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【ワーママの叫び】父親だって、家族のために働き方を選んでいいじゃない!

6歳と3歳の男児を育てながらローカルなシティホールで働くミドサーです。
固定された働き方と自己成長に疑問を感じ、4月から転職することに決めました。
と同時に、同い年で同業の夫も転職活動をしています。

私が転職を報告した時に、義父から言われた言葉があります。
私たちの時代(現在65歳)はある意味、よかった。高度成長期で賃金は年々上がり、終身雇用も保障されていた。だからこそ、自分は単身赴任を続け、妻が家庭で子どもをしっかり育ててくれた。
でも今の時代は長く続く経済の停滞で共働きでないと家は買えないし生活が安定しない。共働きであるからには、子どものことも助け合わなければならないと。

確かに。
これまでの画一的な考え方(男は外で働き女は家庭を守る)の時代から、多様性が認められるようになってきた今、いろんなことが変わり始めていると思います。
でも、周囲では時代の流れに合わせて変わりきった人ばかりではなく、昔ながらの考えを持ち合わせた人もたくさん溢れています。
そんな中で働く、現代のワーパパ達。わが夫もその中の1人です。

夫も、このステレオタイプに日々立ち向かいながらも子どものことは妻に任せっきりでいいのか?自分も子どもとの過ごし方を考えて働きたい!と思っているようです。
転勤、単身赴任、長時間労働、、ひと昔前の社会で働く人たちにとってこれらは当たり前のことかもしれませんが、私は当たり前ではないと思います。
リモートワーク、フレックス勤務など、時代の波とテクロノジーの進化も相まって、働き方は多様化しています。子育て世帯は共働きであることも多いので、母親だけが子どものことを考えればいい、父親だけがひたすらに働けばいい、では乗り越えられない現実があるからです。
だからこそ、それぞれの家庭で、どういうバランスで働くか、子どもとどう関わるかは、主体的に選び取っていくことも可能だと思うのです。
私の夫は、受け身ではなく、働き方も自分で選びたいと転職に反対する実母に訴えています。

毎日朝から夕方まで働いて、保育園や学童に預けることを否定はしません。これらの施設は、なんらかの理由で子どもの保育ができない人たちのために整備されている社会福祉の一環であるからです。
必要性が認められる人は使う権利があるのです。そして、その施設は安全な保育をしっかりやってくれていると感謝しています。私も働いている以上全く頼らないわけではありません。でも、これらの福祉施設では私が望む子ども達の過ごし方を全て叶えてくれるとは感じないので、自分の働き方を調整してでも、子どもと過ごす時間を増やしたいと思っています。
それは、夫も同じです。母親はその点において、まだ社会から理解が得られやすいけれど、父親まで同じようなことを言うと、あなたはしっかり働きなさいよ!といった雰囲気を出されることもあると思います。なぜなら、男性だから。父親だから。
でも、男性でも父親でも、家族のために転勤しなくていい、単身赴任しなくていい、リモートで働けるなど、働き方を選びたいという考えもひとつの選択肢として受け入れられていいのではないかと思います。

多様性が認められつつある時代。選択肢も増えつつあります。ただ、少数派が選ぶ道には、周囲に受け入れられないたくさんの試練があるのが現状です。でも、私たちは夫婦で乗り越えていきたい。大事な大事な自分たちの家族のために。仕事は人生の目的ではなく手段だから。うまく使うほかありません!

最近、長男が発表会のために練習しているセカオワの名曲から、今の私に響くフレーズで締めくくります。

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「世間」という悪魔に惑わされないで。
自分だけが決めた「答」を思い出して。
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街を抜け海に出たら、次はどこを目指そうか。
僕らはまた出かけよう、愛しいこの地球(世界)を。
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