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落ち込むのは、前に進もうとしているから。


私の好きなアーティスト・コブクロの歌詞に
こんな一節があります。

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
長い助走に疲れて しゃがみ込んだ場所に
土をかぶった 踏み切り板がのぞいてた

チャンスの実ぶら下げた 木の下で口を開けて
待ってる奴らにはなれない 何度でも 探そう

(コブクロ「ONE TIMES ONE」より)
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

しゃがみ込んでしまうのは、
それまで自分の足で走ってきたから。

つまずいて転んで、初めて見える景色のように、
落ち込んで、立ち直って、初めて気がつくこともある。

落ち込むのは、前に進もうとしているから。

何かに失敗して落ち込むことや、
すぐに立ち直れずに悩み続けることもあります。
そうした状況では、それまで以上に実力も発揮できず、
他の人が普通にこなせることが、なぜ自分に出来ないのかと、
悲観的になることもあるかもしれません。

誰に相談して良いのかも分からないとき、
責任感の強くて優しい人ほど
一人で抱え込んでしまうように思います。

落ち込んでいる自分の姿を見せたくない。
周囲に心配をかけたくない。
自分の問題は自分で何とかしなければ。

できる限りの努力をするのは素晴らしいことです。
自分で解決したいと思うのは立派なことです。

ですが、そうして心が疲れてしまうと、
本来なら解決できるはずのことまでも
出口を見つけられなくなってしまう。

もし今、壁を乗り越えられずに悩んでいる人がいたら、
ぜひ、こう考えてみてください。

「落ち込むのは、前に進もうとしているから」


失敗するのは、挑戦しているからです。
転ぶのは、歩いたり走ったり前に進んできたからです。
壁にぶつかるのは、先へ進もうとしているからです。

そもそも、
前に進もう、高みを目指そうと思わない人は、
失敗しても大して落ち込みません。

状況を変えようと努力しない人は、
自分の力不足を嘆いて悩んだりしません。

もし今、何かにつまずいて苦しんでいるのなら、
それは前に進もうとしている証です。

最大の失敗は「挑戦しないこと」。

挑戦なくして成功はありえない。
そして、挑戦には失敗が付きもの。

落ち込めているなら、大丈夫です。

このままではいけない、何とかしたい。
そう思うのなら、恐れずに挑戦すればいいです。

必ず、背中を押してくれる人がいるはずなので。

目の前にチャンスの実が見えているなら、
ちょっと手を伸ばしてみませんか?

伸ばした手が届かない悔しさは、
手を伸ばした人にしか分からない。

木の下で待っているだけでは、
いつまでもその実は落ちてきません。

勇気を出して手を伸ばせば、
チャンスがつかめるかもしれません。


疲れたら一休み、そしてまた立ち上がればいい。


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