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人体を支配するしくみ「人体をめぐる血管の網」5

毎週水曜日は、Newton「人体を支配するしくみ」を、見開き2ページずつ読み進めるシリーズです。

今回はP.84~85。
昨日までの自分より一歩だけ成長したいと思います。


体内の化学工場

本章は肝臓について、多くの働きを有することから「体内の化学工場」と紹介されていました。

<形態>

・人体最大の腺(重さ:1,200~1,400g)で、胆汁を分泌する消化腺。
・肝管は胆管、主膵管と合流し、大十二指腸乳頭に開く。
・右上腹部・横隔膜の直下に存在し、肝鎌状間膜かんかまじょうかんまくにより左葉右葉に区別されるが、下面では尾状葉、方形葉を含み四葉で区別される。
・別名「沈黙の臓器」ともよばれ、症状を感じることが難しい。
・7割近くを切除しても再生できる。

<働き>

・栄養の貯蓄と放出
・解毒作用(アルコール、薬剤など)
・酵素の産出(ヘパリン、抗血液凝固)
・胆汁の産出、分泌
・血液凝固
・物質代謝
・血液貯蔵

おまけ

肝臓の前面には、肝臓と体壁を結ぶ肝鎌状間膜が存在し、後面は肝臓と胃を結ぶ小網しょうもうが存在します。

小網は、肝十二指腸間膜と肝胃間膜をあわせた名称です。

セラピストにとっては、施術のヒントになるのご紹介しておきます。


次回(1/31予定)は、「全身の主な動脈、静脈、臓器」です。

次回も新しい発見と出会えますように。
それではまた

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