久々に病院に行ってきた。

今の進捗としては、採卵→体外受精まで終えて、あとは胚移植の日を決めるだけなんだけど、月経周期が正常そうだったので、自然排卵周期で生理が来たら９日目に診察して、卵子の育ち具合を見ながら移植日を決めようというふうになっていた。

ところがどっこい、全然生理が来なくて、40日目くらいに来たんだよね。それで1ヶ月以上ぶりの受診となったわけなんだけど、生理が来てから９日目の割に内膜が厚くなってないのと、卵胞が全く大きくなっていなかった。一方で大きめの丸い影みたいなのがあって、先生からは嚢胞がありますね、と言われた。

生理が遅かったのは排卵がうまくいかなかった可能性がある、このまま移植しても黄体ホルモンが十分に出なくて、妊娠に至らないかもということだったので、自然排卵周期での移植は諦めて、次の周期でホルモンを補充しながら移植日を決めることになった。あと、嚢胞を消すためのホルモン剤を処方されて、次の生理が来たら３日目に受診するように言われた。

ということで、またまた胚移植までたどり着かずに見送りに…年明けてから全然進んでない！という焦りと、この調子だと移植は年度末か年度始めになって、仕事がとても忙しい時期と被るなという不安でちょっとブルーな気持ちになった。

人事異動のタイミングももやもやさせる要素の１つ。私が務める会社は年度始めに人事異動と昇任の発表があって、私は異動対象者にも昇任対象者にもなっている。

面談で異動は希望しなかったんだけど、上司からの昇任推薦の話は断らなかった。昇任してすぐに産休に入ったらチームに迷惑がかかるだろうという気持ちもある一方で、いつ妊娠するかわからなかったから。

いつするかわからない妊娠のために、昇任のチャンスを逃したくなかった。もし一度断ってしまったら、次のチャンスは１年後ではなく何年も後かもしれないと思うと、折角推薦してくれるのであればそれに乗りたいと思った。

でも今は昇任したいという気持ちよりも、不安な気持ちのほうが大きい。推薦されたからといって必ず昇任するわけではないけど、昇任したら今よりも確実に仕事の量もストレスも増えると思う。そんな中で、今までのように頻繁に休みを取って妊活を続けられるのかな、と思うとちょっと無理な気がする。

女性がキャリアを積みながら妊娠・出産をする難しさを、改めて自分事として捉えている。世の中の女性たちは、どうやってこれを乗り切ったんだろう。乗り越えられるバイタリティが私には不足している。