見出し画像

【ビクトリアの滝】ザンビア旅行記Day3-4

Day3

朝イチでビクトリアフォールズのツアーを申し込んでいたので、6時くらいに起床、とりあえずステーキを焼いて食べた。宿からビクトリアフォールズまでは10km前後なので、タクシーで移動する。宿の人に事前に聞いていた通りの値段で、まったくぼったくりとかもなく、いよいよ欧米ナイズされてきたことに感動するとともに、一抹の寂しさを覚えた。

朝ご飯。骨の中がおいしかった。

ツアーの出発地点につくと、救命胴衣を着て小さなボートに乗り込む。全部で8人ツアーに参加しており、僕ら以外6人が欧米人、うち3人は欧米スーパー美女で、緊張して、ツアーを100%楽しめるかどうか不安になった。ボートで滝直前の中州のリビングストンアイランドに行き、そこからはなんと川を泳いで滝まで向かう。流されたら落差100m超えの滝に落ちて死ぬので、コースロープが設置されていた。

今回のツアーで申し込んだのは「デビルズプール」というアクティビティだった。エターナルプールてきなノリで、滝の落ちる直前のところで泳げるらしい。プールって言うくらいだから何かしら整備されてるのかなと思っていたが、到着したらマジでたまたま岩がいい感じにあってプールっぽくなってるだけの場所で驚いた。普通に死亡事故とかもあるらしい。

とはいえ、流石にちゃんとしたツアーで(2時間弱で125ドルもした)モダナイズされているので、適当に泳いでいいよ〜みたいなことはなかった。プール手前の岩場に座らされて、順番に名前を呼ばれる。スマホとカメラを渡して、一人ひとり撮影タイムを設けられる恰好だ。滝が落ちる直前のところに座ったり寝転んだりするのをサポートしてくれて、写真を何枚も、素晴らしいものを撮ってくれた。もっとオーガナイズされてない自由な感じの方がいいなとか思っていたけど、滝の下を見たらマジで死ぬ高さで怖すぎたので満足した。滝の水しぶきで虹がかかっており、素晴らしい景色だった。

下を見て、落ちたら死ぬことを確信した。
画面外でガイドが足を掴んでくれている。

滝にはドクターフィッシュ的な魚がいて、水に入っていると足をつついてきた。普通にくすぐったいし結構怖かったが、やけに1人だけ騒いで関心をひいている人がいた。欧米爆美女だった。「魚が怖くて水に入れないの」と言うと旦那さんが、「大丈夫、すぐに慣れるさ」と。水に入れば甲高い悲鳴をあげ、「今のは僕の手さ」と旦那。おいおい勘弁してくれよと思っていたが、この後がすごかった。

彼女が呼ばれ、写真を撮る番になったが、何やら立ち上がらない。明らかにゴネている。彼女の主張を簡潔にまとめると、
①今は虹が出ていないので撮りたくない 
②太陽が再び出るまで後回しにしてほしい
旦那は、「今は君のターンだよ。今行かなきゃダメだ。」と言っていた。

写真を撮りはじめると、モデルばりのポーズを決め出す欧米美女。なんと晴れてきて虹も再び現れた。「今までで一番綺麗な虹だ!」と旦那。完全に美女の取り扱いを心得ている。自己効力感120%の美女とそれを完璧にドライブする旦那に天晴れだった。

そのあとは別のスポットで撮影をした後、オシャレ朝食を食べて終わりだった。滝の落ちるところで押すなよ押すなよポーズをして撮ると、他の欧米人がみんな真似していた。Japanese Comedy 素晴らしい。

ツアーが終わりあたりを散策すると、ジンバブエ国境の橋をどうやらビザ無しで無料で渡れるらしいことを知った。普通にビクトリアフォールズに入ると50ドルくらいした気がするので、無料ならラッキーと思いそちらに向かう。12月は乾季なので水量が少なく、滝自体はあまり見られなかったが、下流でラフティングをしている人と、バンジージャンプをしている人が見られたので満足だった。橋の上にはジンバブエドルを売っている人がいたので、100億ジンバブエドルを含む5紙幣を6ドルで買った。流石に1兆ジンバブエドルは30ドルくらいするらしいのでやめた。

リビングストンに戻り、アイスを食べ、お土産が並ぶマーケットに行った。なんかアフリカに来て初めて普通に観光している感じで、楽しいとともに、減りゆくお金が悲しかった。マジで将来はめちゃくちゃ金を稼いで、時間的な余裕も持って、奥さんか友達と来たい。ビクトリアの滝周辺には、川沿いに側面が全部ガラスのロッジみたいなのがあって、羨ましかった。

マジで美味いタイプの牧場とかにあるやつ
将来絶対ここに泊まります。一泊10万円〜

宿に戻ってステーキを食べ、プールのそばで日光浴をしながらNoteを執筆した。結構暑いが、暑くなってきたらプールに飛び込んで一瞬泳いで、また寝そべった。最高のリゾート地だった。夜もまたステーキを食べて、大大満足だった。しかも夜は、にんにくとりんごと玉ねぎをすりおろしたやつにレモンを絞ったステーキソースをかけて食べたら、幸せすぎて涙が出そうになった。

Day4
朝は6回目くらいのステーキを焼いて食べ、プールで泳いだり紅茶を飲んだりしてからゆっくり出発した。この日、ボツワナとの国境を越え、国境付近のカサネという町を目指す。ゾウの生息数No1のチョベ国立公園のサファリツアー拠点になる町だ。距離で言ったらだいぶ近いので、今日も一日のんびりできるなという感じだった。ザンベジ川を越えて国境に入ると、マジで何もなくて、客引きも、露店も、両替すらできず、結構困った。ザンビアからボツワナに入ると一人当たり年間GDPが5倍以上に跳ね上がるので、いよいよ本格的に雰囲気が変わってくるなと感じた。今回ザンビアに来た目的はビクトリアフォールズだけだったが、次回は首都のルサカにも行ってみたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?