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立場を変えて考えてみよう。


 皆さん、こんにちは。ビューポイントって言ったらシューティングゲームだよね。木賃ふくよし(芸名)です。

 ビューポイント。即ち観点。うむ。割と直訳でOk。安心する。

 人間が生きていく上で、コレがしっかりしてると、色んな事が楽になります。てか、コレがしっかりしてないと生きるのがしんどくなると言うべきかも知れません。
 そう。これをあらゆる観点から考えて行きたいと思います。

 観点がしっかりするってのは、寒天がぷるぷるしないって事です。ナタデココより固くなければなりません。
 ここで勘違いして欲しくないのは、

 観点がしっかりするってのは、
 考え方が固くなる事ではありません。
 むしろ思考が柔軟になるって事です。


 観点をしっかりさせるって事は、確固たる自分を持つ事であり、その上で「自分だったら、その立場でどう考えて、どう行動するか」が明確になる訳ですよ。

 わかりやすく言いましょう。
 自転車を趣味にしてる人からすると、自動車ってのは天敵です。
 自動車を趣味にしてる人からすると、自転車ってのは邪魔です。

 両方が趣味の人からすると、車に乗ってりゃチャリが邪魔だし、自転車に乗ってりゃ自動車が危険なんです。


 ん? 自転車が趣味じゃないからわからない?
 んん? 車の免許持ってないからわからない?


 (´・Д・)」 アホですか? アホなんですか? キミは?

 自分の趣味が自転車だったら。車の免許持ってたら。その立場から考えようって話なんですよ?
 続けてよろしゅうございますか、お嬢様。

 もっとわかりやすく言いましょう。
 交差点です。
 対面の信号が赤い時は、「早く信号変われよ!」って思うはずです。
 対面の信号が黄色や点滅の時は「まだ変わるな!」と思うはずです。

 この時、自分の立場が変わって、言ってる事が二転三転してちゃ駄目なんですよ。
 無論、その時つい「そう思ってしまった」なんて事まで責めはしません。所詮人間そんなものですから。ええ。
 ただ、「考え方」は簡単に揺らいじゃ駄目なんです。信号程度、待って2分ぐらいですよ。あなた、普段からそんなに濃度の濃い人生ですか? カリカリしない方が得なんじゃないですかね。

 考え方を揺るがせない。そのまま観点、視点を変える。それはつまり思考の柔軟さを生み、視野狭窄を防ぎます。
 確固たる自分を持つ、と言うのは、頑固になる事でも、思考を偏らせる事でもないのです。

 相手の立場になって考える。これが出来てくると、今度はパズルのようにして、相手の考えを読むことも出来ます。

 16×◾️=32という虫食い問題のようなものです。

 自分とは違う考え方、行動をする人が、なぜそうするのかを読み取れる訳ですね。
 「相手の立場」と「思考」(ここが虫食い)から、「行動」が算出できる。

 つまり、相手の立場が見えているから、何故そんな行動を取ったのかという「思考」が推測できる訳です。
 無論のこと、必ずしも合っているとは限りません。あなたの思考が立場で揺らぐように、相手の行動や思考も、簡単に揺らぐものですから。
 それに、色々なものを読み取るには、自身の経験や知識が強く影響します。より多くの立場を経験するほどに、知識や見聞を広めるほどに、その精度は上がる。上がるとは言え、過信も出来ません。
 サイコメトリーで全てがわかるなら苦労はしないって事です。
 実際、ネットに転がっている性格診断なんかがそれですね。ある程度のタイプ分けは出来ますけど、当たらずとも遠からずぐらいのものですし、精神科医がやるチェックはその質問の数を増やして精度を上げているに過ぎません。それだって嘘の回答をしない保証はありませんから。(嘘をつき通すのは難しいので質問項目を増やすという理由もある)

 とは言え、相手の思考や行動が読めるのは色々便利です。相手を慮る事は、人から好かれる大事な要素ですから。
 かと言って、相手の立場ばかり考えていても駄目。顔色を伺うことばかり考える人生なんてまっぴらですよね。そんな雁字搦めな状態はお断りですよ。

 だからこそ、確固たる自分を持つことが重要なのです。

 他人の立場や考えを尊重し、確固たる自分を持ち、柔軟な思考でフレキシブルに対応する。これこそがビューポイントなのですよ。

 という記事を書こうと思ったのは、ウチの近所に、結構な頻度で、


 「開かずの踏切」に


 なっちゃう場所があるんですけどね。ええ。

 先程、自転車と車、交差点の信号の話をしたじゃないですか。


 でも不思議と、踏切で待たされる立場では結構ストレスが溜まるのに、


 電車に乗ってる時って、

 踏切で待たされてる人のことなんて、

 そもそも考えた事がなかったわ。


 という新たな観点を得たからなんですよね。ええ。


 うん。ぶっちゃけ、烈海王が言うところの「大河は水たまりを叱りはしない」より酷い。


 立場以前の問題で、そこに、相手がいる事さえ気付いてなかったって事ですわな。


 ※ この記事はすべて無料で公開しておりますが、皆さんは無職で記事を毎日書き続けるワタクシの観点から投げ銭(¥100)を考慮するべきではないでしょうか。
 なお、この先には特に何も書かれてません。

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(´・Д・)」 文字を書いて生きていく事が、子供の頃からの夢でした。 コロナの影響で自分の店を失う事になり、妙な形で、今更になって文字を飯の種の足しにするとは思いませんでしたが、応援よろしくお願いします。