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切れた糸は戻らない。

コロナで精神ズーン

新型コロナの影響により、在宅時間を過ごす人が増えました。
SNSをみると、在宅時間を豊かにするために、料理をしたり、ゲームをしたり、新しいこと・色んなことに挑戦する人達が増えました。

2020年4月。ボクも新習慣を始めました。筋トレ、新資格取得、読書、noteなど。
どれも楽しく「時間がない汗」と思う様になり、AM1:00就寝・AM6:00起床の生活を約1ヶ月続けていました。

そんな生活を続け、20日目。
自分が悲鳴を上げている事に気づきました。
「もうおらの身体もたんよ。」「ちょっとは休憩しよう。」
声は聞こえていたにも関わらず、無視しました。

プツン

30日目。
「プツン」何かが切れた感じがしました。
切れたものが何かは分かりません。しかし、直感的に「あ、これきれちゃいけないやつだ。」と思いました。
動悸もしてきて、怖くなりました。
「んま、早く寝れば治るだろう。」と思い、眠りました。
次の日、目覚めると動悸が続いていました。そして、布団から出るのが「怖い」と感じました。
食欲もなくなり、友達と約束していたオンライン会話も断りました。
「死にたい」と思う事も何度かありました。

母と実家暮らしをしていて、母はボクの異変にすぐに気づきました。
母に「なんかおかしい」事を話しました。話すまで3日くらいかかったと思います。(プライド高男)
「今は休む期間だね。」「食べたいもんいっぱい作っとくわ」など、優しい声かけをたくさんしてくれました。
振り返ると、母のおかげで救われた。と、いっても過言ではありません。


糸が繋がった(仮)

どこかのタイミングで、糸が繋がりました。
多分、母・それから対面で会った友達に話して、自分の中で抱え込む必要がない。と気づいたからだと思います。

一度糸が切れて以来、朝起きたら、不安になる・動悸がする事は、正直今でもあります。
たぶん、糸が一度切れたら結び直しても元の状態には戻らないんだと思います。でも、結び直した自分の糸がどのくらいの太さかを知る。どこまで耐えられるものかを知る事はできます。

拝啓〜プライド高く、弱い姿は見せたくない方へ〜

ボクが、プライドが高く、自分の弱い姿は見せたくない。と思う人なので、めちゃくちゃわかります。てか、拝啓自分への手紙です。

話を聞いてくれる味方は、たくさんいます。
誰でも、なんなら部屋の壁などのものでもいいので、自分の中から出す。という事をしてください。

そして、自分の糸が切れる前に、自分の限界を知る。
そして、限界を超えそうになったら休む。それが、どうしてもやらなきゃいけない仕事だったとしてもです。
精神や体を壊してしまっては、何もできません。そして、その後も何もできなくなってしまう可能性もあります。

「やばそう。」と思ったら休む。
そのために、自分の限界を知っておく。日頃から無理をしない。
体と心を大事に生きてきましょ!


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