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450*それぞれの状況の中で出来ること

忙しいと、周りが見えなくなる時もある。

AIさんの「大切なもの」という曲の中で、
“余裕がなくて見えてなかった、気づけなかった、人のせいにして”
という歌詞を時々思い出す。

なんで自分だけ。

周りが見えないと、自分のことで精一杯でどうしてもそう感じてしまう。

あの人は楽しそうでいいな。そう感じて羨ましくなることもある。

でも本当は、みんなそれぞれに事情を抱えている。
本当は辛くてしんどいかもしれない。それでも誰かの前では笑っていたり、平気なように振る舞っているのかもしれない。

人は思いのほか本音を言えない生き物。

私は余裕がない時、なぜか全く別のことをしようとしたり、今やらなくてもいいようなことをしてしまう癖がある。本当はやらなければならないことが分かっているのに、それに取り掛かるのが億劫だったり不安だったりして、つい後回しにしてしまう。

だからか、周りの人からは余裕があるように思われてしまうらしい。本当は人一倍余裕がなくて内心ハラハラしていたりする。結局締め切りギリギリで焦って色んな人に助けてもらう羽目になる。

出来ない、とはっきり言えばいいのに、誰かにお願いされるとつい引き受けたくなってしまう。半分は見栄っ張りかもしれないし、どこかで自分は役立たずだと思っているから、頼ってもらえることが嬉しいのもある。学生の頃も、吉野さんは頼み事を断れない、と同級生に心配されたことがある。

断る勇気も時には必要。

それぞれの状況の中で、それぞれの方法で出来ることを頑張っている。

自分らしく頑張ればいいし、必要なときは愚痴をこぼしてもいいと思う。何でも相談できる人がいるのは心強い。そういう人の繋がりを広げられたらいい。

それぞれの状況の中で、今できることを少しずつでも続けていけば、必ず良い結果につながるはず。

明日も良い一日になりますように。


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