アニソンをあまり聞かない人との会話で「なるほど」と思ったことがありました。
シンガーソングライターやバンドは基本的にはセルフプロデュースというか、自分たちで曲を作って世に出しますよね。海外でももちろんそう。
片やアニソンは、作詞家や作曲家が作った曲を歌手や声優さんが歌うことが非常に多い。
なのでアニソンを長く聞いてるとクリエイターに目がいく時がくる。「いい曲だなぁ、この人か！」とか「この人が作ってるのか、知らない人が歌ってるけど聞いてみようかな」とか。

普通にバンドとJ-popとか洋楽とか聞いてても、その視点はあまり生まれないんですよね。

そんなわけで
アニソンに限らず、クリエイターに目がいくようになりました。好きな楽曲制作者も何人かいます。その中で今回は1人ご紹介です。

上田剛士さんです。
全然アニソン違う。笑
取り上げておいてなんですが、基本情報は知ってるつもりですが如何せん世代でしはないのでご容赦いただければと思います。。。(弱気)

現在活躍する数々のバンドに多大なる影響を与えた伝説のバンドTHE MAD CAPSULE MARKETS(以下、MAD)のベーシスト。現在はソロプロジェクト"AA="として活動中。というか基本情報はググってくれw
最近行ってないからわかりませんが、ヒステリックパニックというバンドの登場SEはMADの"CHAOS STEP"という曲だったりしますね。

しかしながらAA=の好きな曲くらいは貼っておく。

ゲストボーカルにホイホイされてるだけじゃん！！
否定はできない。しかしボーカルはもちろんだが、この音が好きだ。

最初に上田さんを意識したのは多分これ

椎名林檎さんが様々なアーティストへ提供した楽曲たちをセルフカバーしたアルバム「逆輸入〜港湾局〜」に収録されている「渦中の男」という曲。
元々はTOKIOに提供した楽曲です。
何気なくこのアルバムを聞いていたら２曲目に突然目が点になった。
椎名林檎のアルバムで聞くサウンドじゃない！！なんじゃあ！！と思って調べて納得したわけです。知って改めて聞いたら、もう圧倒的上田剛士サウンド。

この音をどう表現、言語化するのが正解なのかわかりませんが。ヘヴィなデジタルロックな音であり、音がめちゃめちゃ絡まり合ってどこか不協和音のようにも聞こえる。それが心地良い。。。

そんなサウンドは改めて有名にしたのは間違いなくこれでしょう。

BABYMETAL「ギミチョコ！！」
MAD時代に世界に注目されていたこの音が、改めて世界に解き放たれた曲かと思います。
この時すでにベビメタは日本でも知名度が上昇した頃でしたが、この楽曲が出た時の盛り上がりは凄かった。すでにキラーチューン的楽曲はある中でこの楽曲の破壊力は凄まじかった。。。

もともとヘヴィな楽曲をリミックスして圧倒的上田剛士サウンドにすることによって、やはり天才、、、！！と思わせた1曲がこちら

今まさに世界で活躍中、Crossfaith
配信限定リミックスアルバム
「FREEDOM Remix」に収録されている
「Diavolos
(TAKESHI UEDA [AA=] Remix)」
もともとヘヴィで攻撃的でCrossfaithの楽曲の中でもライブ特化の枠に入る楽曲ですが、上田剛士サウンドになることによって攻撃力３倍増しって感じです。イントロから全開でワクワクしてたら一気に持って行かれて一気に終わる感じですね。最高。

この音を聞いてるのが心地良いと思うのです。

と、こんな感じで
バンド界隈で活躍している方でもクリエイターとして活躍して思わぬ方と共作していたりすることもあるかもしれない。
アニソンアニソン言ってますが、アイドルとかジャニーズも、ソロ歌手の方とかも楽曲提供していただいて活動してる人はたくさんいます。調べてみると、自分の好きな曲ほとんど同じ人が作ってるじゃん！なんてこともある。クリエイターに目を向けて楽しむのもまた一興です。

最後に最近驚愕した曲。
キャラソンながら、上田剛士サウンドに乗って歌う田村ゆかりさんの曲を載せてさようなら。