★HEADS 

「アミューズ版のDA PUMP」
2000年にアミューズからデビューした男性アイドルグループ
当時、SPEEDやDA PUMPといった4人組のアイドルが人気を得ていたため、彼らも4人組で結成された。ちなみに同じアミューズ所属だったCOLOR、Perfume、BOYSTYLEといった女性グループはSPEEDに影響を受けてデビューした。小中学生のメンバーで構成されていたことで話題を集めたが、テレビ出演が少なかったことや楽曲もあまりヒットしなかったため、B級～C級アイドルのポジションで活躍していた。グループ解散後、メンバーのトオルとリョウタは、ロックバンドONE OK ROCKを結成し、活動している。

                                                     ★w-inds. 

「男性版EARTH」
2001年にライジングプロダクションからデビューした男性アイドルグループ同事務所所属の3人組女性アイドルユニット・EARTHの男の子版として結成された。グループ名の由来は当時、ライジングプロの平 社長が「今の時代はパソコンとかインターネットが出てきたでしょ、だからそれにちなんだ名前(PC用語)を付けると良いと思うんだよねー」と発言していたことがきっかけ。Windowsが人気だったことから、「ウィンドウズ」を短縮して→ウィンズと名付けられた。

かわいい＆少年コンセプト＋男子中学生、ボーカルがセンターに立ち、ダンサー2人が後ろに立ってパフォーマンスを行うという特異構成でジャニーズとの差別化に成功した。 先輩グループのDA PUMPよりもアイドル色が強かったため、初期の頃にはジャニーズ系と間違えられることも多かった。バラエティ番組のほか、音楽番組にも多数出演した。

                                                ★RUN＆GUN 

2001年に吉本興業からデビューした男性アイドルグループ
よみうりテレビのオーディション番組「スタパー!!」から結成された。当時の日本のアイドル界、特に女性アイドルは「第2のSPEED」を誕生させることを目指していた時期であり、Folder5・EARTH・Z-1・Dreamなどが代表的な例として挙げられるが、男性アイドルもこの影響を僅かに受けていたため、彼らも4人組でデビューした。 また吉本興業もこの時期にはお笑いダンスユニットのWEST SIDEを売り出すなどしていた。 音楽番組にもたくさん出演していたが、セールス面では良い成果が残せなかった。 

                                                     ★FLAME

「ライジング版のKAT-TUN」
2001年にライジングプロダクションからデビュー   
ジュノン・スーパーボーイ・コンテストによって選ばれた4人で結成された。グループ名の由来は、炎を意味する「フレイム」とPC用語の「フレーム」を合わせたものである。もともと歌やダンスよりも俳優・演技を目指していたメンバーで構成されていたため、同じ事務所所属のDA PUMPやw-inds.といった男性グループの中では唯一、ダンスグループではない 。企画モノユニットとしての印象が強かったため、活動は短命であった。

                                                     ★EXILE

2001年にデビューした男性ダンスアイドルグループ
当初は、ダンスよりもバラードを歌っているイメージが強かったが、次第にダンスグループと認知されるようになった。正統派で王子様路線のジャニーズ系とは異なり、男性のセクシーなイメージと大衆の志向に合致する楽曲で女性ファンだけでなく、若い男性層にも好評を得た。

                                                  ★Lead      

2002年にライジングプロダクションからデビュー
HEADSと同じくダンススクール「キャレス」の大阪校に通っていたメンバーで結成され、当初は3人組で「Rhymix」・「flow」という名前で活動していたが、デビュー前にオーディションで選ばれた古屋敬多が加入し、4人組体制となった。デビュー初期の頃には「HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP」や「日本レコード大賞」といったゴールデンタイムの歌番組にも出演したが、楽曲に恵まれず良い成果が残せなかった。

                                              ★タッキー＆翼 

2002年にジャニーズ事務所からデビュー
当初ジャニー喜多川は、滝沢をソロでデビューさせる予定だったが、滝沢が今井と2人での活動を希望したため、デュオとして結成された。Kinki Kidsに続く2人組ユニットとして活動したが、セールス面ではあまり良い成果が残せず、ジャニーズのアイドルとしてB～C級アイドル的なポジションだった。

                                             ★ORANGE RANGE 

2003年にデビューした5人組のミクスチャーロックバンド                         
 沖縄出身のメンバーで構成されており、キャッチーなメロディーと軽快なラップを織り交ぜた楽曲を発表した。バンドであるが、中高生や若い女性ファンが多かったことから2000年代前半～中盤にかけてアイドル的な人気を獲得した。

                                                      ★NEWS

2003年にジャニーズ事務所からデビューした男性アイドルグループ 
先輩グループのV6や嵐に続いて「バレーボールワールドカップ大会」のイメージキャラクターとしてジャニーズジュニアで最上級の人気を享受していた山下智久を中心に結成された。当初は、期間限定のグループとされていたが、「希望～Yell～」というシングルを発表し、正式にデビューした。

                                                 ★関ジャニ∞ 

2004年にジャニーズ事務所からデビュー
メンバー全員が関西出身で、関西出身グループとしてはKinKi Kids以来2組目である。当初は先輩グループの忍者のように演歌調の楽曲でデビューしたが、次第にダンス・お笑い・バンドスタイルでパフォーマンスを行うなどエンターテインメント性を増していった。

                                                     ★WaT

2005年にバーニングプロダクションからデビューしたアイドルデュオ
グループ名の由来は、メンバー2人のウエンツ＆徹平(Wentz and Teppei)の頭文字から名付けられた。 活動当時、「NHK紅白歌合戦」にメジャーデビューから史上最短（1ヶ月29日）で初出場した。音楽活動と並行してドラマやバラエティにもたくさん出演し、メンバーそれぞれがタレント・俳優・歌手としても活躍した。 

★UVERworld

「ロックバンド界の嵐」
2005年にデビューした6人組のミクスチャーロックバンド
もともとはライブを中心に活動してきたが31枚目のシングル「DECIDED」発売以​​後、インタビューやTVに出演するなどメディア露出も増えている。本来はアーティストに分類されるが、バンドのターゲットが女性でファン層も若い女性が中心(主にゆとり世代)であることから、アイドルバンド的なイメージも持っている。2000年代半ばにデビューしたミクスチャーバンドでアイドル的な人気を得ている点はORANGE RANGE、代表曲やヒット曲が少なく一般的にも知名度は低い方であるが、ライブの動員数が多く活動期間が長い点は嵐に似ている。

                                                   ★KAT-TUN

2006年にデビューした、6人組の男性アイドルグループ
ジャニーズでは異色のワイルドなグループであり、「不良」や「ギラギラ」といったイメージを持っていた。音楽面ではロック調の楽曲を歌い、先輩グループの男闘呼組の路線を受け継いだ。当初は「第2のSMAP」・「ポストSMAP」として期待されていたが、メンバー脱退などの内紛を経験し、人気が低迷。その代わりに嵐がSMAPの後を継ぐ国民的グループとなった。 

                                                   ★羞恥心

2008年にデビューした男性アイドルユニット
フジテレビのバラエティ番組「クイズ!ヘキサゴンII」から結成された男性3人組である。島田紳助がプロデュースを務め、ジャニーズの少年隊をお手本にしたという。企画モノのユニットであったが、デビューシングルがオリコン年間シングルチャート5位となるヒットを記録し、「日本レコード大賞特別賞受賞」や「NHK紅白歌合戦」に出場するなど人気を得た。

                                             ★Hey! Say! JUMP

「日本版 SUPER JUNIOR」
2007年にジャニーズ事務所からデビューした男性アイドルグループ
グループ名の由来は、「Hey! Say! Johnny's Ultra Music Power」の略で「メンバー全員が平成生まれで、平成の時代を高くジャンプしていく」という意味が込められている。光GENJIやV6などと同様に彼らもHey! Say! 7とHey! Say! BESTという2つのユニットに分かれている。初の単独コンサートでは東京ドームでのグループ・ソロ合わせて、史上最年少公演記録（当時、平均年齢15歳7か月）を更新した。これまでに発売したすべてのシングル・アルバムがオリコンの週間ランキングで初登場1位を獲得している。