探偵討議部へようこそ⑥ #7
前回までのあらすじ
ヒデモーのベルトと靴を届けるべく、自転車で坂を登るハシモーはもはやノックダウン寸前であった。もう自転車を降りようか、という瞬間に助けにきたのは<ロダン>オットー・コマエダとリョーキちゃん。ロダン先輩の暴走自転車に二人乗りしたハシモーの尻は割れる寸前であった。
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これ以上恐ろしい乗り物はこの世に存在しないと思う。
ロダン先輩の駆る自転車は、いまや下り坂でジェットコースターもかくや、というものすごいスピードになっている。お尻の感覚は、もう死んだ