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和久裕子
2021年4月1日 19:09
とある日のこと、神保町の古本屋街で古本のいい匂いに釣られていたら「我が闘争」という本を見つけた。中を見たらドイツではなく角川の匂いだけが激しくした。前置きはともかくその本が欲しい。本音から言うとドイツの方が欲しかったのだが、ドイツの方を読んで洗脳された人は、角川の方のに洗脳された人より洗脳度が高かったであろうから(ドイツの国全体が日本の角川書店読者人口より多いかは甚だ疑問が残るが)自分は読む
2021年7月26日 21:25
中野駅でめちゃくちゃに罵声を帯びせられてた路上で弾き語りしていた女性を思い出す。彼女は確かに歌が上手いとはいえなかった。でも心の中で密かにエールを送っていた。そして今になってあの時どうすればよかったのかがわかった。「がんばれ！」そう言って私もそこで歌えば何かが変わったと思う。私は路上ライブなんて考えただけで次の日起きるのが辛くなる有り様になってしまった。今やったら恥をかく。でも若い頃でも同じ
2021年8月15日 00:05
分離不安なのだろうか。私は不特定多数との付き合いが苦手である。突然話しかけたりして驚かれる。コミュ症を告白したラジオのパーソナリティーは背中にもみじ型の平手打ちを通行人にしてもらう企画で何やらコミュニケーションのコツを得たのだそうだが。私は早速通行人にお願いしてみたら、パーソナリティーではなくパーソナルスペースの問題でどつかれるかもしれないがもしかしたら今より周囲との関係は改善するかもしれない。だ
2021年8月19日 06:17
東京の喧騒から逃れたくて、しかし東京にしがみついた結果、よりディープな東京に住み着いてしまった事に気づいた時は後の祭りであった。そこは密かなる芸能人のアジトであったのだ。その街がどこかはあえて伏せておこう。そこに住み着いた結果、なんだか余計な悲しみを自分も背負う事になった気もするし、何か気になる風景や人物がそこにゆかりがあったり通ってたり。テレビと現実がぐっと近寄り、そこと距離を取るのがやや難
2021年10月1日 09:35
変な思考ってわかります？自分はよく「変だ変だ」と言われて「変じゃないのに、本当はこうじゃないのに」とか「どこが変なんだろう」と思う事が多くて何が変なのかについてはちゃんと考えても整理してここがこうだから変だと記憶する事が何故か殆どありませんでした。まあ普通そうですよね、なんて思うわけですが。「変」って「恥」みたいに感じることが多いし、「変」を個性として活かそうとするにも漠然とした「変なカン
