今週のテーマは、「休息と呼吸」。

息を休めると書いて「休息」、あなたは心身を休める時に息（呼吸）を意識しているでしょうか？

リラックスしている時の呼吸、緊張している時の呼吸、運動後の呼吸など、毎日意識せずとも続いている呼吸を大きくふたつに分けると「浅い（早い、乱れている）呼吸」と「深い（ゆっくり、整っている）呼吸」があります。
身体を動かしたり、緊張すると浅い呼吸になり、リラックスしていたり、余裕があると深い呼吸になる。まずはこれに注目して自分の呼吸を観察してみましょう。

確かに呼吸は無意識でも続いていきますが、私たちは意図して呼吸のテンポ（速度）をコントロールすることもできるのです。
緊張したり冷静になりたい時に深呼吸することや、呼吸をグッと堪えて集中する方法をなぜか私たちは知っていて、小さな頃から誰に教わるでもなく自然と行っています。これに「意識」を付け加えれば、もっと効率的にリラックスした状態を作ったり、逆に集中する場面をしっかりと自分で定めることができるわけです。

まずは、休息のためのゆっくりとした呼吸から。
呼吸が跳ねていると休むものも休まりません。大きく空気を吸い込んで、しっかりと吐くことを意識しながら自分の呼吸に集中してみましょう。