岸政彦『断片的なものの社会学』を手にとった。

かつて確かに存在していた人達の煌めきが、散りばめられている。

間を縫って、筆者がぽつりぽつりと語りだす。都市の夕暮れに佇む、寂しげな影のような言葉たちだ。

自分と少しだけ似た響きを感じて、胸が詰まる。これからの旅路を、想う。
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