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「恋」

その声のかけらが嵐となって
私の季節を塗り変える

どんな道も羽根も植物も
紙のように剥がれ落ち
高鳴る胸の、生命の根源的な予感する

仮初めに満ち満ちた
うつくしいひとよ!

舞い散る木葉らが 露わな肌色の光吸う
いま 目蓋の裏を熱くて透明な雫垂る

Thank you for your reading!