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「あの時のわたしとまちとワタシタチ。'24」の話

自分では当たり前すぎて、気づいていないことって誰しもあると思っていて、そんな気づきがあった時に新たな発見とかが嬉しかったり誇らしかったりすることってありますよね?
未経験者だから見えることがあると思って、そんな話を今回も書きますね。へーって読んでください。

ひとあそびスクール講師だった梢さん(福富)脚本で同じ講師のなっちゃん(永井美月)が、高校の同級生達と昨年上演した演目をリメイクして今度再演するんだと聞いたのは、ゆれていた3月。「はっぴいえんど を教えて」の稽古中だった。

え、5月?ってすぐやんと思ったが、どうも一緒に演じたいメンバーのひとりが遠くへいく(正確には移住)ことから始まった話らしく、また私の役目は役者としての出演ではなく「音響とか手伝って欲しい!」という軽いノリのオファーだった(結果セリフも少しあったが)ので、そんなに気にしてはなかった。だいたいちゃんとした設備(サンプラーとか)持っていないし、Bluetoothスピーカーで曲を流す程度なら、とOKしていた。

ひとあそびスクール『HAPPYEND』が終わり、変わらず色々抱えて突っ走る梢さん。4/中旬頃に脚本がちゃんとまとまらずうんうんうなっていた。ひと月切ってますけど...

Xでみた。
4/22初稽古。え、あと2週間ですけど...

でも多分この人たちはやってのけよる。
特別な訓練を受けた方々はやってのける。
心配いらない。
そう思ったのはオーボラ企画の時の経験かもしれない。


この時も遠方に住んでいて直前にしか稽古に参加できなかった人も、最終的にはきちんとしっかりと役を演じていた。
大事なのは本番で、そこにピークを持ってこれる能力を持っている。
そんな感じがしたから。かな?

自分ならムリだしやです。心配過ぎる。
多感な高校の3年間(2.5年?)、部活として毎日のように演劇をして来た人と自分とでは場数と経験が違う!のでしょう。
(のちにもっとソレを思い知ることになる)


昨年の初演の映像も見せてもらって、なんとなく全体像を掴めた気がした。脚本を読んでいるだけではわからないところがリアルになって、こりゃあ素敵な劇になるぞ、と思った。

流す曲に関してはここでコレ、アソコでこれ、と明確に指定があったが、何度目かの稽古を経て1曲差し替えがあった。これは役者の提案から。
そう、この劇、脚本担当は福富梢であるが、演出はみんなで話し合って工夫して作っていくスタイルだった。部活時代の名残り?
これはどう?アレは違う!とみんなで言いたい放題。それを受け止め取り入れ、良い方に変化していく劇。
それを側で見ていた。

その飽くなき探究心と作り込み(主に動きや見せ方の部分)が、なんと、聞いてよみなさん

開場直前

まで続くわけ!!!
凄いなこの人たち。
そんでこーしよあーしよ、こーして!あーして!を「わかった」で、やっちゃう。

スゲーなー

でした。

(昼休憩はしっかりとってカレー食べてるしよ)


音響担当としては、iPhoneのミュージックだけで乗り切りましたので、難しいことはできませんでしたが、効果音データを集めて"重ねて(これがなかなか出来ないのかも)"、喫茶店に入る時の音を作ったのはお褒めいただきました。(ガチャチリンチリン...バタチリンね)

まあ、色々良い経験をさせていただきました。

あとプロジェクターを使った演出や、最小限の照明設備で影を魅せるなんて素敵なのもね、知れて良かったです。

以上、かな。

経て

ありがとうございました。
楽しかったです。

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