イベントが先か、コミュニティが先か。

「イベントにひとが集まらないので告知の協力をお願いします」

という話がよく来ます。

たしかにイベントの集客ってたいへんだなと思います。じぶんも過去いろんな企画に関わってきたので。とくにその地域で初の試みであればなおさらたいへんでしょうし、回を重ねるごとに規模が縮小することもあります。


じぶんの場合、イベントの開催が目的ではなく、まず《コミュニティづくり》が先に立ちます。そのコミュニティを広げるための手段としてイベントがある、ということです。

たとえるなら、町内会という日常的なコミュニティ活動があり、地区の清掃やらあるなかで、たまにお祭りがあるのと同じでしょうか。


とはいえ、まずはイベントを開催しないとコミュニティを広げるどころかコミュニティそのものが立ち上がらないでしょ、という話もあります。

それも一理あると思います。

だけど日常的なコミュニティ活動を重視しないままイベントを開催しようとするからひとが集まらないんじゃないでしょうか。

だからじぶんは《コミュニティが先》だと考えています。


たとえば5年前「Startup Weekend Niigata」という起業家コミュニティを発足しました。そしてまずは新潟県で初めてのイベントを半年後に開催しようと計画しました。

それからというものたったひとりで駆け回り、数少ない起業家気質のある知人を頼りに活動の趣旨を伝えていったら仲間がひとりまたひとりと増え、イベント開催前にコミュニティと言っていいほどの広がりが生まれました。

そこでもいろんな失敗から学びを得られたし、課題を共有する仲間がいて心強かったです。

結果、まだ小さくはあったけどそのコミュニティをもってして初めてのイベントでは、なんだかんだと50名以上が参加してくれました。近々9回目が予定されていますが、数字だけで見ればいまだにその申込数を超える回はありません。最多の理由は初開催で注目を浴びたからだったのか、それとも!?


じぶんも初めは

「とにかくイベントを開催しないと」

という気持ちが はやりました。

でも、日常的なコミュニティ活動を重視したほうが、一過性のもので終わらず持続可能性があり、ふだんから学びあえていっしょに遊びに行けるような仲間が出来て楽しく感じるようになりました。

いまや3年間で7,200人以上が訪れるようになった「ギルドハウス十日町」を立ち上げるにあたり、Startup Weekend Niigataから得られた恩恵は計り知れません。


いつだったか、そもそもStartup Weekendという世界的な起業家コミュニティを立ち上げたひとたちの話を聞いたことがあります。

なぜStartup Weekendがイベント団体ではなくコミュニティ団体なのか。そのほうが互いに学びあえて成長のスピードが速かったからだそうです。


ふだん自宅と職場(もしくは学校)とは別の第3・第4の場を持つひまがないというひとだと、限られた休日のイベントでつながりや学びを得ようとするかもしれません。

それもいいのですけど、一過性のイベントよりも第3・第4の場と言える新たなコミュニティに飛び込み、互いにいろんなことを共有したり学びあえるような仲間を得たとき。

時代の変化に即応できるような、じぶんらしくいられる日常がだれかの価値になるような、新しい働き方・生き方に通じていくのだと思います。

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