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Wax Poetics Japan No.21

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完売号。巻頭特集は永遠のロックスター、プリンス。殿下のミネアポリス・サウンドを支えた逸材たちの独占インタビューも掲載。
表紙と巻頭特集は永遠のロックスター、プリンス。モーリス・デイやジェシー・ジョンソンなど、殿下のミネ… もっと詳しく
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永遠のロックスター、プリンスについて今まで知られていなかった事実を、側近が饒舌に語る

永遠のロックスター、プリンスについて今まで知られていなかった事実を、側近が饒舌に語る

 ジェームス・ブラウンの敏腕ツアー・マネージャーとして業界にその名を知らしめたアラン・リーズは、プリンスのアルバム『1999』のツアーに、マネージャー代理として呼ばれた。ほどなくして、プリンスの側近の1人としてのポジションが固まると、アラン・リーズは現在の妻グウェンと共にミネアポリスへと引っ越し、プリンスの専属マネージャーとなった。その後、プリンス&ザ・レヴォリューションが革新的なアルバム『Pur

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ザ・ルーツのドラマー、
クエストラヴが語る、プリンスがヒップホップである33の理由。

ザ・ルーツのドラマー、 クエストラヴが語る、プリンスがヒップホップである33の理由。

クエストラヴの本職はドラマーだが他にもtwitterのユーザー政治的扇動者、歩く音楽百科事典、伝説のバンド=ザ・ルーツの創立者の1人、アメリカのトーク番組『Late Night with Jimmy Fallon』のバンド・リーダー、そして大のプリンス・マニアという様々な顔を持つ

33 ReasonsWhy Prince Is Hip-Hop

なぜプリンスが “ヒップホップ” なのか?

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プリンス・ファミリー、ザ・タイムの重要メンバーであり、ソロでも成功を掴んだギタリスト、ジェシー・ジョンソン。

プリンス・ファミリー、ザ・タイムの重要メンバーであり、ソロでも成功を掴んだギタリスト、ジェシー・ジョンソン。

 憧れのスライ・ストーンや、可愛がっているディアンジェロらとジャムをしつつ、現在も音楽活動を活発に続ける彼は、プリンスを中心に確立されたミネアポリス産ファンク・ロック・サウンドを軸にして、今なお進化し続けている。

ROCK STARクールな時代の象徴Jesse Johnson

 2008年に5枚目のソロ・アルバム『Verbal Penetration』をリリースしたギタリストのジェシー・ジョン

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プリンス・ファミリーを語る上で外せない重要バンド、ザ・タイム。リード・シンガーであるモーリス・デイの独占インタビュー。

プリンス・ファミリーを語る上で外せない重要バンド、ザ・タイム。リード・シンガーであるモーリス・デイの独占インタビュー。

モーリス・デイは、80年代のR&B、特にミネアポリス・サウンドを代表するアイコンの1人だ。最初はドラマーとしてデビューし、その後、ザ・タイムのフロントマンとして活動するようになった彼は、プリンスを中心に発展していったムーヴメントのキーパーソンであり、並外れた存在感を放つ努力家でもあった。そののち、“紫の陛下”の陰から独り立ちして、彼はシーンを牽引するアーティストの1人としての地位を確立した。

B

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GAGLEの一員として日本のヒップホップ・シーンに重要な足跡を残すDJ Mitsu The Beatsへインタビュー。

GAGLEの一員として日本のヒップホップ・シーンに重要な足跡を残すDJ Mitsu The Beatsへインタビュー。

 GAGLEの一員として日本のヒップホップ・シーンに重要な足跡を残すと共に、ソロ・アーティストとしても数々のアルバムを発表しているDJ Mitsu The Beats。世界的にも名の知られるDJ/トラックメイカーである彼が、新しいソロ・アルバム『Beat Installments』を発表した。

Beat InstallmentsDJ Mitsu The Beats

ビートに宿る無限の可能性

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レアグルーヴの代名詞ノーマン・ジェイ。その濃密なDJ人生について大いに語ってもらった。

レアグルーヴの代名詞ノーマン・ジェイ。その濃密なDJ人生について大いに語ってもらった。

ノーマン・ジェイがいなければ“レアグルーヴ”という単語も、アシッド・ジャズも、ロンドンから発信されてきたクラブ・カルチャーも存在しなかっただろう。幼少期からDJに興味を抱き、70年代からニューヨークに通って、かの地のクラブ・カルチャーを体感した彼は、ヨーロッパ最大のストリート・フェスティバルであるノッティングヒル・カーニバルで伝説的なサウンドシステム、Good Timesを立ち上げた。

Rare

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