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「人が楽しそうにしているのが好き」 Whateverを支えるGround Controlの仕事

こんにちは。Whateverのayaです。
Whateverは、誰も見たことがないようなアイデアを考え、あらゆる方法でそれを実現していくクリエイティブスタジオ
今回はそんな、Whateverのクリエイティブを支えるGround Control(以下、グラコロ)のお話。
グラコロの1人目として、ポジションを作った小野さんにインタビューをさせてもらいました!

PR / Ground Control 小野 里夏

生まれも育ちも埼玉県。20 代半ばに飲食業界から広告制作会社のバックオフィスにキャリアチェンジ。
経理や総務、Pマークの個人情報監査責任者などの傍ら、オウンドメディアの立ち上げに参画し、編集・ライター業務担当。その後、WEB コンテンツの提供から、講座、トークイベント、ワークショップ等の企画・実施などを行うオンラインサロンの運営などにも従事。
2017 年 7 月に dot by dot へ入社し、総務、広報を担当。2019年より Whatever に所属。会社のコア・バリューが息づくように働きかける Ground Control としても活動中。

Whateverのグラコロという仕事

ーまずはグラコロの仕事内容について教えてください。

ざっくり言うと、総務・人事・広報・秘書 + コミュニティマネージャーという感じです。
Whateverは、正社員、Co-Creator(個人の活動をしながらWhateverにも属するフリーランス)、WHEREVER(弊社も入っている様々なクリエイターを集まる8階建てのコワーキングビル)に入居する会社やコワーキングスペースの入居者など、さまざまなクリエイターが行き交う組織。
そういった中でクリエイター同士がぶつからないようコミュニケーションを円滑に進めたり、安心してモノづくりに集中できる環境づくりをしたりしています。
クリエイターの管制塔となるお仕事なので、空港の管制塔Ground Controlの名称を使っています。

ーどうやってグラコロになったんですか?

Whateverのバックオフィスの求人を見つけたんです。
前職もバックオフィス業務をしていたので、バックオフィス業務はできる。でも、PRや広報の仕事をしてみたいとも思っていて。Whateverが手がけたプロジェクトを知っていたこともあって、面白そうだと思って応募して、面接でPR・広報に挑戦したいことを伝えたら、前向きに受け入れてくれて。入社することになりました。
最初にやったことは、バックオフィス業務と、シェアオフィス「HOLSTER」の運営。入って1ヶ月で月刊スナックと言うイベントでお酒を作っていました。笑
自分のポジションに制限がないんだなって実感しましたね。何をしても自由なのかもって。

当時のシェアオフィスHOLSTER内でのイベント「月刊スナック」

バックオフィスからグラコロへ

ー私たちがバックオフィスとして出会ったのはその後くらいですか。

※インタビュアーのayaは以前、別の会社のバックオフィスでした

その頃はまだ肩書きも「グラコロ」じゃなくて「バックオフィス」だったんですが、ayaさんに出会って、クリエイティブの会社のバックオフィスがどうあるべきか、という話をするイベントに登壇させてもらって。一緒にAirbnb社を訪問してGround Controlの方に話を聞きましたよね。その時に、グラコロとしてやっていこうって。

バックオフィスのトークイベントに登壇

ーそれで何かやることが変わったり心境が変化しました?

やることは変わっていないけど、自分自身の境界線がなくなった気がします。「私はこれをしなければいけない人だ。こういうポジションだ」というのがなくなった。クリエイターのものづくりを支えるためのポジションで、そのための課題解決や効率化が仕事なんだと。総務、労務、みたいな固まったポジションじゃなくて、もう少しふわっと広がった感じがしました。

人が楽しそうにしていることが好き

ー今までで一番楽しかった・やりがいがあった仕事を教えてください。

日々の業務でいうと、細々した小さなタスクの積み重ね。何か解決できることはないかなって毎日取り組んでいます。
時間をかけて取り組んだのは、六本木なんでもデイというイベントですね。
企画して、それをアウトプットするのが好きなんだと思います。自分のアイディアでも、人のアイディアでも。
六本木なんでもデイは本当に大変で、起きてから寝る直前までイベントのこと考えて、夢でもTO DOに追われて、ゲロ吐きそうでしたけど笑
でも、初めての一般向けのイベントで、久しぶりに昔からの知り合いのクリエイターさんや会社の方が遊びに来てくれて。みんなが楽しそうに話しているのをみた時に、「あぁ、やってよかった」って思いました。
人が楽しそうにしているのが好きなんですよね。

Whereverを開放し、ジャンルレスな表現の展示・販売を行った「六本木なんでもデイ」

ー「人が楽しそうにしているのが好き」は、社内の人に対しても当てはまりそうですよね。

そうかもしれないですね。
「社内のクリエイターに楽しそうに何かを作っていてほしい」は私の仕事愛の根源かもしれないです。

Whateverのグラコロという仕事

ーこれからWhateverのグラコロってどうなっていきますか?

これまでのグラコロって、バックオフィスとコミュニティマネージャーの両方の役割をまとめて「グラコロ」って呼んでいたんですよ。でも、よく考えると、パーソナリティとしては真逆。抜け漏れが許されないバックオフィス業務と、新しいアイディアをどんどん生んでいくことが求められるコミュニティマネージャーと。考え方やテンションが全然違う。そこのスイッチはすごく難しくて。
なので、バックオフィスとグラコロの業務を分担するようにしました
コミュニティマネージャー業務は1人新しく入社して仲間になりました。
現在は、バックオフィス業務の部分が人手が足りないので、採用中です。
今後は、他の会社のバックオフィス・グラコロの人たちと一緒にコミュニティみたいなものを作りたいですね。お互いに助け合ったり、情報交換したりをできるような。

ーグラコロのバックオフィス担当を採用中とのことですが、どんな人がWhateverのグラコロに向いていますか?

能動的に考えて、色々試していきたいっていうタイプの人が合っていると思います。新しく覚えないといけないこともたくさんあります。
Whateverは、組織としてはまだまだ発展途中。なので、フローやマニュアルが固まっていないことがたくさんあって、柔軟に対応していかないといけない。いろんなことが早いスピードでアップデートされていくし、改善を繰り返していくことが求められるので、やることがどんどん変わっていくんです。そういうのに前向きな人が合うと思います。
バックオフィスの業務には繰り返し作業もありますが、毎回、反省会をしてブラッシュアップをしています。小さなことだと、例えば健康診断の予約。予約の取り方を変えてみよう、とか、時間をかけすぎた部分があるね、とか。

ーいつもしっかりサポートして、フォローしてくれているのを感じます。

最近、社会も大きく変容しました。電子申請がOKになったり、ペーパーレス化したり。
そういうのもいち早く取り入れていく会社なので、新しい情報への感度・対応が苦じゃない人に入ってほしいですね。

ー小野さんにとってWhateverってどういう会社ですか?

自分たちのアイディアをすごく大切にしてる会社だと思っています。逆を言うと、自分たちのやりたくないことはしない会社です。笑
本当にものづくりに貪欲なんですよ。
クライアントワークにしろ、自社のコンテンツにしろ、自分たちのアイディアを世に出すことが好き。ものづくりが好きな人しかいないですね。
形に囚われないところがいいと思っています。Make whatever. Rules、whatever.なだけあって、そこに自分たちのアイディアがあれば、アウトプットの形はなんでもいい。
私自身が、Whateverが作っているものが好きなんです。もっとたくさんの人に知ってほしいと思っています。だからPRに力を入れたいんですよね。

Whateverが現在制作中のストップモーション時代劇「HIDARI」

ーWhateverの好きなところを教えてください。

挑戦できる環境、挑戦が許される風潮があるのが好きですね。
今のバックオフィス業務のルールはほとんど私が考えていて。もちろん、許可が必要なものもありますが。
自分の「こうしたい」が受け入れられやすい会社だし、それが求められている感じもします。

それから、みんながものづくりに誠実に向き合っているところが好きです。
Whateverの人は、みんな真面目なんです。そうじゃなかったら成り立たないなって日々思います。笑
自由が与えられていて、それが重荷の時もあるけど、ルールを設けずに自分で自分をコントロールして仕事している。そういう人たちが集まって、お互いをリスペクトして、思いやっている。Whateverのいいところだなって思います。

ーインタビューは以上です!ありがとうございました!

私がWhateverに入社して一番ビックリしたのは、グラコロのサポート力の高さ!グラコロがいないとWhateverは崩壊するんじゃないかと思うくらい、なくてはならない存在。
…ということで、そんなグラコロの小野さんへの想いを、CEOゆうすけさんと、プロデューサーの関さんにコメントしてもらいました!


Producer / CEO 富永 勇亮

グラコロはWhateverにとって、扇の要的な存在。コミュニケーションのど真ん中です。
総務という職業は、一般的には後ろから支える「バックオフィス」と呼ばれますが、Whateverでは「管制塔」という見晴らしのいい、場所でいえば上の方みたいな位置づけなのはすごくいいと思っています。
小野さんに出会えてなかったら、グラコロというポジションはできていなかったのでは。これから、さらにグラコロというポジションを確立して、グラコロがいろんな会社の当たり前のポジションになるといいと思っています。

Producer 関 賢一

Whateverは良き仲間の出会いに恵まれ、人数が増えました。それでも会社っぽくならず、フラットなクリエイティブコミュニティ然としてモノづくりに集中できているのは、グランドコントロールのおかげです。本当に感謝しかありません。

グラコロでは現在、バックオフィス業務を担当する人を募集しています。

応募される方は recruit@whatever.co に、履歴書・職務経歴書を添付のうえご連絡ください。


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