渡辺孝宏 T.W.

渡辺孝宏 T.W.

最近の記事

しっかり者の正体

他人のめちゃくちゃさを許容しており、自分のめちゃくちゃさを悪びれてもいない人は、そのまま日々を流すことをそこそこ気に入っているというか納得しているため、葛藤もせず実務を身に着け、いつのまにかしっかり者だとみられる傾向がある。これは皮肉ではなく、好ましい姿だと思う 例えば、繁盛しているが後継者のいない店。彼は後継者問題に頭を悩ませながらも健気に店を切り盛りしているのではなく、今楽しく商売出来てればそれでよく、その時が来たら店を畳むまでなのである

    • 今も輝ける時なのです

      いつだって何かを始めるのにふさわしいし、いつだって素晴らしい時代だよ。 過ぎ去ってわかるよ。あのときだってもっと大胆に時代を楽しんでも良かった。 選り好みして今じゃないとか、それはもったいないよね。 20240416 何をするかじゃなくて、とりあえず毎日外に出ることなんだ。 思いつかずにめんどくさかったら、引きこもりの延長で仕事をしてもいい。 アートの神髄は人にお出しするのが恥ずかしいようなものを垂れ流すことだと理解した今、実生活の態度もそれにしないことは、知行合一の精

      • 話してみよう

        恥ずかしがらないで、色んなことをお話ししよう。 あれがおいしかったとか、 これがうれしかったとか。 話す相手も、こんな人とはふさわしくないんじゃないかという人でいいんだ。 寂しかったり悲しかった時間が、 人と話すことで、実りのある慰めの時間になる可能性だって十分にあったことに気が付く。 話すことそのものに意味がある。 同じ時代に偶然一緒にいられるあの人と 話してみよう。 20240425 犬が人の顔をペロペロ、とくに口の周りをペロペロなめるのは、群れの上位者

        • ツイッター凍結に従い数年ぶりにサブ垢復帰してみて

          数年間付き合いのなかったかつての相互フォロワーさんが相変わらず元気にしていて、感慨深かった。決してそんなことはないのだが、自分をずっと待っていてくれたかのような温かい気持ちになった。 俺はヒトから頼られるほど高い報酬ももらってないし、能力や時間が有り余ってるわけでもない。何の責任も抱え込む必要なんてない。そういうのは地位の高い人に任せておこう。俺は自由だ 振り返ってみると、"甘えジジイ"に結構まとわりつかれてきた人生だった。周りからまともに相手にもされていないジジイが、最

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          自給自足

          これはちょっとサディズム入ってるんですけど、世の中のお祭的楽しみがどんどん衰退していき、金や地位を持っていても自分で自分を楽しませられない人は絶望する世界になるのも楽しいと思います。 報われない王様ww 中国で2005年、10歳の少年が最年少で大学に合格した。彼は現在28歳になり、社会に功績を残すような仕事に就いているかと思われたが、仕事をするわけでもなくニートのような生活を送っているという。世界の奇妙なニュースを紹介するウェブサイト『Oddity Central』などが

          丁寧な仕事は存在しない

          丁寧な仕事というのは存在しなくて、本人はアップテンポな音楽のようにダイナミックに次から次へと湧く着想に乗りながら、雑に体を動かしている。それが他人から見ると高度な技術であるために、丁寧な仕事という解釈に落とし込まれているだけなのだ。踊るだけでいい

          丁寧な仕事は存在しない

          ブレイキンのエンジン、センター

          ブレイキンのエンジン、センター

          カサンドラ被害を避ける嗅覚を身に着けよう

          例えば部活の選択で卓球部を選ぶ人はカサンドラ被害に遭いやすい、嗅覚の鈍い人といえる。 卓球部は発達障害のオタクくんの受け皿であるため、定型発達者が卓球部に入ると3年間ガイジ君たちのお世話をすることを受容したことになる。 発達障害が集まりやすい場所、発達障害が忌避しやすい場所の見極めが重要なのだ。 20231212 youtubeでのcoach greg doucette のThe Muscle Barbie Steroid Cycleという動画の一幕。「彼女は病院で検査を受

          カサンドラ被害を避ける嗅覚を身に着けよう

          SNS中毒の終わり

          SNSとは距離を置こうと思い始めた。youtubeで無責任に動画をパッと見て現実に帰るくらいの距離感がちょうどいい。SNSで仲いい人が増えると、心に余所行きの身だしなみを整える必要が出てきて、それはSNS上で自分のペルソナに求められる欲求にこたえるための労苦にすぎない。何より、つぶやかれている内容が世知辛すぎる。インターネットをしていても腹が膨れるわけでも、いい汗をかいて爽快になるでもない。実りの少ない現実だったのだ。 SNSをやめることは、自己表現の出口を一つふさぐことに

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          新しいことが出来るようになった誇らしさ

          体ではっきりと理解した瞬間、頭の中で花火がパアッ!と広がる。このために生きるだけでも十分に人生は実りがあるのではないだろうか。 20231119 自由とは、短時間に多くを詰め込み、ひとつひとつは雑で、トランジッションは物思いに浸る暇もないほど短く、完成度も抜けがあってよく、変更も誰の許しを得ずとも行ってよい。これをダンスに取り入れる。実生活では浪費や顰蹙につながるこれらの自由を、思う存分やれるのがダンス空間だ。 20231126 正しい倒立のように、肩を入れて胸郭を膨らま

          新しいことが出来るようになった誇らしさ

          外国人の話す日本語

          外国人と話していると、たとえ彼らの日本語はたどたどしくても(ただし単純な日本語力でも日本人より上手なんじゃないの?という人も多い)、その言葉には心がこもっているし、一緒に何か作業をしているときなどは、私と彼がおかれた環境による文脈をこちらとともにしているから、バッチリ伝わって気分がいい。一方、日本人の放つ日本語は、語彙は多少多いのかもしれないが、心にもないことをつらつらと述べていたり、言葉の根底にこちらへの尊敬がないのが伝わってきたり、同じ環境にいるというのに同じ文脈を共通し

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          初学者のジレンマ

          ある動作を行う際、まぁ体操のようなものを想像していただきたい。その動作をするにあたって、必要な要素を大雑把に柔軟性と筋力だとする。柔軟性も筋力も、体操の動作を習熟していくにつれて向上していく。体操選手は一般人の平均よりも柔軟性と筋力が高いのは誰でもおわかりのことだ。さて、動作に必要な柔軟性に少し足りなかった場合、筋力で補填することでなんとか動作が成功することがある。逆もまた然りで、筋力の不足を柔軟性の高さでカバーできることもある。これが何を意味するかというと、熟練していくにつ

          初学者のジレンマ

          最高の一日をクリエイト

          今日は多くの人が休日明けの出勤にけだるさを抱えているなか、外に出て気持ち良く運動しようと思う。長時間のネットサーフィンや乗り物での移動、会合などでじっとしていることで気を滞らせるような我慢は必要ない。思えばここ数十年ほとんどの日にそういう時間があったように思える。 そもそも私は活発で好奇心に富んだスケジュールを立てるのが得意で、毎日をワクワクの1秒1秒の連続で生きるのが向いているのだ。と同時に人一倍我慢強く、さらには思いやりもあるので、周りの人の顔が沈んでいれば踊るのをやめ

          最高の一日をクリエイト

          自由律俳句 "農業従事者"

          百姓は 何らかの精神病を抱えてて キモい

          自由律俳句 "農業従事者"

          なぜチャラいとウケがいいのか

          気分が軽く、腰をすぐ上げて楽しいことに出かけていく人。これは自分の世話が自分で出来ているということ。だからこういう人と一緒に働きたいと思うのは当然のことだ。

          なぜチャラいとウケがいいのか

          手軽な楽しみは存在しない。すべては自分の尻を上げるしかない

          連れてってもらえる楽園なんてどこにもないんだ。何かチョチョッとボタンを押して、その選択の正しさによって君が幸せになることなどないんだ。幸せへの道は、全部手間がかかるし、試行錯誤が必要で手軽には出来ないんだ。そう、全部だ。例外はない。だから酒を飲んだりゲームをしたりするのは全部失敗への道だということだ。自分の力でもがいて、痛く苦しい思いをして、続けて続けて、やっと少しだけ楽しくなるんだ。そのほんの少しの本物の楽しさを知ったら、地味な下積みで自分の基礎性能を上げていくことに新たな

          手軽な楽しみは存在しない。すべては自分の尻を上げるしかない