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Everything is karma


"Everything is karma"
彼女はそう言った

これは2023年12月10日に出会った、ロシア人Zhannaの言葉
彼女とは12月24日までのほぼ毎日を過ごした

今これを書いているのは2024年1月4日午後5時
チェンマイの Chill Spot Chiangmai でBGMには「カリフォルニア・ドリーミング California Dreamin' (夢のカリフォルニア)」のEDMが流れている

どこまで書けるかは、僕の気力次第だ
マンペンライ 

ごめん、ウソです
書こうとすると思い出して泣いてしまうから 一気にはかけません
なので少しづつ書いて更新していこうと思う

もしも万が一、あなたがこの文章を読んでくれていたとしたら
Zhanna, I'm still learning a lot from you

だけどもし本当に彼女がこの文章を読むとしたら(彼女は日本のものに詳しく、文学も好きで 芥川龍之介の「煙草と悪魔」が面白いと言っていた)、本当のことをどこまで書こう?

ありのままを書いたほうが、物語としては楽しめると思うけど 彼女のとてもプライベートな部分が含まれるので 僕がそれを書いたことを知ると 彼女はとても怒るんじゃないかなと思う

というのも、彼女は物事を判断するためのしっかりとした基準を持っている
彼女の性格からすると、人のプライベートな部分を文章として Webに載せることは許されない気がする

たとえそれが誰にも見られなかったとしても

____________

「あそこまで行きたい」


彼女はホステル(僕はその時チェンマイのマッピングホステル Mapping Hostel のテント 1泊423円 に泊まっていた)の居間というか、外の東屋に行きたいが酔っていて歩けないと 階段の上に立っていた
言葉で説明するのが難しいので画像でどうぞ↓


僕とZhannaがはじめて出逢った階段
The stairs where Zhanna and I first met


猫が2匹と犬が1匹(ときどき外から1匹)
2 cats and 1 dog (sometimes 1 from outside)

2023年12月10日の朝4時ごろ僕はZhannaと出逢った
実際には、彼女も僕も同じホステルのテントに泊まっていたので(あとで聞いたら、僕らは隣同士のテントに泊まっていたらしい!)ときどき見かけて僕は彼女の顔を知っていた

これもあとで彼女に聞いた話
彼女は僕のことをホステルで見て知っていて「タイのホームレスだと思った」と言って2人で爆笑した

あの日、彼女と僕は東屋ではじめて言葉を交わした

Zhanna と出逢ったマッピングホステルの東屋のテーブル
The table in the azumaya of the mapping hostel where I met Zhanna

東屋では彼女がタバコを欲しがり 2人で吸いながら話をした

"あなた日本人なの!?信じられない。私はロシアの日本レストランで働いていたけど、あなたみたいな日本人はいないわ"

"そう?ま、俺は変わった日本人だから"

"あなたは日本人ではないわ"

"そうかもね、俺は2年前に離婚して Noワイフ Noホーム だからね。住所は地球"

それからは、お互いに旅をした国についてや宗教、日本の食べ物やアニメや言葉や俳句についての話をした

彼女のことは前から知っていて、金髪で美人だけど いつも1人で すれ違っても僕のほうはあまり見なかった

背中にサクヤン Sak Yant のタトゥーが入っていたので(僕にも入っている)、話しかけたかったのだが 彼女があまりにも僕のほうを見ないので 声をかけられずにいた

はじめて言葉を交わした夜、彼女は僕が日本語ではなすたびに何故だか爆笑した笑
(久しぶりに聞いたのと、日本語の「おつかれさまです」などの響きが面白いらしい)

僕が彼女と会話を続けられた1番の理由は、彼女の笑顔と笑い声が 見た目の冷たさとは反し とても子供っぽく無邪気だったからだ

あなたは楽しければ笑うし 楽しくないときは無表情
僕の言ったことが少しでも気に触ると すぐに怒りだす
だけど誰にでも「ありがとう」と感謝の言葉を伝えるし、僕が緊張して何も喋れない時間が続いても スマホをいじったり不機嫌になったりよそ見をしたりせずに
ずっと僕が何を言うかを待っててくれたね

これまでにも欧米の女性と会話をしたことはあるが、たいてい「How are you? Where you from?」どまりだった

その日僕らは数十分 言葉を交わしただけだったが、お互いの趣味嗜好が同じだとすぐに分かった

僕らはインスタグラムを交換して その日は別れた

もしかして、この日僕はあなたにキスをしようとしたかもしれない
もしそうなら本当にごめんなさい
僕はのちのち、あなたにクレイジーだと怖がられてしまうけど
生まれてはじめて日本以外の国の人と、そしてとても美人な金髪女性と仲良くなれたので ココぞ! とばかりに猛プッシュしたんだ

もしそれが 非常識な行為で、あなたに対して無礼なことだったのなら謝ります

これもあとであなたに言われたことだけど
僕は「海外の女性と付き合うにはどうしたらいいか?」というYouTubeの動画をたくさん観ていたので、「日本人男性が外国人女性と付き合うには 推して押して 押しまくるしかない」と思っていたんだ

だから、普段の僕は「素敵な人だな」と思っても近づくことが出来ないシャイボーイなんだけど、なぜだか人が変わったようにあなたにアプローチした

それからは毎日インスタグラムのメッセージでやり取りをした
いまはSNSで世界中の人と簡単に繋がることが出来るけど
メッセージでのやり取りのお互いのテンポやタイミングが合わないと展開のしようがない

その点、僕とZhannaのタイミングはバッチリで とても良いリズムでやり取りを続けることが出来た

ここで、外国人女性とデートして仲良くなりたい日本人男性に 僕からの2つのアドバイス


【1つ目】

  • 日本ではよく「LINEの返信をすぐにしてはいけない」と言われるが、日本以外の国の女性には 即レス すべき

理由は、彼女がメッセージをくれた瞬間に送った返信メッセージは 間違いなく彼女の目に触れるからだ

 彼女がスマホを手にしてメッセージを打って送信した瞬間こそ、彼女がメッセージを読んだり送ったりする時間があるということ

その瞬間を逃すと、返信が1〜2日後だったりになりがちで
そうなると、海外で出会う人同士は明日違う国に行っていてもう会えない なんてことがよく起こる

【2つ目】

  • 思ったことはストレートに伝える べき

これは僕が日本人と海外で出会って思うのだが、日本人は何を考えているのか分からない

いま楽しんでいるのか? 嬉しいのか? 悲しいのか? 怒っているのか?
がサッパリ伝わってこないのだ

楽しくなくても そこにいたり、嬉しくもないのに喜んだ素振りをしたりするから 僕はそういう人と一緒にいると とても居心地が悪く感じる

僕は行きたいときに 行きたい場所に行き、そこにいたければ居るし いたくなければ去る からだ

僕の言動をどう受けとるかは その人次第だし、こちらが相手をリスペクトしていれば あとは相手が僕をキライだとかスキだとか どう思うのかは僕にはコントロールできない

僕は「コントロールできないことをコントロールしようとすること」ほど難しくて 未熟で 滑稽なことは ないと思っている

これは商売でも同じで
店側が「これでこの金額を取るのは悪いな」とか「この価格じゃ高くて売れないだろう」などと思うことは まったくの無意味

相手があなたの商品にいくらの価値を感じるかなんて はじめて会ったあなたには分かるはずがないからである

市場価値や市場価格というのは、人によっては無視されるのである

たとえば、僕はバリ島のケチャダンスの写真と動画をインスタグラムにアップしている

ある日「あなたの写真と動画を使いたいので売ってくれませんか?」と1通のダイレクトメッセージが届いた

なんだかアヤシイナと思いつつもメッセージのやり取りを続けていると、相手は電通の子会社の代理店かなんかで 大手旅行会社がバリツアーのPRで僕の写真と動画を使用したいからと言って 3万円で買ってくれた

これは 僕が何気なくiPhone で撮影したスナップ(目の前で起きていることを、その場にあるスマホで撮ったというだけの 何気ない日常の一部)が、なんの努力もせずに3万円の価値をつけたということ

もちろん僕は「これが売れたらいいな」とか「よし、この映像を売ってお金にしよう」なんて、これっぽっちも考えていなかった
自分では気づかない価値を、人が認めてくれることがよくある。

誰にでも「せっかくの機会だから」「思い出だから」「この日しか行けないから」などの理由で、通常価格よりも高額で購入した経験があると思う
すべてのものには例外があると言うことを覚えておいたほうがいい

だから日本人男性も「無視されたらどうしよう」「笑われて馬鹿にされたらどうしよう」「嫌われたらどうしよう」などと自分の狭い価値観でウジウジ考えずに、思ったことはすぐに相手に伝えよう

日本人のように、周りの人にどう見られるか?を気にして自分の言動を制限する人には魅力を感じない
(もちろん、周りの人の迷惑にならないような声の大きさで話したり、狭い道ですれ違うときには相手が通りやすいようにサッと道をあけるなんてことは 欧米人でも当たり前にやている人がほとんど)

もし話しかけたい人がいるなら 相手がイヤホンをしているから迷惑かな?とか スマホをずっと見ているから話しかけたら嫌がられるかな?とかを 自分の中で勝手に判断して行動を制限してしまうような人を 僕は「気をつかっている」とは思わない

そういう人は、自分が生きてきた狭い世界の中の浅い知識で、自分独自の価値観が正しいと思い込んでいる
(たとえば エスカレーターでは 人が通れるように右か左どちらかに寄らないといけないとか、公共交通機関で子供がハシャいだり泣いたりするのは周りに迷惑だと考えること。自分で考えて判断することが出来ずに、学校や親から教えられたことを「正しい」と信じ込んで相手にも強要する人)

そういう人は、たいてい相手に自分の価値観を当てはめて「あの人は 良い・悪い、好き・嫌い」などをジャッジする

世界には多種多様の価値観や常識があり
それを知らないことや 理解できないことも多い
「無知の知(むちのち)」という言葉があるが、「世の中には自分の知らないことがいっぱいある」ということを知れば、自分のこれまで信じてきた常識や価値観とは180度違う人たちをリスペクトできる

「私はこのような考えの価値観をもっている。あなたは私とは違う価値観をもっている。私は自分を尊重し、あなたを尊重します」という心境になる

空気を読む(khu ki wo yo mu)という日本の言葉と意味を知っている外国人も多い
これは とても良い日本の文化だと思う
だけど、日本という同じ国の中で同じ文化で育って 同じように生きてきた人たちの「空気」と、たとえば徴兵制度で2〜3年は必ず軍隊に入り戦場で生きなければならない国の人たちの「空気」が同じであるはずがない

自分の価値観で 勝手に相手を判断しないためには、ただ相手にたずねるだけで良いのである
「今あなたと話せますか?」「これをやってもいいですか?」「なぜそうしているんですか?」など

日本には「思いやり」や「慮る(おもんぱかる)」という言葉があり とても素晴らしい文化ですが、育った国や文化が違うと「思っているだけでは伝わらない」ということがほとんど

そして、日本人同士では思ったことをそのまま言うことが良しとされないことが多いですが
相手を思いやる気持ちを言葉で伝えることで 初めてこちらの気持ちに気付いてくれることがほとんどです 

自分が「分かっている」と考えて 空気を読んでいるつもりでも 相手には何も伝わらないし、そもそも自分では良いと思っている言動が 相手からすると迷惑かも知れない

とくに「ホメる」ことが日本人男性は苦手
かわいいなと思っても「かわいいね!」が言えない

これは、相手が日本人だと「誰にでも言ってるんでしょ」「またまた〜」「いえいえ全然」などの答えが予想されて お互いが気まずくなるからだ

ところが、日本以外の国で育った女性に「かわいいね」と言うと100%「ありがとう」と返ってくる

気持ち悪いとか、なにこの人?私のこと狙ってるの?とか イヤな顔をされることは まずない

東南アジアの女性だと「イヤだ〜♡」と言って隣の人を叩いて照れる女性も多いが、相手をイヤな気にさせることは まずない

好き嫌いが分かりやすくて気持ちがいい

その点、日本以外の国で育った女性は「嫌いなものはキライ、好きなものはスキ」と分かりやすい

レストランでもマッサージ屋でもコンビニでも「この席がいい」「これは好きじゃない」「美味しい、まずい」「ここはイヤだ」「あなたにとても興味がある」(興味がない場合は無視される)と、口にも表情にも出す

だから僕は日本以外の国にいると、とても居心地が良い
好きなものを好きと伝える、イヤなことをイヤだと伝える、したくないことをしたくないと伝える、かわいい人にかわいいと伝える、欲しいものを欲しいと伝える
そんな当たり前のことが出来るからだ

Zhannaとは英語で会話をし、お互いに理解できないことはスマホの翻訳アプリで伝えた

はじめて言葉を交わした次の日に、彼女がインスタグラムのストーリーズに「こんなところで食事したい」とキャプションをつけて投稿していたので、僕は すかさず「今日一緒に行きませんか?」とメッセージを送った

彼女からは「今は風邪をひいて別のホテルに移って寝ている」と返信があった
(そうだ、いま思い出したけど出会ってから最初の3日間は あなたが風邪をひいて会えなかったんだ)

4日目に「具合はどうですか?」とメッセージを送ると回復したとのことだったので、再度食事に誘って その夜にはじめてデートをした

これもいま書いてて思い出したんだけど、このとき すんなりデートに行けなくて あなたがパソコンのことで困っていたから「僕なら直せるかもよ?」と言って誘ったんだったね

あなたはまるで女神のようだった

はじめてのデートの日
黒のドレスに赤のストールを巻いてあなたは現れた
僕はいつも裸足だった笑


盗撮写真(のちに「勝手に写真を撮ったら訴える」と言われてしまう)
This is a stolen photo (You said that if you take my photo without my permission, I could sue you)

あなたは 人を見た目で判断しないね
僕はあなたから浮浪者と間違われるような格好で、さらにハダシで現れた
"あら靴はどうしたの?" と聞かれて 僕が "急いでたから忘れた!" とウソをつくと(本当はパーイ Pai やチェンマイではいつも裸足で生活していた笑)
あなたは "OK" と言うだけで、普通に僕とレストランに入ってくれた
あなたは綺麗なドレスを着ているのに、僕がきちんとした格好をしていなくても それを咎めたり 笑ったり 馬鹿にしたり 蔑んだ目をしたりしなかったね


#ナイショの抱負


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