三年ほど前から映画をよく観るようになった。元々映画を観るタイプではなく、有名なものもスルー（もったいなすぎる！）し続けてきたのだけれど、ちょうどその頃舞台観劇にハマっていたこともあり、ライブビューイングやらなんやらで映画館に足を運ぶようになったのだ。
　自然と予告やフライヤー、壁に貼られたポスター等が目につくようになり、映画情報を集めるためのアンテナが私の中で新設され、気が付けばどんどんと映画館で過ごす時間が増えていった。

　本格的に映画沼に足を掴まれるきっかけになったのが、クリストファー・ノーラン監督の『ダークナイト』。ちょうど『TENET』の公開を前に、ノーラン監督の過去作品のリバイバル上映が行われていた。

　家族に誘われほいほいと付いていき、あまりの衝撃にノックアウト。『ダンケルク』『インセプション』と追いかけ、最新作『TENET』の美しい友情でトドメをさされたわけである。（ちなみにノーラン監督で特に好きな作品は『TENET』『ダンケルク』『メメント』）

　そうしている間にもMCU作品を何の事前知識もなくちらほらと見始め（当時シャン・チー/テン・リングスの伝説やエターナルズが劇場公開されていた）、予告で気になった『スパイダーマン：ノー・ウェイ・ホーム』を観るために大慌てでフェーズ1から履修を開始（まだ全作見れてないが……）し、2022年にはすっかり映画館の住人になっていたのである。

　観る本数が一気に増え、せっかくなので何を観たかメモっておこう、あと感想も……とつらつらと書き連ねているうちに、気が付けばメインのメモが四万字を超え始める始末。もはやこれだけで本一冊できるんじゃ？　とふと思い至り、2022年に観た映像系の記録として同人誌でも作るか〜〜！とうきうき算段を立てていたものの、結局作らなかったのでnoteに流すことにする。

　あと、ふせったーに投げていた映画の感想を順次まとめてnoteに移し、倉庫代わりに使いたいというのもあり、気力が尽きない限りは多分これからちょこちょこ更新していくと思う。

　素人ながらの感想だけど、「分かる〜」の共感や「いやいやいや」の突っ込みなど、思い思いに楽しんで頂けたらいいなと思う。