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【監督舞台挨拶レポ!リピーター続出!】映画「シャイロックの子供たち」奇跡と続編待望論!半沢直樹オマージュのアレは。



映画「シャイロックの子供たち」が
大ヒット中だ。

なんと「追いシャイロック」なる言葉で何度もみにいく
リピーターがいるらしい。

かくいう私も
今年一番クラスの映画だと動画で絶賛させてもらいました(*'▽')

なんと!今回監督の舞台挨拶があり(ティーチ・イン上映というらしい)

本木克英監督川瀬功(編集)矢島考(プロデューサー)の登壇。私、当然「半沢直樹」の格好で前列をキープ!!(;'∀')ヤベーやつだと思われないようにきちんと、ポップコーンセットを買いました。こういうとき、ただ目立とうとしているヤツになってはいけないので実はすごーーーく気を使う。あ、これ質問されたらやだろうし、こう返ってくる場合、こうだな~など何度もシミュレーションする。しかし監督、優しくて、質問コーナーで私が手を挙げた時「あ、スーツで、銀行員ですか?」ととても入りやすいパスを出してくださった。

「私、半沢直樹のものまねしてます、やられたら倍返しだ!」
と中テンションでやらせてもらった。

会場のお客様がウケてくれたのが嬉しかった。優しいね(;^_^A

半沢直樹オマージュとシャイロック含む続編について聞いたのだけれど
当然権利関係もあるので答えづらい、場合があるので

こういうとき、質問を連ねてはいけないんだけど、
手短に、
「私、船橋すんでるんですが、船橋競馬場出てました!ギャンブルにハマたことは?」
「耐震偽装の物件の実在のロケ地、あれ・・・大丈夫だったんでしょうか?」
と入れた。(これは2回目見たときに本当に気になったので)

するとお三方みんな答えてくれて、
実は
「半沢直樹」ありきで作っているわけではなくキャスティングも上戸彩さんも
それで決まったわけではない、という。

逆に「いかに半沢のものまねにならないようにするか」を考えた、と監督。

演技と演出的に「動」である半沢に対し
シャイロックは「静」。ナチュラルな部分に重きを置いたというのだ。

これは今後続編もある場合、対照的に描かれる素晴らしい期待が持てる。

そうそう、なんと
シャイロックの子供たち、続編待望論が出るくらい(これがファンの中か、業界の中なのかは不明)評価されている、と初めに言っていた。

船橋競馬場では
普通内容がギャンブルで失敗する人が出てくる話なのに、貸してくれて感謝していることと、
実は走っているシーンが合成であることなどが明かされた。

そう考えるとさらに佐々木蔵之介さんの演技がすごすぎる(;'∀')
改装しないで取っておく一角で撮影させてくれた、という。

そして耐震偽装物件は町田で
すぐに地元の人はわかるだろう、ということと、撮影に好意的な街が許可をしてくれて
あれも普通なかなか難しい、という。

町田に感謝(;'∀')

で、監督が言っていたのが
「コロナの中で撮影し、もう作り上げるのは不可能ではないか」
と何度も思ったらしいのだ。

のべ1000回もコロナ検査があり、
その中での撮影。

パンフレットには上戸彩さんは監督の顔を終わるまでほとんどマスクでみることが
できなかった、と言っている。
とうぜん撮影の脚本のバージョンもバタバタとたくさんあって大変であり、
二転三転していくなか、あの本編になったのだ。

だから出来上がるまで、きちんとおもしろくなっているか、正直わからなかったらしく、
編集では何度も、「おもしろさ」を追及し、ブラッシュアップしたらしい。

あの作品自体が奇跡なのだ。

私、質問でマイクを持たしてくれて
「先月私、約20回映画館で映画を観に行ったんですが、その中で一番感動しました!」
(↑そのうち5回は鬼滅の刃じゃねーかヾ(゚д゚ll)
と伝えさてていただきました。
監督に「ありがとうございます」と言っていただけて嬉しかった。

会場の方は4回目の人が多くて、私なんかただの2回目である。
なんだか申し訳ないんだけれど、

SNSでもなんでも伝えることで届く人がきちんといる、と言いたい。
最後に
司会進行をされていた松竹の方が
「YouTubeで熱く語られている動画みましたよ」と
言ってくれたのでビックリしたヾ(゚д゚ll)

ええ、嬉しい。そして励みになる。
というより、そんなこと言っていいのか。

こういう感謝は僕は忘れないようにしたい、
実は「半沢直樹」に感謝した時も、あれいらいずっとTBSのBoobo(ブーブ)を鞄に付けている。
(シャイロックはテレビ朝日系なのだけど)
なので今回はこの想いを忘れないように、と鞄にもう一つ、感謝をつけることになりました。

私が実際にした質疑応答はこんな感じ

「銀行員ものは時代劇のように、世界に通用するんじゃないかと思いました!
半沢直樹オマージュが倍返し、と紙吹雪にあるか、と思いましたが、
ぜひ今後続編を半沢直樹と並行世界でもいいんでやって欲しいと思いましたが、
そのあたりいかがでしょうか!」

そう、日本独自の「生きづらさの悲哀」
サラリーマン。
このド派手ではない中にある、悲喜劇。

主人公、西木(阿部サダヲ)は行方不明になる。
殺されたのではないだろうか、と解釈される。

映画でその
悲喜劇を見届けてみてほしい。

ネタバレしないで観るのがオススメ。
正直私、観ながら、
「あれ、言い過ぎたな~」と思いました(;^_^A

エレファントカシマシの主題歌の出だしの言葉が素晴らしい

『意地になるなよ TIME IS TIME』

そう、時は金なり、なんかじゃない。
時は、時だ。
生きよう。

舞台挨拶の3人が語っていたことが印象的
「誰も殺したくなかった」

さぁ、映画館へ行こう。
あ、そういえば2回目見たすげー面白いなーと思った小道具が
「2時間早く帰ろう」というポスターが休憩室にあって、
残業しないで帰ろう、みたいな標語だと思うんだけど
その下に
2時間早く帰って「映画館にでも行こう!」って吹き出しに書いてあって
心の中でクスっとした。

と、いうわけで動画版の舞台挨拶回感想お待ちくださーい。


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