「変遷」
空はゆっくり、ゆっくりと
ピンク色に燃え上がり
まるで糸で吊るしたように
鳥が旋回している
時折り夕が頬を伝う
下げ忘れた温度について
思い出すように 味噌汁をとく
神が窓を開け 匂いを混ぜる
誰かが世にふれた音(ね)に
きみがはっと気づく
人はゆっくり、ゆっくりとその影に
成り代わっている
Thank you for your reading!
空はゆっくり、ゆっくりと
ピンク色に燃え上がり
まるで糸で吊るしたように
鳥が旋回している
時折り夕が頬を伝う
下げ忘れた温度について
思い出すように 味噌汁をとく
神が窓を開け 匂いを混ぜる
誰かが世にふれた音(ね)に
きみがはっと気づく
人はゆっくり、ゆっくりとその影に
成り代わっている
Thank you for your reading!