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#22 【世界最高のコーチ】を読んで Vol 2 「フィードバック」

個人と組織の成長の方向性が連動していて、互いに貢献し合えるエンゲージメントが高い組織を創りたい! アニキこと吉川です。


今回は、 
#21 【世界最高のコーチ】を読んで Vol 1 「問いかけ」|吉川康之@Well-Teaming Coach (note.com)
 にて「本の概要と」「問いかけ」について記載致しましたので
優れたマネージャーの条件のもう1つの要素である「フィードバック」について書いていきたいと思います。



この本は マネージャーに向けた本です。「個人の成長」を「チームの成果」に変えていくためのマネジメントスキルをコーチングという観点で書かれております。自分が目指しているワークエンゲージメントの高い組織への道しるべとも言えるかと思います。


優れたマネジャーの条件は「良いコーチである」こと。


マネージャーの役割は、チームとして最大限の「アウトプット」をだすこと
であることはいうまでもありません。

そのためにはメンバーそれぞれの目標達成をサポートし成長を促す存在が必要でそれが「マネージャー」であり、その手法が「コーチング」でありで
す。

チームのミッション達成とメンバー個人の成長を両立させ、個人の成長をチームの成果につなげて、会社全体にいい影響をもたらしていくことがコーチとしてのマネージャーの役割となります。

マネジャーが「良いコーチ」になるために身につけたいスキルは、「問いかけ」と「フィードバック(働きかけ)」の2つ。


問いかけに関しましたは 下記のリンクをご覧ください。
#21 【世界最高のコーチ】を読んで Vol 1 「問いかけ」|吉川康之@Well-Teaming Coach (note.com)


フィードバック

マネージャーとしてチームをよりよい組織にしていこうと思った際に、
メンバーに気づきを促すためのフィードバックはとても重要であることはいうまでもありません。皆さん良いフィードバックできてますか?私も正直試行錯誤です。

正論だけをマネージャーの言い方やタイミングで言う事は 良いフィードバックとなるでしょうか? 目的である「相手に伝わり気づきが促され考動変容出来る」に繋がるでしょうか?

フィードバックのポイントとは?


ここでのポイントは「相手が受け入れてくれること」が重要で「相手が上入れることのできる表現や話し方」で接することが大事です。
個別具体性が大事ということです。

具体例を示します。

例1:〇〇のプレゼンはとても良かったです。仮にもっとよくするとしたらどうしたらいいと思いますか? 

例2:〇〇のプレゼンとても良かったです。私は△△があるとさらに良かったのかなと思います。

例3: 〇〇のプレゼンとても良かったです。次回以降■■を必ず足してください。

例を3つ提示しました。必ずどれが正しいということはないと思います。フィードバックしたい内容・相手の感情・雰囲気等によっても例1~3を使い分けると思います。
繰り返しになりますが重要なのは 「伝えたいこと」が「伝わるために」どのように話すかということです。

フィードバックの前提として 2つの心理的安全性


フィードバックをするマネージャーの前提条件として「心理的安全性」が重要です。 怒りや感情に任せてではなく マネージャーの自身が心理的安全性を保っており冷静な判断の元フィードバックが必要です。

また、メンバーとの関係性にも心理的安全性が必要です。言い方を変えると信頼感があるかないかも重要だという事です。

良くない例ですが、特にネガティブフィードバックを上司からメンバーに行った際に、メンバーが心の中で「あなたにいわれても正直全然ささらない」「だって普段から上司であるあなた今回の指摘事項まるで自分自身で何もしていないのに・・」 って どっかで聞いたような話ですよね。普段からメンバーとコミュニケーションをしっかりとっており信頼関係が構築出来ている中でのフィードバックは受け入れやすくなります。


信頼感がある状態


普段からコミュニケーションをしっかりとっておりお互いの考え方を理解し合っている状態、特にマネージャーは自身の考え方や進むべき方向性をきちんと打ち出していることが重要です。そのためには前回も書いたように丁寧な傾聴のスキルが重要です。


問いかけとフィードバックが一体となって初めて良い組織となりそのためにマネージャーは良いコーチである!というのが本書での答えかと思います。


マネージャーの皆様へ


メンバーの皆さんはあなたの事よく見ています。よく見ていてくれてます。
我々マネージャーも常に完ぺきではありません。だから学び続けることが重要です。マネージャーの学び続けている姿勢はメンバーにも伝わりメンバーの学ぶ意欲がわいてきます。またマネージャーが学んでいこうとする姿勢は信頼感へ繋がります。個人的にはキャリアコンサルタント試験で学んだことが活かされております。

メンバーが働きやすい環境を整えるのがマネージャーの仕事です。
コーチの意味や理解をしているマネージャーとそうでないマネージャー
どちらがあなたのメンバーをWell-Being な状態に導けますか?

よければ私と一緒に学び続け良いマネージャー、良いコーチを目指し続けませんか? 

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