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妊娠までの道のりでの不思議体験

そろそろ子供が欲しいと話始めてから数年なかなか妊娠せず、私も精神的少し疲れてきたのを見かねて、キューバ(夫の母国です)滞在時に病院で検査をしよう!ということになりました。

検査

実際に病院にいくと、女性の検査には周期などがかかわるので、滞在中のタイミングでは検査できず、夫(ローリー)だけキューバにて検査を行いました。翌日には結果が出て、数も形も何の問題もなく元気一杯!のお墨付きをもらって帰ってきました。

ということはやはり私の問題??不安を覚えながら帰国後すぐに婦人科にて検査。一通り検査をしましたが、全く異常なし!のこちらもお墨付きをもらいました。

お互いの体の問題ではないということで、婦人科でタイミング法を始めることにしました。排卵のタイミングにいかに合わせられるかというもの。

お清め

一方、数週間遅れて帰国したローリーが持ち帰ってきたのは、ペットボトルに入った緑色の液体…。これを3日間お風呂で全身にかけて清めよ、とのこと!

この緑色の液体、数種類の草を集め(もちろんこの草を探すのにも大冒険)、ローリーの親友の母(バルバリータ:この後も重要な任務を果たす人物)が煎じてくれたものだそう。

で、これはなんなの?何のため?何に効くの?とローリーに詰め寄っても、子供欲しいでしょ?というような返事しか返ってこないので、とりあえず恐る恐るお風呂で緑色の液体を頭から体に流しました。

かぼちゃのおまじない

数日後、ローリーから『次の満月の日までにカボチャ買っといて』と言われ、今度はなんなの?何のため?と聞いてもまた子供が欲しいでしょ?という感じ。もう面倒なので買いに行くと、ちょうどハロウィンの時期で、八百屋さんが奥から一つちょうど両手で持てるくらいのホールのかぼちゃを出してきてくれました。

その翌日から毎朝出かける前に、始まったおまじない!

お腹に豚の脂を塗りつける
その上に白い粉(卵の殻を乾燥させて粉にしたもの)をふりかけ
かぼちゃをお腹の前で3回まわし、回している間に願いを心の中でつぶやく


そして満月の夜

さあ出発!…。ところでこのカボチャを持ってどこへ?何をしに行くの?もう疑問で頭に???がいっぱいなまま、両手にカボチャ(そこそこ重い)を抱えて玄関を出ると、さっそく『左にしか曲がれないからね』との指示が。え!聞いてないんですけど。でどこに行くの?『川』。家の裏手が多摩川なのでさっと行けそうなところを、左折ルールのもと、少し遠回りしながら歩く。

で、川でなにするの?という疑問に対する答えがないまま堤防を超えて、水の流れが見えるところまでくると『じゃ、カボチャを川に流して』川に流す?ここから川に落とすの?満月の月明かりの下、わけのわからないまま、かぼちゃを川に流し、それからまた左にしか曲がれないルールのなかで遠回りして帰途につくのでした。そもそもこれで合ってたの?私のかぼちゃちゃんと川に落ちてた(暗くてよく見えなかったし)?ちゃんとできてなかったら意味ないよね?と、もはや怒りに変わったわたしの疑問で帰り道はケンカ。子供が欲しいからやってるだけだよと言われるけど、結果喧嘩してたら神様も見捨てるでしょ??

この数日後

おまじないと同時進行してたタイミング法初回実施。そして、、、なんと1回目で妊娠したのでした。

頭で考えてもわからない(考えても無駄)な、不思議なキューバの世界へようこそ。

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