アセット_8-80

「タイポグラフィ実践講座(無料お試し版)」行ってきた。

こんにちは。気付いたら文字系のセミナーばっかり行ってました。
今回はこちら↓

【無料体験講座】タイポグラフィ実践講座
https://www.sendenkaigi.com/class/detail/typography_taiken.php

宣伝会議主催の連続講座のお試し版。
6月7日(2018年)にも同じ無料講座があるようなので、気になる方はぜひ!
お試し版の講師はアートディレクターのカイシトモヤさんです。

<学んだことまとめ/目次>
・タイポグラフィってなんでしょう?
・文字が持つ2つの役割
・その他印象に残ったお話
 - 推し書体を決める
 - デザインの言語化
・本編は講師5名で全10回!豪華!

今回は個人的に気になったところだけをぐぐっと絞ってお伝えします。

■Q:タイポグラフィってなんでしょう?

A:目的(可読、訴求、美など)のために
①どんな文字を
②どのように並べるか?

ということ。
※エフェクトや装飾はこれらの外側にあるもので、タイポグラフィの中心ではない。「まず文字だけで何が出来るか」を考える。

どちらが欠けてもうまくいかないが、ありがちなのが①で満足して②を考えてない(気づいてない)パターン。単なる文字遊びや、文字でかっこいいアートを作ることではない。

これ、訓練校の先生にも口を酸っぱくして言われてました。
ウェブページでもバナーでも、一番大事なのは「文字をいかに読ませるか」ということ。

■文字が持つ2つの役割

①見せる(訴求)→見出しやキャッチコピー
②読ませる(可読)→本文やキャプション
適切な書体、ウェイトの選択が大事。

具体的な書体を例に挙げて説明してくださるんですが、その由来や作者について等、とにかく知識が豊富ですごくおもしろかった!
「この書体作った人はほんと変態で…」とかどんどん話が出てくるんです。
書体のお話については、「欧文書体百花事典」という参考書籍をご紹介いただいてすごく気になってるところです。…ちょっとお高いので図書館探索コースですね…。

■その他印象に残ったお話

「推し書体」を決めて使ってみる。そうすると「どのように並べるか」に注力出来て、並べ方を色々試せる。

・なんでこの書体はこんな形なんだろう?と理由を考えてみる。作り手の目線でものを見たり、言語化することはデザインの練習になる。これ、意識して習慣化していきたいです。

・今回も「デザインを言語化する」というお話が出てきました。デザインを自分で理解するための言語化と、他者(クライアントやエンジニアなど)に説明し説得するための言語化。うまく出来ないときは「要素分解して考える」というヒントをいただきました。

単なる講座の紹介ではなくて、さらにはタイポグラフィだけの話でもなくて、デザインについていろいろとお話しいただいてとても刺激になりました。感化されやすいので著書「たのしごとデザイン論」も早速買ってしまった 笑

■講座の本編は5名の講師による全10回の連続講座。豪華!

第1回の「デザイナーとして恥ずかしくない文字組の心得」なんて、タイトルだけで飛びつきたいんですけど…諸々の事情で通えないんですけど行ける人すごくうらやましいです。。。
講座についてはこちら。まわしものではありません。

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