見出し画像

【レポート】『はたなに』Vol.10 エンジニア・デザイナーの皆さん、教えて!働くってなに?

こんにちは、note編集部です。
 
「技術とデザインのウエディングパークを創る」ために、部門を超えて有志で立ち上がったイベント『はたなに』。「働くって何だろう?」「どうして企業で働いているの?」「どうしてエンジニア、デザイナーなの?」「叶えたい未来、教えて!」の4つをトークテーマに、エンジニア・デザイナー一人ひとりの仕事への想いや考え方を深掘りし、発信していく本イベント。スタートの背景はこちら

 トークテーマは全部で4つ。

今回のゲストはイノベーション事業開発室エンジニアのみなみさんと、+Creation本部のほんぼさんです。それではどうぞ!
 
『はたなに』Vol.10
開催日:2023.5.30
登壇者:みなみ(エンジニア)、ほんぼ(エンジニア) MC:ririhoshi(エンジニア)

 ririhoshi:それではまず、みなみさんの「はたなに」を教えてください!

みなみ:私にとっての「働く」は、「憧れと熱中!」ですね。小さい頃から漠然と「かっこいい女性」に憧れがありました。たとえば、犬夜叉のかごめちゃんとか、名探偵コナンの蘭姉ちゃんとか。王子様が迎えに来てくれるのを待つんじゃなくて、欲しいものは自分から取りに行くタイプの女性ですね。
 
もともとそういう思いを持っていた中で、大学生の時にバイトやサークルの先輩を見て「仕事ができる女性って、かっこいいな」という思いが強くなっていったんです。私は情報系の大学で、ほとんどの人は大学院に進学するんですけど、私は働くことへの憧れが強かったので、周りの制止を振り切って就職しました。
 
「熱中」については父親の影響が大きいです。父はすごく仕事が忙しい人で、働くのが辛そうに見えていたんです。その姿を見て「自分は楽しんで仕事したいな」と思うようになりました。就職活動をする際には、大学の部活でバスケに熱中していた経験から、「部活みたいに熱中できることを仕事にしたら楽しく働けて、自分の人生が豊かになるだろうな」と思ったんです。この軸でウエディングパークへの入社を決めて現在に至る、という流れですね。
 
社会人になって父と仕事の話をしてみたら、実は父親はすごく今の会社が好きで、そこで働くことにやりがいを感じていることがわかったんです。父のことは反面教師として捉えていましたが、実は同じ道をたどっていたんだな、と思いましたね。
 
次の「どうして企業で働いているの?」ですが、「チームでこそ頑張れる」という思いがあったから、です。
 
大学時代のバスケ部での経験を経て、みんなでひとつの目標に向かってがんばることの楽しさを実感しました。自分1人だったら絶対にやりたくないような辛い練習も、みんなと一緒なら乗り越えられたんです。エンジニアだとフリーランスという選択肢もあると思いますが、それよりも企業に所属していたほうが自分のやりがいにつながるかなと思って、企業で働く道を選びました。
 
なぜウエディングパークで働いているかというと、チームでひとつの目標を目指している空気感を1番感じられたのがこの会社だったからです。入社前にたくさんのウエディングパークの社員と面談させてもらいましたが、誰と話しても会社のビジョンや理念をしっかりと理解していて、そこに対して自分のアクションで貢献していきたい、という話をしていたんです。そういう会社に出会ったのは初めてでした。
 
私は昔から「何をするか」よりも「誰とするか」が大事なタイプで、社員さんたちの話を聞いていくうちに「自分がこの会社の一員になったら、チームでビジョンの実現を目指すことに熱中できるだろうな」と直感的に思って、入社を決めました。
 
「どうしてエンジニアなの?」は「この先の武器になる」という思いがあったから。情報系の大学に通ってはいたものの、大学を選ぶ時には「プログラミングってかっこいい」という漠然としたイメージで選んだので、最初からエンジニアになりたい気持ちがあったわけではなかったんです。
 
大学ではバスケ部のほかにイベントを企画するサークルにも入っていて、「みんなで何かを作る」ことが好きでした。この軸に沿って就職活動を進めていましたが、最初のうちはものづくり企画やコンサル、プランナーなどいろいろな職種を受けていました。その中で、ある会社の人事の方に「情報系の大学に通っている中で得た『プログラミング』という強みを捨ててしまうのはもったいないんじゃないか」と言われたことがあって、確かにそうだな……と自分でも思ったんです。
 
あとからエンジニアになろうと思っても、実務レベルの技術を1人で習得するのは大変だし、それならファーストステップとしてエンジニアになるのがいいのかなと。その先で企画やディレクターをやりたいと思うようになっても、エンジニアの経験は今後の強みになるだろう、という思いもありました。実際にエンジニアとして働き始めてみたらすごく楽しかったので、その人事の方には感謝しています。
 
最後の「叶えたい未来」は、「WPエンジニアがエンジニアらしく活躍できる組織を作る」です。これは、マネージャーになってからより強く思うようになりました。
 
ウエディングパークでは1年目のエンジニアでも、開発業務だけじゃなく、サービスに対する考え方や組織づくりも含め、総合的に考えることが求められます。総合的な視点をもって開発に向き合えるエンジニアはすごく貴重な存在ですし、これを当たり前のようにやっているウエディングパークのエンジニアのレベルはかなり高いと思うんです。
 
一方で、世間的には技術を極めるエンジニアのほうが注目されやすいので、技術的な成長をもっと追い求めたほうがいいんじゃないか……といった悩みを持つ人もいると思うんです。だからこそ、総合的な視点で開発に向き合えるエンジニアが、この強みを活かしてエンジニアとしてより活躍できる環境や仕組みをどんどん作っていきたいと思っています。
 
ririhoshi:ありがとうございます!みなみさんが書いているnoteもぜひチェックしてみてくださいね。

それでは続いて、ほんぼさんの「はたなに」を教えてください。

 ほんぼ:僕にとっての働くは、「人生の防錆剤」です。
 
機械って使わないと錆びるじゃないですか。人間も同じで、何もしない怠惰な生活を送っていると、どんどんダメになっていくんじゃないかなと。楽しみながら仕事に取り組むことで、自分自身が錆びにくくなると思っています。
 
こう思うようになったのは、『闇金ウシジマくん』という漫画のあるセリフがきっかけです。主人公は闇金業者なんですが、主人公からお金を借りていた人が頑張って返済したあとに、主人公が「もう一度貸しますか?」と提案したんです。それに対して「自分は働いていたほうが、錆びなくて気楽だよ」と返す、というシーンがあって。名言でも何でもないようなシーンだったんですが、「働くってこういうことなんだ」とすごく腹落ちする感覚があって、今でも記憶に残っています。
 
どうして企業で働いているのか、なぜウエディングパークを選んだのかは、「何を作るかよりも誰と作るか」を重視しているから。
 
就職活動中、最初のうちは「何を作りたいか」をベースに会社を探していたんです。当時からゲームが好きだったのでゲーム業界を中心に説明会や選考に参加していましたが、自分が働くイメージがいまいちわかなくて、行き詰まっていたんです。そんな中、合同説明会でたまたまウエディングパークの人事の方から話を聞く機会がありました。そこで人事の方が、「何を作るかよりも誰と作るかを重視したほうがいい」と言っていたんです。
 
たとえば、RPGを作りたいと思ってゲーム会社に就職しても、別のゲームを作ることになる可能性は大いにありますよね。それよりも「この人たちと一緒なら頑張れる」と思えるような人たちと一緒に働いたほうが、モチベーションも保てるしやりがいにもつながります。
 
「人を軸に会社を選ぶ」という考え方は目からうろこでした。そこでウエディングパークに興味を持って、インターンに参加しました。インターン中に印象的だったのは、社員の皆さんがみんな楽しそうに働いていたこと。インターンを担当していない、通常業務をしている社員もみんな笑顔で仕事をしていたんです。この人たちと一緒なら自分も楽しく働けるんじゃないかと思って、入社を決めました。
 
「どうしてエンジニアなの?」ですが、実は学び始めたきっかけは「大学受験に落ちたから」です(笑)。
 
高校生のころは遺伝子組み替えに興味があったので、生物系の学科がある大学を目指していたんですが、ことごとく落ちてしまったんです。第2志望だった情報系の大学に受かったので「とりあえずここに入ってみるか」くらいの軽い気持ちで入学しました。
 
最初はプログラミングには苦手意識がありました。大学の講義の中でチームでゲームを作る機会があって、友達の家に集まって、みんなでわちゃわちゃ言いながらひとつのものを作っていくのはすごく楽しくて、その時にチームでものづくりをする楽しさを体感しました。
 
それと、大学時代にはまった「Factorio(ファクトリオ)」というゲームの影響もありますね。「Factorio」は資源を集めて工場を建設していくゲームです。最初は資源の採掘や設備の作成もすべて手作業でおこないますが、集めた資源をもとにより高性能な仕組みをつくり、建築や生産、物流をどんどん自動化・効率化していくんです。そこで「仕組みを作って面倒な作業を効率化する」ことの喜びを知りました。
 
「ものづくり」と「効率化」という軸で考えた時に、この2つを満たすエンジニアという仕事って面白そうだなと思って、エンジニアになることを決めました。
 
最後の「叶えたい未来」は、「みんなに+αの幸せを」です。
 
生きていく上で、Webエンジニアの技術がなくて困ることって正直ほぼないと思うんです。でも、プログラムをうまく活用することで、人生の豊かさをすごく向上させられるんじゃないかという思いがあります。最近は社内ツールの自動化プロジェクトも進めています。定期的に発生している面倒な作業が自動化できれば、浮いた分の工数をよりやりたいことに使えるのに、と前々から思っていたのですが、たまたま同じようなことを考えている人が社内にいることを知って、ぜひ一緒にやりましょう! ということでプロジェクトを立ち上げました。
 
「ラクできるならしちゃおう」という考えが根本的にあるので、どんどん効率化をしていって、やりたいことにもっと時間を使える幸せをみんなに与えられたらいいなと思っています。
 
次回の『はたなに』Vol.11もお楽しみに!
 

この記事が参加している募集

オープン社内報

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?