映画れびゅー『声優夫婦の甘くない生活』


本日は2020年12月18日公開予定の「声優夫婦の甘くない生活」というイスラエル映画を紹介していきたいと思います。原題は「Gloden Voices」。

〜こんな人にオススメ〜

旦那や妻に不満を感じ、マンネリ化している人達。

愛とは何か考えたい人達。

ノスタルジックな気分になりたい人達。

※夜中の映画館で見るのがオススメです。

〜あらすじ〜

1990年、イスラエルへ移民したヴィクトルとラヤは、かつてソ連に届くハリウッドやヨーロッパ映画の吹き替えで活躍した声優夫婦。しかし、夢の第2の人生のはずが、新天地では声優の需要がなかった。生活のため、ラヤは夫に内緒でテレフォンセックスの仕事に就き、思わぬ才能を発揮。一方ヴィクトルは、違法 な海賊版レンタルビデオ店で再び声優の職を得る。ようやく軌道に乗り始めたかに見えた日々。しかし、妻の秘密が発覚したことをきっかけに、長年気付かないふりをしてきたお互いの「本当の声」が噴出し始める。

〜感想〜

今回、私はオンライン試写会でこの映画を視聴しました。正直な感想は、少し見ていて退屈だった。。。

人生で、初めてイスラエル映画を視聴したが、独特な世界観や物語であった。話自体は、いたってシンプルであるが、受け取る側の解釈次第で評価は多種多様であった。結婚している人、特に子供がいない夫婦には通ずるものがあるのではないかと思った。日本は島国のため、移民や言語の壁に対する、葛藤などを共感するのは難しいので、日本人にウケる映画ではないのかなと感じた。

個人的に印象に残っているのは、映画館のオーナーが、「映画は高いお金を払ってでも、映画館で見ることに価値がある。」といったニュアンスの台詞。様々なデバイスがある現代において、映画館という選択肢は今後も残っていってほしいと思った。自分自身、映画館で見るとこの映画の評価はまた変わりそうな気もする。



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