てくれたよ!」 じいちゃんは

      • 一番最初に。

        ゆんがようやく文字に興味を持ち始めた。 私自身、3歳の誕生日を迎える前に自分の名前をひらがなで書けていたし、 娘たちにもそんなに困った記憶がない。 だから少々焦っていたのだ。 文字を書くどころか、何て書いてあるのか聞いたりとか、大人が書くのを真似するとかいうこともせず、文字に全く興味を持ってくれなかったのだ。 それが最近になって急激に文字を覚えたがり、書きたがるようになったのだ。 お友達にも、自分の名前を書ける子が増えてきたからかな。 「ねぇばば。どうやって書く

        • たぶんそれは売れない。

          子供にせがまれでもしない限り、絶対に外になんか出ない。そんな日。 じりじりと照りつける太陽、湿気を含んだぼんわりした空気。 しかたなく「公園に行きたい」と言うゆんと外へ出る。 お昼には帰る約束で遊び始めたが、本人も暑さにやられたのか、「そろそろ帰ろうか」の私の言葉にすんなり頷いた。 帰宅してお風呂に入れるといつも通り裸のまま遊び始める。 着替えを用意したママの声がする。 「もう、ゆん!いつまで裸でいるの!ちんち○取っちゃうよ!」 ばあばがぼそっと言う。 「そん

        正解を、探していた

          憧れは安室さん!イマドキ!

          ゆんは仮面ライダーが大好き。 目が覚めれば変身!している。 僕はタケル!泊さん!翔太郎!モモタロス!日々なりたいライダーに変身している。 しかし最近は。 「僕、安室さんだから」 今流行の名探偵コナンの登場人物、安室透氏である。 ゆんが安室さんに憧れたのは、喫茶ポアロで安室氏が作るサンドイッチがきっかけ。 安くて美味しいと評判のポアロのサンドイッチの秘密を探ろうと、商店街のパン職人が安室氏を尾行する話を見てからだ。 (ちなみにゆんは、ありえない高さから、ありえな

          憧れは安室さん!イマドキ!

          どうしよう。働ける気がしない。

          仕事を辞め、空っぽになった自分に気がついてからどれくらいたったのか。 本当に何をしていいのかも何をすべきなのかもわからないし思い浮かびもしなかったが家を追い出されそうになったので、ひとまずコンビニのバイトに出てようやくひと月が経つ。 一度はやってみたかったのと、田舎のコンビニは慢性的な人手不足だからまぁなんとか雇ってもらえるだろうと簡単な考えで始めた。 ひと月経ってもまだ出くわさない業務もあるし、当然まだまだなのに、もう私の悪い癖が出てきている。 ・・・楽しくない。

          どうしよう。働ける気がしない。

          星に聞いてみたいとき。

          今、私は空っぽなんだ。 いくつか前のnoteに書いた。 こんなに空っぽで、どうしたものか、何をしたらいいのか。 こんなに空っぽになったのはおそらく初めてだと思うが、似たようなことは以前にもあったようだ。 こういう時、「占い」と名のつくものに惹かれていくのだ。 これからどうなるのか、何が起こるのか、ずっとこのままなのか。 占い師さんには申し訳ないが、そんなことわかるわけない、「当たる」わけないと思っている。 今はネット上にそれこそ星の数ほど占いが転がっている。

          星に聞いてみたいとき。

          カワイイ VS カッコイイ

          4歳になる頃からゆんは「かわいい」と言われるのを嫌がるようになった。 それまでは「ゆんはかわいいなぁ」ってだっこしたり頭をなでたりすると照れたように、でも嬉しそうに私の顔を見ていた。 でも、ある時「かわいい」と言ったら急にほっぺを膨らませて、 「かわいいって言ったらぶっとばすからな!オレはカッコいいんだ!」 ・・・かわいくて笑いを堪えるのに必死だった。 「そ・・・そっか、ゆんかっこいいよね」 ご満悦。鼻ふくらんでるわ。 かわいい、じゃなくて、かっこいいのね。しか

          カワイイ VS カッコイイ

          いつかそこが空いたとき。

          ゆんの好きなモノ。 アンパンマン、わんわんから始まって、ぬいぐるみ、おままごと、戦隊や仮面ライダー、ドラえもん。 スティッチやパスカル、カードキャプターさくら、名探偵コナン。 公園のすべり台、ブランコ、電車で行くおでかけ、ばばの車。 ガチャにガンバライジング、某YouTuberさん。 家族のお手伝い。我が家の愛犬わーちゃんとのお散歩。 ・・・挙げ切れないくらい、好きがいっぱいだね、今。 このたくさんの好きが今のゆんの心の中にひしめき合っていて、いつの日かこの中の

          いつかそこが空いたとき。

          4歳児の理由。

          え?どこかにぶつけたっけ? 気づいたら私の膝下5㎝あたりに、大きな目ん玉みたいな痣が出来ている。 500円玉より少し大きいだろうか。 見つけた時にはまだ「あれ?色変わってる?」程度だったのに、今朝見たら真っ黒大目玉になっていた。 そばにいたゆんに「ねぇねぇ、見てー!ばばの足にこんなの出来ちゃったよー」と見せた。 いつもならゆんは家族の切り傷や擦り傷を見て、「ちょっと待ってて!僕がシール貼ってあげるから」と絆創膏を出してきて、「もう大丈夫だからね」って言ってる。 ば

          4歳児の理由。

          感じる、思う、考える。

          私はこう思うの。なんて言葉に出来る段階では、もう既に処理しきれないほどのことを感じてしまっている。 私の考えはね。なんてまとめる頃には、感じたことは溢れかえって流れ出してしまっている。 何も感じなくなればもっと楽なのに。 もしくは、こんなにいっぺんに降ってくる何かを大急ぎで処理できるような優秀な脳だったらよかったのに。

          感じる、思う、考える。

          ばばのお悩み・・・燃え尽きたのか、空っぽになったのか。

          単刀直入に言おう。 ・・・何もやる気が起きないし、やらなくちゃ!っていう焦りもない。 生きていかなきゃいけないし、ヤバい状況なのにもかかわらず、だ。 先のことなんて何も決めず、蓄えがあったわけでもなく、普通に考えれば何て考えなしのアホなのだが、それでも、とにかく今辞めなければもうこのままなのだ、と思って10年勤めた職場を辞めた。 辞めてから丸2か月が経ち、ようやく気付いたことがある。 何もやる気が起きないし、何もしないことを焦りもせず、もうダメかも・・・なんて絶望も

          ばばのお悩み・・・燃え尽きたのか、空っぽになったのか。

          逃げるのか、戦うのか。

          ゆんと戦隊ショーを観に行った。 現在放映中の『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』。 実は私の中では前作の『宇宙戦隊キュウレンジャー』で戦隊モノは終わっていて(ごめんね)断然仮面ライダー派なので気が進まなかったが仕方ない。 愛しのゆんが行きたいと言うのだから。 今日のステージは完全自由席だから、早めに行っていいポジションをゲットするつもりでばばは張り切っていた。 しかしゆんは・・・ 「僕、後ろで観たいからゆっくりでいいよ」 ・・・出た。出たわ。後

          逃げるのか、戦うのか。

          今も変わらぬ思いを。今日だけ言わせて。

          今日はちょっと長い独り言を。 私の仕事は酒屋のお店番です(笑) この時期、クリスマスやら忘年会、更には新年会まで、皆さんお酒を飲む機会が多くなることと思います。 皆さんにとって、お酒はどういう存在ですか? 私にとっては、一番近くにいてくれて、誰にも話せないことも話せる親友のようであり、 美味しい一杯のために頑張るぞーっ!っていうパワーの源であり、 涙の訳なんて聞かずに黙って抱きしめてくれる恋人であり、 ほんの一口で癒してくれる魔法の水であり・・・ そう、私にとっては、で

          今も変わらぬ思いを。今日だけ言わせて。

          ほんのひとこと。

          ゆんは食事のとき、突然椅子からぴょんと降りて走り出すことがある。 食事よりも優先したいことが出来ちゃう4歳児。 「もういいの?」 「うん、もういらない」 「まだ残ってるよ?」 「だっておなかいっぱいだもん」 「じゃあ《ごちそうさま》でしょ?」 「・・・ごちそうさま!」 私はゆんに対して母親ほど細かいことは言っていないつもり。 でも、いつもこの「ごちそうさま」についてはやかましく言ってしまう。 食事が出来ること、食事を用意してもらっていること、食事によって体

          ほんのひとこと。

          一生の間に人が受け取るべき愛情の量は決まっているのか(2)

          ゆんには父親がいない。 私はゆんに必要な愛情を与えられるのだろうかと。 今、ゆんを見ていて感じる。 ゆんは、この世に敵などいないと思っている。ゆんの考える「敵」は、ドーパントやロイミュードだ(;´・ω・) 自分を傷つけたり否定したりする存在がいるなんて思っていない。 いつかゆんに「敵」が現れたとき、私の愛情や家族との思い出がゆんを奮い立たせ、戦い、支え、癒すことが出来るのだろうか。 ゆんに必要な愛情の量を満たしてやれるのだろうか。 そう信じて、ゆんのことを心から

          一生の間に人が受け取るべき愛情の量は決まっているのか(2)