5月9日 呼吸の日
普段は、呼吸について意識することはあまりないとおもいます。
心臓がずっと動き続けているのとおなじような感じなのでしょう。
意識していないと息を忘れてしまうのだとしたら、眠ることもできなくなってしまいますから。
リラックスしているときは、深くゆっくりと呼吸しているように感じます。
緊張していたり、気持ちに余裕がないときは、呼吸は早く浅いように感じます。
呼吸が浅いとますます、気持ちに余裕がなくなるのに、なんでなのかな?って不思議におもいます。
たしかに、一瞬の緊張状態だったり、とっさの動作のときは息を止めていることがありますが、ごく短い時間だからできることなんだとおもいます。
緊張状態や危機を回避したあと、ゆっくりと呼吸をすればよいわけなので。
ところが、じりじりといつまでも続くのかわからない、緊張や不安にとらわれるといけませんね。
いつのまにか呼吸が浅くなって、息苦しくなります。
そんなときは、意識的にゆっくりと呼吸するようにしています。
まずは息をぜんぶ吐ききってから、空気を吸って肺に酸素を取り込むイメージです。
不思議なもので、ゆっくりと深呼吸を繰り返していると焦っていたり不安だったりイライラしている気持ちもいくらか和らぐのを感じます。
深呼吸するだけで焦りや不安やイライラが勝手に消えてくれたら一番良いのですが、なかなかそんなに簡単にはいきません。
それでも、気持ちを落ち着けて仕切り直し、取り組むためのきっかけにはとても効果があるようにおもいます。
ひさしぶりに、自然のなかでただぼんやりと景色を眺めながら深呼吸、ただただリラックスして呼吸したいなあとおもいました。
こういうとき、一瞬だけど自分というものが消えているような感じがして好きなのですよね。
(きょうも一日、おつかれさまでした)