ぷにおという名のぬいぐるみに捧げる曲『ぷにお』を作りました。こちらから聴けます。↓                          

【経緯】

ある日の朝のことでした。

ベッドの上、寝ぼけたまんま、いつものようにぬいぐるみの「ぷにお」を抱き寄せて、そのまあるいボディをなでなでしようとしたそのとき……

ウワーーーーー！！！

ぷにおのおしりのあたりに、小さな茶色いぷつぷつとした汚れがついているではありませんか！

パッと見ただけでも二十はありそうな小さなぷつぷつ。ぬいぐるみにとって染みは致命傷です。いったいいつから？どこで？なんの染み？もし取れなかったらどうしよう……

不安で心はよじれていきます。どうしよう、気づかなくてごめんね、ごめんねぷにおちゃん……

ぷにおの身を案じる私の目からは涙が溢れ出ていました。大切な人が傷付くことがこんなに悲しいなんて、ぷにおがいない人生だったら気が付かなかったかもしれない。それくらい、こわくて、心配で、たまりませんでした。

結果からいうと、茶色いぷつぷつは水をたっぷり含ませた布で簡単に拭き取ることができました。だけどあのときの心配、不安、どうしようという気持ち、それだけは本物で、余韻はいつまでも心の中に残っていました。

拭き拭きしてすっかりさっぱりしたぷにおを胸に抱き、手のひらで背中をかるくぽんぽんしながら、子守唄のようなものを口ずさみました。

そのときに出てきたのが、この歌です。

ぷにおという名のぬいぐるみに贈る曲『ぷにお』

ぷにおが生まれてきてくれて
本当に よかったな
ぷにおが この世に来てくれて
本当に よかったな

ぷにお ぷにお
かわいい ぷにお
ぷにお ぷにお
いとしい ぷにお


ぷにおが 与えてくれたもの
わたしは 忘れない
ぷにおの やさしい その笑顔
わたしの この胸に

ぷにお ぷにお
かわいい ぷにお
ぷにお ぷにお
いとしい ぷにお


（作詞作曲・綿生しあの）

メロディがどことなく中華風になったのが面白くて気に入っています。ぷにおちゃんはベトナム出身なので（タグに書いてある）、どことなくアジアを旅してきた空気感をまとっているのかもしれません。

ふざけて古き良き中国っぽさ増し増しで振り付けをして踊るのもまた楽しいです。

お気に入りのぬいぐるみにテーマソングが出来ると、とても嬉しいです。抱っこしてぽんぽんしながらずっと歌ってしまいます。

ぷにおちゃん一族のぬいぐるみはこちらからお招きできます。

以上、お読みいただきありがとうございました。🐥🥒