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【レポート】『はたなに』Vol.3 エンジニア・デザイナーのみなさん、教えて!「働くってなに?」

こんにちは、note編集部です。

「技術とデザインのウエディングパークを創る」ために、部門を超えて有志で立ち上がったイベント『はたなに』。「働くって何だろう?」「どうして企業で働いているの?」「どうしてエンジニア、デザイナーなの?」「叶えたい未来、教えて!」の4つをトークテーマに、エンジニア・デザイナー一人ひとりの仕事への想いや考え方を深掘りし、発信していく本イベント。スタートの背景はこちら

トークテーマは全部で4つ。

今回は、Vol.3の模様をお届けします。イノベーション事業開発室エンジニアのふじしさん、+Creation本部エンジニアのそがやさんをゲストに迎えて、トークしました。

『はたなに』Vol.3
開催日:2023.3.2
登壇者:ふじし(エンジニア)、そがや(エンジニア) MC:ririhoshi(エンジニア)

ririhoshi:今回のゲストはイノベーション事業開発室のふじじさん、+Creation本部のそがやさんです。おふたりとも前に出て何かをしゃべっているイメージがあまりなく、なかなか人となりを知る機会が今までなかったので、私自身も楽しみです。さっそく、ふじしさんの「はたなに」からお願いします。

ふじし:よろしくお願いします。

ririhoshi:さっそく「働くって何だろう?」から深掘りをしていきたいと思います。

ふじし:自分はあまり「働く」っていうことが好きじゃないと思っていたんですけど、ウエディングパークに入社して、考え方が変わりました。転職でウエディングパークに入ったのですが、前職の退職から入社まで1カ月くらい間があったんです。はじめて組織にも学校にも所属しない期間を経験したのですが、最初は「1カ月の休みってうれしいなぁ」と思って満喫していたのに、1週間くらいで「働きたい」って感じたんですよね。そこではじめて、仕事って自分の中で意外と大事なことだったんだな、って気づきました。働いていないと社会的に「何者」でもないというか。「何のために生きているんだろう」って結構、ネガティブになっちゃったんです。

やっぱり働くことで、自分の社会的価値を感じて肯定的にもなれる。特に前職と比べてウエディングパークは、働くのが楽しく感じられて、人生が豊かにもなっています。働くことは自分にとって重要なピースなんだなって感じられました。 

ririhoshi:ウエディングパークで働くのはどういう点が楽しいのでしょうか。

ふじし:前職はひたすらコーティングをしてプログラムを書いて誰とも会話せず、といったことが多かったのですが、ウエディングパークはコミュニケーションの場がたくさんあり、みんなで何かをつくっていく。それがすごく楽しいですね。

ririhoshi:では、「どうして企業で働いているの、そのなかでどうしてウエパなの」について教えてください。

ふじし:企業で働いていると、たくさんの人と一緒に仕事ができます。人それぞれ強みも違うし、毎日学び合える、お互い補い合えるんですよね。

今、はじめて自分が企画を立てて開発までやる案件をやらせてもらっているんですが、企画のことが何もわからなくて困ったときも、部署の内外に企画のプロがたくさんいるので意見を聞きにいって進めることができるんです。お互い足りないところを補って学び合って、よりよいプロダクトをつくっていけるのは、企業で働いている大きなメリットじゃないかと思います。 

ririhoshi:部署を超えて聞きにいく、アクションを起こせるところがすごいと思います。他の部署の人たちのありがたみもわかりますよね。では、ふじしさんはそもそも「どうしてエンジニアなの」でしょうか。

ふじし:小学生くらいからPCを触っていて、動画編集してちょっとした自主制作の映画を作ったり音楽を作ったりしていたんです。編集ソフトで案外簡単に作れるんですけど「このソフト、もうちょっとこうだったらいいのにな」って考えるようになって「エンジニアってこういうのをゼロから作れる、すごい」と、憧れや興味を持ち、大学で勉強し始めました。

ririhoshi:ゼロから作ることの、具体的にはどんなところにワクワクするんですか?

ふじし:ウエディングパークでは「何のためにこの機能をつくるのか」というところから携わらせてもらっていて、自分の考えるものが「意味あるもの」としてリリースされたときはすごくうれしいんだろうなって想像しています。今は開発中でまだリリースを経験してはいないですけど、すごく楽しみです。

ririhoshi:企画を立てる時に大変だったことはありますか?

ふじし:軽い気持ちで提案して、いざやるとなったときに「この企画は何のためにやるのか」をちゃんと理解していないと、企画として成立しないなと気づきましたね。

ririhoshi:最後に、ふじしさんが「叶えたい未来」を教えてください。
ふじしの:まだ入社したばかりで、みなさんからたくさん学ばせてもらっている状態です。ウエディングパークは前職の自分のように自分自身だけのために働いているのではなく、誰かのためにみんな働いている。困ったときに知見の共有もしっかりしているし、快く教えてくれます。私も、そんな人間になりたいですね。それが組織全体のレベルアップにもなるし、意識して働いていきたいです。

ウエディングパークでは、企画を進める中でも、みんな自分の仕事がある中で全く嫌な顔をせず、すごくまじめに教えてくれたことがとてもありがたくて。自分も同じことを求められたらちゃんとできるんだろうかと考えると、本当に見習いたいと思いました。

ririhoshi:私も同じ気持ちです。ふじしさんは組織全体のレベルアップについて、今の時点でこうしていきたいなと思うことはありますか。

ふじし:別の企画で他の人が聞きにきてくれたことがあったんですよね。正直自分も企画はまだまだですが、ちょっとは役に立てたのかなと。もっと積極的にアウトプットしていったら、誰かの助けになるかもしれない。小さなところからでもしっかりやっていきたいですね。

ririhoshi:もう学びを与えていますね! ありがとうございました。次は、そがやさんです。そがやさんにとって、ずばり「働く」って何でしょうか。

そがや:社会の一員として責任を担うことですね。関西の大学に通っていたのですが、半年休学して東京で長期インターンを経験しました。きっかけは「実務経験を積んでみたい」「チーム開発を学びたい」など完全に自分の成長目的、自分本位でした。

最初の1カ月はメンターさんがついてくれて、ソースコードを読んでわからないところを質問したら答えてくれます。でも、教えてもらっているだけなのに給料がもらえることにモヤモヤしたんです。その申し訳ない気持ちをメンターさんに率直に相談しました。そこからは社内のシステムの小さな案件をやったり小さなテストの担当に立候補したりして、学習は業務時間以降に行いました。お金をもらっている以上は、会社に対して少しでも生産性を提供しなくてはと学んだんです。 

ririhoshi:大学生でそんなことまで考えたんですね。インターン自体は実務を通して学ぶものだったんですか。

そがや:週5日勤務で案件もやる予定だったのですが、そもそものチーム開発の経験もない状態で入ったので、最初は学ぶところから始めようと。

ririhoshi:その中で、企業で働きたいと思った理由と、ウエディングパークを選んだ理由を教えてください。

そがや:尊敬できる先輩や刺激し合える同期、同じ目標に向かって切磋琢磨できる仲間の存在は、企業で働くことの特権だと思います。

ririhoshi:回答の「競争と協調」はウエディングパークのカルチャーのど真ん中でもありますが、就職活動の時から考えていたんですか?

そがや:意識というよりは、共感できた面が大きいですね。

ririhoshi:では、どうしてエンジニアになろうと思ったのですか。 

そがや:エンジニアに興味を持ち出したのは中学生の時に見たハッカーのドラマ「ブラッディ・マンデイ」(TBS系)がきっかけです。「かっこいい!」と思って。エンジニアあるあるですね(笑)。中学生なので、黒い画面にカチャカチャしていて、これの意味わかるだけで「すごいな!」と。

あともともとものづくりが好きで、大学時代はファッションショーを企画するサークルに所属していて服を作ったりとか、ショーの空間を作ったりしていたんです。ものづくりとITの掛け算で、エンジニアを志しました。 

ririhoshi:憧れから実際にエンジニアになって、ギャップを感じたことはありますか。

そがや:エンジニアになってみて感じたのは、画面でプログラミングするだけではないところですね。企画から入り込むのも醍醐味の一つだし、他の職種の人の役に立てるのもエンジニアのいいところです。エンジニア以外の人が外から見ても、エンジニアが何をできるのか分からない部分も多いと思うのですが、その中でエンジニアの方から寄り添って、さくっとつくって貢献するって「これぞ!」って感じますね。

ririhoshi:作る前から始まっているのって確かにかっこいいですよね。最後に、叶えたい未来を教えてください。

そがや:僕自身がウエディングパークの人に憧れて入社しました。だから、ブライダル業界、IT業界でウエディングパークのクリエイターは技術に挑戦しているねって思われたいですし、今度は自分が憧れてもらえるような存在になりたいです。

ririhoshi:どういうきっかけでそういう未来を思い描くようになったのですか?

そがや:就活の面接で、自分が働く姿を想像したらワクワクできたんです。先輩が面接で「かっこいい組織を作りたいんだよね」って熱く語ってくれて、それに僕自身もすごく共感できたし、就活生の自分にそんなふうに話してくれる人も初めてだったので、とても心を打たれたんです。「ここで働かせてください!」って思いました。
 
次回の『はたなに』Vol.4もお楽しみに!!


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