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golang continueの使い方と注意点

Go言語におけるcontinueは、ループの現在の反復をスキップし、次の反復へ制御を移すために使用されます。
continueはforループ内で主に使われますが、for、for-rangeともに使用可能で、特定の条件を満たす場合にループの残りの部分を実行せずに次の反復に進むために利用できます。


continueの使い方

基本的な構文は次の通りです。

for condition {
    if some_condition {
        continue
    }
    // 何らかの処理
}

以下はcontinueを使用した具体的な例です。

package main

import "fmt"

func main() {
    for i := 0; i < 10; i++ {
        if i%2 != 0 {
            continue 
        }
        fmt.Println(i)
    }
}

ループの各反復でiが奇数かどうかをチェックし、奇数の場合はcontinueステートメントによってループの残りの部分をスキップし、次の反復に進みます。
偶数の場合のみfmt.Println(i)が実行されます。


continueの注意点

ループ制御の複雑化

continueを多用すると、ループのフローが直感的でなくなり、コードの理解が難しくなることがあります。
ループ内のロジックが複雑になる場合、他の方法で問題を解決することも検討する必要があります。


無限ループのリスク

continueを誤って使用すると、意図しない無限ループに陥る可能性があります。
特にcontinueが条件更新をスキップする場合、ループが終了条件に到達しないことがあります。


条件の明確化

ループ内でcontinueを使う際は、その条件が明確であることを確認してください。条件が複雑または不明確だと、コードのメンテナンスが困難になる可能性があります。


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