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僕が仕事で「成果」を出すこと以外に大切にしてること

どんな仕事でも仕事で成果を出すのは当然の話。そんなことは社会人なら誰だってわかってると思うので、今更それについてあえて言うことはない。

成果を出すための考え方や行動なんかは、僕よりもっとすごい人たちが語ってるので。

僕には仕事(クライアントワーク)をするときに成果を出すこと以外で大切にしていることがある。それは何かというと、クライアントの悪口や陰口を言ったり、小馬鹿にした呼び方をしないってこと。

過去の教訓から思うことがあって、今回はそんな話。

僕が会社員の頃に、上司や先輩がクライアントのことを「あいつ」呼ばわりしたり、あだ名呼ばわりしていたことがあって。自分のことではないとはいえ、それを聞いてるだけでかなり不愉快だった。(プライベートでも好きじゃないけど)

あまりに何度も言ってるもんだから、見るに耐えて忠告したことがあった。それも1回ではなく、何回かね。忠告をした直後は収まったけど、残念ながらまたしばらく経つと元通りに……。これの繰り返しだった。

僕は、いかなる理由があっても、クライアントやお客さんのことをけなすような呼び方はダメだと思っている。悪口も同様に。

これが組織で上の立場に立つ人なら尚更。(もちろん下の人もね)
なぜなら、それは後輩や部下など下の人にも伝播し、またさらに下の人にも……という悪循環が生まれるから。

人をバカにする言動というのは、どこかでバレるかもしれない。実際に、上司がクライアントの陰口を言ってるタイミングにクライアントから電話がかかってきたことが何度かあった。耳に入ってもおかしくない状況だった。

僕がクライアントの立場なら、その企業(人)とは絶対に契約をしないし、仕事も依頼しない。そんな人のことを信用なんてできないし、重要な仕事を任せたいと思わない。

人の悪口を聞きながら仕事をしていて、果たして気持ち良いだろうか?そんな人が上司や先輩なら、その人のことを尊敬できるか?僕には無理だった。

気しないって人も中にはいるだろうけど、僕のように一定数気になる人もいる。もちろん、お客さんが全員良い人とは限らないし、僕だって「お客様が神様」だとは思ってない。

たとえクライアントやお客さんでも、間違ってることがあれば伝え方には配慮しつつ、言葉を選んだうえで言うべきことは言うべきだと思ってる。

だから、嫌なことや不快なことがあったからと言って、悪口や小馬鹿にするようなことを言っていい理由にはならない。ましてSNSに書くなんて言語道断。そこはグッと抑えるところ。

僕も会社員の頃は5年間法人営業をやっていて、良くも悪くも色々な人に出会ってきたし、中には合わない担当者もいた。

僕が前職で担当した企業で、早口でまくし立てるような物言いで、言い方がキツい担当者がいた。正直、イラってすることも何回もあった。

ただ、それは心の中で思ってるだけで、実際に口に出して悪口やバカにするようなことは言わなかった。

僕は「成果を出しさえすれば、何をしてもいい」とは思わない。もちろん、仕事だから成果にこだわるのは大切というか当たり前の話で、過程より結果が重要なのは間違いない。これに関して異論はない。

僕が言いたいのは、仕事で成果にこだわりつつも、同時に人間性も高めていくことが大切だってこと。これには会社員もフリーランスも関係ない。

特に、組織で人の上に立場の人や、フリーランスでクライアントワークをやってる人は大切だと思う。自分もまだまだなので、偉そうなことを言える立場ではないけど。

仕事は楽しいことばかりや綺麗事だけじゃないし、明らかに相手が間違っていたり、言い方がキツかったりすれば、感情的になる人の気持ちも理解できる。

でも、そこは感情的にならずグッと堪えなきゃ。感情的になり、誰かと悪口や陰口を言って発散するのは、子供と同じというか、いい大人がやることじゃないなと。それに、アンガーマネジメントができるのも、ビジネススキルの一つなのだから。

お互い気持ち良く仕事をするためにも、僕自身言動には気を付けたいし、これからも大切にしていきたいと思ってる。そんなお話でした。

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