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ライブハウス

2023年8月11日(金・祝)
渋谷のライブハウスに赴き、ストイック高校さんと流田Projectさんの対バンライブを見に行って来ました。
行って思ったのは、やっぱライブハウスでライブを見ることって良いですね。なかなか普段の生活では味わえないような高揚感というか何というか。
鉄道ファンとかだとあまりライブハウスでバンドのライブを見に行くみたいな文化もなかなかないと思うので、何でこういったライブハウスに時々行くようになったのかを記しておきます。

私は元々は小中学生の頃から太鼓の達人が好きで、よくプレイしていたが、当時の太鼓って基本的には客層が子供で、高校生になってもやるものじゃないみたいな雰囲気だった。
そんな中、高校の友達がDrumManiaをやっていて、これならカッコいいから面白そうだなと思ってゲーセンでDrumManiaをやり始めたのが、まずバンドという文化と触れるきっかけだ。
ただ、普段バンドの音楽を聞くという習慣はなく、特に好きなアーティストがいるわけではなく、音楽といえばDrumManiaでプレイして聞くものみたいな感覚だった。
ただ、中高生の頃はアニメは好きで良く見ていたので、アニソンは知っているものは知っているけど、一般的に有名なアーティストの曲は全然知らないみたいな境遇だ。
DrumManiaを趣味でゲーセンでやるようになったのは2006年、それから約8年経ち新社会人となった2014年。
「天ノ弱」という曲がある。これは2011年に発表された超有名ボカロ曲だ。
これがDrumManiaに収録されたのは2014年。ボカロ曲も知っているものは知っているが、大半は知らなかったのでDrumManiaで天ノ弱を初めて聞いた。
これは流石の名曲、ゲーセンで聞くだけではなく実際に音源を聞いてみようとYouTubeで検索。
そうすると、もちろん本家の動画もヒットしたが、気になる動画がある。「バンドで『天ノ弱』演奏してみた」との動画。
ゲシュタルト崩壊さんというカバーバンドが演奏しているという動画だが、ボカロ曲を実際に演奏するという発想がなかったので、この動画の存在は大変驚いた。動画のクオリティも高く、この動画は今でも再生され続けて200万再生されている。
そして、ボカロとアニソンは同ジャンルのような存在なので、有名なボカロ曲の他にも同様にアニソンのカバーも多数動画がアップされていた。
ただ、アニソンカバーバンドというのはやっている人がかなり少ない。バンドマンってなんとなくカッコいいイメージで、アニソン好きな人というのはバンドマンと正反対のイメージだろう。恐らくその通りであるため、わざわざバンドでアニソンをやろうという人は滅多に現れない。
当時もまともに活動していたのは数組程度だったように思える。
そしてそのゲシュタルト崩壊さんが2014年の夏にライブをやるとのこと。新宿のライブハウスで開催とのことだった。新宿のライブハウスなんて今までの生活では足を踏み入れることなんて全くなくて、入口の前まで来てもビビって帰ってしまいそうな場所だが、アニソンだからきっと私みたいなオタクでも入れるはず、と突撃。
初ライブハウスなのでどんな風に盛り上がるべきかもよく分からず苦戦したものの、楽しい時間を過ごすことができ、世の中にこんな場所があったのかと感動した。
各バンドともにワンマンでライブをするほどの知名度ではなかったため、今回のライブで出演されているストイック高校さんを始めとした他のバンドもライブハウスで対バンとして出演しており、そこで存在を知るバンドが多くあった。

その後も、ゲシュタルト崩壊さんとストイック高校さんの動画は好きだったので出演するライブはよく見に行った。特に、2015年のバス会社での仕事がキツかった頃は彼らの曲を聞くことが良い気分転換になり、何とか仕事もやっていくことができた。
そんな中、2016年にゲシュタルト崩壊さんは解散。
バンドで食っていくことが難しいというのは何となく分かるだろうが、事実その通りで、なかなか長く続くバンドは少ない。
当時から活動しているバンドで今も活動しているのはそれこそ今日見に行ったストイック高校さんと流田さんくらいではないだろうか。

2017年にYouTube活動を始めた私は2017年に名古屋でのストイック高校さんのライブに行ったのを最後に、ライブからは遠ざかる。さらに2020年以降は世間情勢により、ライブハウスでのライブができなくなる。
そこからの今日のライブである。ストイック高校さんは今では登録者45万人の超大物投稿者だが、2017年当初ももちろん大人気だったものの、名古屋でのライブは首都圏組が来づらいからか、思ったより観客が少なかった。
ちなみに私の初期の動画で町田から名古屋に新幹線回数券で行く動画があるが、それはストイック高校さんのライブに行くときに撮った動画である。
この時のライブが観客が少なかったため、普段は人見知りで一人でライブハウスに行って一人で見て帰ってたところを、出演者さんや他のファンの方と話をする機会ができて交流することができた。
やはり社会人になって同じ世界に閉じこもっていると見える世界は狭まるなというのは元々思っていたものの、だからといって何か行動を起こすわけでもなく、またYouTube関連で知り合った方々も基本的には交通に詳しい方々なので、本当に私と関わる方は交通に詳しい方々というのを崩す数少ないきっかけがこのライブだった。

そしてその名古屋のライブで話した方々のTwitterのアカウントは知っているので、久々に再開できたらなという思いも抱きつつ今回のライブに参戦。無事に5年半ぶりに再会してお互いの変化に驚いたり少し話をすることができた。

また、肝心のライブ自体も大変盛り上がり、流田さんのライブも8年ぶりくらいに見たが、盛り上げ方がかなり上手く、これで満足せずに帰る人はいないだろうという最高のライブだった。

やっぱり時々ライブハウスに行くことは刺激になり良いことだろう。私の元同僚がアニソンではなく普通にロックバンドをやっており、彼の曲も大変良い曲で、ライブハウスで直接聞きに行きたいと思いながら行けてないので、今年中にこちらも挑戦しよう。

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