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子ども支援で、大変だったこと

こんにちは。
浅草で人力車を曳いています、中野優介です。
吉兆屋WAZAOGIの代表をしています。

今回は、子ども支援をするにあたって、大変だったことについて書いてみます。


谷あり谷あり

第1回の子ども支援を開催するまで、スムーズに事が運ばれたかというと、実は全くそんなことはありません!

吉兆屋WAZAOGIを構想して約3年。
子ども達に「こんなに楽しいことがあるんだ!」と感じてほしいという想いで、支援させていただける団体様や支援先を模索していました。

そこで強く感じたのが、いくら探しても全然見つからない!ということでした。
インターネットで “子ども 支援” “子ども支援 東京” など、あらゆるキーワードで検索しても、解決の糸口が全くできません。(検索が下手なのかもしれませんが)

だったら、自分の足を使って探そう!と思い、子ども支援をしているイベントに足を運んだり、直接会ってプレゼンテーションをしたり。
すると、その場では「いいですね!やってみたいですね!」という反応が。
ただ具体的な話になると、今までの反応や熱量が明らかに変わるのが感じ取れました。

こういうことを繰り返していく上で、自分の中で“支援したい側にも大きな壁があるんだ”ということが分かりました。

金銭での支援・モノでの支援を受け入れているところは多くても、体験(コト)での支援を受け入れてくれるところは、圧倒的に少ないんだなと実感しました。

私自身、保育士として働いたり、世界中の保育園を回ったり、旅行をしたり、人力車をしたり、体験(コト)することの大切さを身をもって実感しましたし、子ども達にとっても凄く大切なことだと強く感じています。

だからこそ、とても残念に思い、失望し、やるせない感情になりました。

転機が!

そんなことを繰り返していると、転機が訪れます。

それは台東区役所に行った時でした。
この日は、台東区役所に支援させていただけそうな団体様はないか、相談をしに行きました。

専門の課へ向かい、職員さんに支援や事業内容についての説明を一通りしました。
しっかりとした態度で話を聞いてくださり、そして返ってきた第一声が
「ご紹介できる支援先は知りませんね」

‥‥またダメか。。。

それでも諦めきれない私は、粘り・悩み・想いを伝え続けました。
(諦めが悪かったので、ご迷惑だったかもしれません。すみません。)

その時です!
職員さんが「ちょっと待っててください!もしかしたら力になってくれる団体様があるかもしれません!」
と言って、急いでデスクの方へ。

そして、一枚のチラシを私に。
「こちらの団体様は、子ども食堂や学習支援など、台東区の子ども達へ長い期間支援をしています。一度連絡をしてみると良いと思います!」

その時、ご紹介していただいたのが“たいとこネット”さんです。

一筋の光が見えました!
その職員さんにお礼を告げ、区役所を出た瞬間、“たいとこネット”さんにメールを!(ちょっと落ち着いた方が良いですね。笑)

その後、メールやZOOMを重ねて、ようやく第1回の子ども支援が実現しました。
本当に有難うございます!

構想から丸3年。
たくさんの挫折、失望、そして優しさに触れました。

この経験を糧に、子ども支援を一歩ずつ、丁寧に続けていきたいです。

PS.第1回子ども支援の夜、自分へのご褒美であま〜いケーキを食べました。笑



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