見出し画像

ギリホリはハッピー?


30歳で日本を飛び出しました

30歳。このままずっと仕事を頑張るのにもすこし限界を感じていた矢先、コロナも落ち着きはじめ、ワーホリもラストチャンス。ここで行かないときっと後悔すると思い、オーストラリアにきた。いわゆるギリホリである。そして8ヶ月がたった。

きてよかったなって思う。
日本では気がつけないことにたくさん気がつくし、見れない景色もたくさんみれる。人見知りの私でも日本じゃ出会えなかったであろう人たちにも出会えた。 

それに社会人として結構経験を積んでからのワーホリなので、意外と何か起きても冷静に対処できちゃったりして、あれなんかサバイブレベル上がってるかも、、!なんて思えることも多くてこれまでの自分を少し認めてあげられたりもする。

だからもう30だし、、と思ってワーホリを躊躇している人がいるのであれば今だからこそ来てみてもいいかもと私は思います。

今の暮らし方

オーストラリアに来てからホームステイしたりシェアハウス住んでみたりジャパレスで働いてみたりいろいろ経験しました。

今は日本企業のお仕事をリモートでしながら残りの時間でワークエクスチェンジをして暮らしています。
ワークエクスチェンジとは、だいたい1日に2〜5時間程度のオーナーのお手伝いをする代わりに無料でおうちに無料で住まわせてもらえるというもの。Helpxやworkawayなど有料のサイトでオーナーとヘルパーのマッチングが行われています。
オーストラリアだけでなくいろんな国にホストがいて、日本にもいるようです。

今はワークエクスチェンジの二軒目、オーストラリア人のおばあさんの家にお世話になっています。
1日2時間、家の掃除や家事を手伝うかわりにお部屋を貸してもらっています。

2時間の間はきっちりがっつりお掃除するし厳しい時もあるけど、英語がまだ不十分でたまに指示をうまく汲み取れない私にも基本やさしいです。お年寄りならではのきちっと感や気難しさも時折あるけどそれもまたいい経験です。

最初は3日だけの約束できたけど、雨の日に代わりに洗濯物を取り込んで畳んでおいたら喜んでくれて1週間延泊させてもらえることになりました。できることは自分から積極的にやることは大事。

ギリホリならではのチャンス?

そんなおばあちゃんとおしゃべりをしていたときのこと。
どのくらいヘルパーの申し込みがあるか聞いてみると、すごい量が日々くるらしい。
今は日本人とフランス人のワーホリが多いとのこと。

おばあちゃんはこれまでもかなりのヘルパーを受け入れてきたなかで、若すぎる子とのトラブルもあったらしく、アラサーを中心に受け入れてるとのこと。たくさんの中から選んだのよ!と言ってくれてちょっと嬉しかった。
前に部屋を貸してもらっていたオーナーもmatureであることが受け入れの条件と言っていて、もちろん若くてパワーのある人や専門性のある人を受け入れたいオーナーもたくさん見かけますが、ホームステイの場合は年齢が逆にアドバンテージになることもあるんだな〜と思えた瞬間でした。

あるべきワーホリの過ごし方とは

出稼ぎ文脈での露出が多いワーホリですが、外貨はほぼ稼がずにこんな過ごし方をしてる人もいます。こっちにくるとファームに行ってセカンドビザをとる人を多く見るけど、私はこののんびり生活を1年したら日本に帰るつもりです。
ワーホリの過ごし方がこうでなきゃいけないなんてなくて、ただ一年は働きながらホリデーしていいビザがあるだけ。自分で良い形を見つければいいのです。

結論ギリホリできたわたしは今もハッピーだけど、残りの期間もう少し自分の殻を破って英語でもっとコミュニケーションとれたらもっとハッピーだな。たまにAre you happy?って聞かれちゃうくらいにはまだ肩に力が入ってる時があるようです。
いつか日本に帰ったらホスト側も経験してみたいな。日本に居続けたらこんな経験や目標にも出会えなかったはずと思うと本当に来てよかった。引き続きゆるくがんばります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?