千葉市の保護動物に関わるボランティアが、動物保護指導センターの建て替え問題を期に、長年の見えないひずみを改め、動物愛護法にのっとった動物行政への変革を求めて取り組んできた「事実」を軌跡として綴っていきたいと思います。 ネット社会となった昨今、力を持った声、多数の声で物事が判断がされがちですが、この小さな軌跡を、泥の中の一凛の「大賀ハス」のように、何かを考えるときや判断の種の一つに加えていただければ幸いです。市民の小さな活動の積み重ねが、運動となり、愛護に留まらず、動物と人間
現状を受け入れ、足並みをそろえていくために…2021年3月31日 有志で、公民館にて全国のセンターの動物福祉の環境・馴化の現状を研究 2021年4月7日 新生活衛生課課長・課長補佐に動物センターに登録している主要ボランティアがご挨拶 2021年4月7日 第2回 水曜定例懇談・勉強会(オンライン) 動物福祉や動愛法について学ぶことの重要性について意見一致 2021年4月8日 12月に要望書を提出した議員に、保健局幹部が回答 2021年4月9日 千葉市教育委員
現場と行政との意識の差は埋まるのか?2020年11月4日 センター慰霊祭に、有志・センターボランティア・議員が参列。 その際、ペット防災関係者を生活衛生課に紹介。また、早期に行政とボランティアとの信頼関係構築の場をもつため、職員とボランティアによる川崎市の動物愛護センターの見学を再度提案。 2020年11月26日 12月15日の要望書提出についての議員との打ち合わせ(議会棟会議室) 2020年11月29日 川崎市動物愛護センター見学(有志と問題意識を持った保健局幹
どうすれば、現場の思いは伝わるのか……2020年7月31日 9月議会の調整(複数議員に相談) 2020年8月26日 川崎市センターを3名の議員が公式見学。川崎市のボランティアとも懇談 2020年7月2日 議員と千葉市本庁との会談(9月議会で質問を一斉に行うことについての報告) 行政側(副市長、総合政策局長、保健福祉局長、生活衛生課長教育次長、教育改革推進課長) 2020年9月 9月議会において、5名の議員が「人と動物との共生について」をテーマに議会質問 コ
◎2020年 意見収取 懇談会一覧(15回)センターのボランティアすべての分野、地域のベテランボランティア、主要公園ボランティア、動物愛護推進員などが参加(現在も継続中) 個人が特定されないように配慮し、地域や名前は省いています。 動物活動をしていると、家の前に仔猫が置き去りにされたり、誹謗中傷されたりすることが多々あるため、今のご時世では公言しにくいというの現状があります。 ◎2020年12月15日 有志の保健局に対する要望15回の懇談会の参加者で、かつ現在も直接、動物
噛み合わない現場で日々「いのち」と向き合う有志たちと、保健福祉局。それでもあきらめず対話を継続2021年1月6日 生活衛生課から、動物保護指導センター登録ボランティア約90名に対して、ボランティア懇談会開催連絡 (開催連絡が2週間前と直前であること、対象者がコロナ禍を理由に10名×2日と限定されていたこと、実稼働ボランティアは30名弱であり、全15回の懇談会参加者対象者が被るため、まずは要望書の精査を依頼。その後懇談会は中止) 2021年2月3日 保健局に懇談を申し入
1990年~ 故・信濃禮子(平成17年動物愛護管理功労者大臣表彰者)・捨て猫防止会千葉支部(加納信子 千葉県の狂犬病予防・動物愛護推進員 後に平成21年に千葉県動物愛護推進員に統合される)らが、大学や企業に売却されることを停止し、苦しむ時間を少しでも短くしたいと、ガスによる殺処分を求める活動を行う。 いのちの大切さを説き、紙芝居をおこなったり、動物愛護週間に子ども達に分かりやすく犬猫の飼育方法を伝えるために、動物フェスティバルなどのイベントに参加していた。 1992年
川崎市動物愛護センター見学・勉強会・懇談会をかさねて……2016年(平成28年)~ 2015年から千葉市動物保護指導センターが、犬猫の殺処分ゼロ達成を公言するも、地域における地域の猫をめぐる住民トラブルや多頭飼育問題は改善されず、センターや区役所、議員に相談するも停滞 センターの収容動物状況の飼育環境の改善(犬の散歩・猫のトイレ等)を動物保護指導センターに幾度となくさまざまなボランティアが要求するが、保護犬は係留止めが常となり、”猫の尿の匂いはマーキングで個体が自分の匂い
2016年~ 地域における猫問題や多頭飼育問題が後を絶たない中、地域市民やボランティアだけでは対応が困難なケースでは、千葉市動物保護指導センター(以下、センターと呼ぶ。)に相談をしても、積極的な対応はほとんど望めませんでした。 また、センターには迷子になった犬猫、飼い主が自ら放棄した犬猫が収容される施設がありますが、冷暖房設備が完備されておらず、熱中症が要因と疑われる収容犬の死亡事故や、譲渡候補犬が1m程度の短い鎖で長期けい留されるなど、適正な管理とは言い難い状況が見られま