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不妊治療⑨-内膜が育たない周期と友人の子供の障害

やってしまった…と思った。
38歳体外受精中の者です。加えて属性フリーランス。
今週期はTRIO検査を希望していたのですが、先日病院に行ったところ
「内膜の育ちが良くないね」と言われました。
いつも移植時7.2mmと薄めなのですが、輪をかけて薄めだったな。
6.5mm…無理では?内膜は一旦厚くなって移植時に少し薄めになるそうで(?)先日の診察のあたりで9mmくらいないとだめなのでは…

薬を増やしているのでお腹は苦しいのになんでかなー!?!?
新しい仕事とPGTAのこと考えすぎたからかな…

仕事はスケジュールがパツパツで、
これまた不妊治療とは相性が悪そうな現場。
私は個人事業主なので関わる案件を減らして様子を見ているのですが、
公開5分前まで情報の正誤を確認しているような状況。
上司も同僚もいない個人事業主で関わっていいのか不安になります。
でも全員が自分に責任があると思ってこなしている現場なので、
全員他人事だった前職より精神衛生は良い気もします…が、
治療と両立できるかどうかは別問題。
難しい…!

元々精神の限界より身体の限界の方が早いタイプで、
メンタル面では「大丈夫!絶対やりきる!」と思ってても
身体の方にガタが来るタイプです…

だからパニック障害とかなるんだよ…
パニック障害になっても休職とかしませんでしたけどね。
安定剤を飲んでエチケット袋を持って会社に通ってました。
それもどうかと思いますが、私は仕事がしたいんだよ!!
仕事がしたいというか、普通にお金貰って仕事以外の時は普通に休んでお買い物してかわいい服とかインテリアとかに心和ませたいという至って普通の欲求を満たしたいだけなんですよ。
不妊治療、妊娠、出産はそれを脅かす。

それでも一人は産まなくちゃと思っていた。

そんな中、土曜は不妊治療を終え今は2人の娘のママである友人とランチ。
私より2歳年上で、仕事も役職についている優秀な彼女。気立てが良く優しくて頼れる友人でありながら、外見は妖精のように華奢でかわいらしい。そんな彼女は私の友人でありながらちょっとした憧れの存在でもあるわけですが、その口から驚きの事実を聞かされました。

「私もね、二人目授かるまで5回流産して大変だったの。
それでね、下の子には発達障害があってさ。知的に遅れがあるんだよね」

………っ!??!??? ま、マジですか…という気持ち。
流産5回だけでも「あぁそれは大変だったね…」なのですが、その後授かった子に障害が…!?現実ってなんて厳しいんだろう。

なんか…私だったらその現実に耐えられるかな。
不妊治療して授かった末の子供に障害とか。
妊娠っていうハッピーエンドしか想像してなかったんではないかな。
妊娠はエンドじゃないし。ハッピーになるかもわからん。それでも人生は続いていくのだから、というのを見せつけられた気がしました。

彼女は義理の両親が近くに住んでいて子供を預けて働いているそうですが、
私は親類も近くにいないので、同じ状況になったら無理ですよ。
ライフプランが根底から覆ってしまう。

あぁ、大変だな。人生って大変だ。

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