週末戦隊イン・ケイン

Weekend Warrior(80kidzさん楽曲より)。「いざ、人生を変える週末へ…

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Weekend Warrior(80kidzさん楽曲より)。「いざ、人生を変える週末へ。」 書きたくなったことを書いていきます。 #医療系 #大学院生 #R #Python #子育て #家庭菜園 #植栽 #デスク環境 #田舎暮らし #注文住宅

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インフラとしての医療、仁術としての医療

2024年4月、医師の働き方改革がスタートした。他医療職種を差し置いて医師がターゲットになったのは、その職業の持つ特殊な働き方が原因に他ならない。その働き方については大手メディアも多く情報をまとめているので、正確な情報を伝える自信がないこの場で語ることは避けて、違った視点から考えを吐き出したいと思う。見出し画像はhttps://www.kahaku.go.jp/exhibitions/ueno/special/2014/ihajin/より。 医療はインフラなのか、サービス業

    • 働き方改革の解釈~守られているのは命?それとも・・・?~

      以前自分は、医療における働き方が仁術に回帰している、といった記事を書いた。 医療がインフラというシステマティックなものから、もっと人間的な仁術に回帰すること≒自由診療へ推移していく、という内容だ。あくまでイチ人間の妄想だと思って、気軽に読んでもらいたい。以下、医療に限らず世に蔓延する、働き方改革への何とも言えない不信感を書いていこうと思う。 働き方改革の対象は被雇用者、まずはそこ 働き方改革という言葉が声高に叫ばれるようになって久しい。労働環境の改善の風は医療業界に限ら

      • SNS文章の「読む専」なった弊害~文章を書く力↓、本を愛でる感性↓~

        SNSを開けば、広告だろうがお気持ち表明だろうが、様々な文章が目に飛び込んでくる。かつて娯楽や教養目的に本を購入していた習慣はどこへやら。用意にアクセス可能な文章に年単位でさらされ続けた自分の、文章を読む力、書く力が著しく低下しているような気がしてならないのだ。それを自覚したのは大学院生になってからだが、これからの自戒もこめて、今後どうしていくべきかを書いていきたい。 他人に読んでもらう文章を書くことでしか得られない栄養 自分の仕事は、文章(特に長文)を作成するタスクは多

        • 統計非専門家による統計解析~本当にこれで合っているの・・・?~

          医療系に限らず、統計解析を必要とする職種、研究テーマは多岐にわたる。しかし、どれだけの人間が統計解析に造詣が深いかと言うと疑問である。私のように必要に迫られてなんとなく統計解析を開始した人間の多くは、t検定をおそるおそる実施することから始めるのではないだろうか。 近年、RやPythonを無料で開始出来ることやChatGPTの開発により、データサイエンスもどき、の敷居はかなり低くなった。教科書や論文を参照しなくても、やりたいことに対してのサンプルコードを簡単に生成してくれるから

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        インフラとしての医療、仁術としての医療

          キーボードとマウスを変えてみたら~機材に課金し研究欲をブーストさせる~

          RやPythonに触るようになって、ガジェット欲が高まったように感じる。課金したからといって劇的に研究が進むわけではないが、少なくともデスクに向かう意欲は高まると感じている。キラキラとしたガジェット紹介はyoutubeを視聴いただくとして、あまり高すぎず、かつ研究欲をブーストさせるのに丁度よい塩梅を紹介したい。 秋葉原で試し打ちして気持ちが良かったやつ 現在使用しているキーボードは下記である。 茶軸キーボードは数多あれど、Archissの茶軸はめちゃくちゃ気持ちよい。他

          キーボードとマウスを変えてみたら~機材に課金し研究欲をブーストさせる~

          R言語による統計解析~ggplot(ggpaired)にはレイヤーが存在する~

          R言語を用いた統計解析において、ggplot(と、付随したパッケージ達)は必須といっても過言ではないだろう。データの可視化、論文に即用いることの出来るfigure作成、間違いなく役立つパッケージだ。 付随したパッケージの中でとても素敵だなと思ったのがggpaired、である。ggpairedの簡単な紹介に加え、いじっていく中でみつけたレイヤーの考え方について、備忘録として記しておく。どなたかの参考になれば幸いである。 ggpairedの簡単な解説 ggplotに付随した

          R言語による統計解析~ggplot(ggpaired)にはレイヤーが存在する~

          R言語による統計解析~繰り返し処理により解析を一気に終わらせる、そこから学んだこと~

          統計解析ソフトには色々あるが、私はRとPythonしか用いていない。いずれも無料で開始出来、かつChatGPTとの親和性が高いから何とかなっているだけで、プロフェッショナルではないことを断っておきたい。プログラミング言語を用いた解析ではスクリプトが残るため、違ったdatasetに対しても同じ解析や可視化を行いやすいということがある。さらに、これから記載するfor構文を用いた繰り返し処理により上司からの無茶ぶりにも対応しやすくなると思うので、参考までに記していく。 R言語にお

          R言語による統計解析~繰り返し処理により解析を一気に終わらせる、そこから学んだこと~

          R言語による統計解析~何はともあれgtsummaryをinstallする~

          大学院入学を機にR言語による統計解析をスタートした。特にChatGPTの登場により、プログラミング素人の自分にも出来ることは飛躍的に増えた。しかしながら、「何をやりたいか」というスタートを伝えられないとChatGPTも適切な返答をしてくれない。どんな解析手法で進んでいけば金脈に当たるかわからないため、「何をやりたいか」を明示することは思いのほか難しい。その部分は、自分の力で試行錯誤し見つけていくしかないのだ。そんな時自分を助けてくれたパッケージがgtsummaryだった。

          R言語による統計解析~何はともあれgtsummaryをinstallする~

          統計解析のためにR言語を2年、Pythonを1年触ってみて~ChatGPTの出現によって現れた変化~

          医師のキャリアパスの中で、大学院に進む先生はそれなりにいらっしゃる。大学院に行く理由は人それぞれだろうが、自分のように「上司に行けと言われたから」、「みんな先輩も行っているから」と決定を人任せにして進学してしまった先生もいるのではないか。論文がアクセプトされ、一応は卒業要件を満たしたこのタイミングで、大学院生活と統計ソフトとのかかわりを中心に書いてみたい。同様に苦しむ大学院生の参考になれば幸いだ。 先輩のスクリプトを借りて、見様見真似で始まる研究 6年生の医療系大学を卒業

          統計解析のためにR言語を2年、Pythonを1年触ってみて~ChatGPTの出現によって現れた変化~