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【当たり前のサービスとして日本でも】HISチャーターのクルーズ船でのWHILL移動サービスは連日人気

WHILL社は、2023年8月2日出発のクルーズ旅行「MSCベリッシマ ​​夏休み ねぶたに沸く東北夏祭りとよさこい祭り 釜山クルーズ10日間」においてWHILLを船内でレンタルができる移動サービスを提供しました。

プレミアムモデルのWHILL Model C2と、折りたためるモデルのWHILL Model Fを持ち込みましたが、連日多くの乗船客にご利用いただき、全機体が出払う日もしばしば・・・。

今回はそんな現場の様子と、実際のお客さまからの声をお届けします!


WHILLは免許不要で「歩行者」扱いの近距離モビリティ

WHILLは免許不要で歩行領域(歩道・屋内外)を走れる近距離モビリティです。電動車椅子規格で開発されており、最高時速は6kmで道路交通法上は「歩行者」の扱いとなります。

左からプレミアムモデルの「WHILL Model C2」、折りたためるモデルの「WHILL Model F」、スクーターモデルの「WHILL Model S」

クルーズ船でのWHILLのレンタルは北米で「当たり前」

WHILL社は現在、20以上の国と地域で事業を展開しています。その中でも北米では創業翌年の2013年の進出以降、WHILLを含めた近距離モビリティのレンタル事業などで業績を伸ばしています。

そもそも、北米ではコンベンションセンターや病院、商業施設など大型の施設や旅行中に半日〜数日単位で「徒歩」をカバーする近距離モビリティのレンタルサービスが「当たり前」の文化・サービスとして普及しています。

これは、キックボードや自転車のシェアサービスのような数分〜数十分単位といった短いレンタルでの事業スキームとは異なります。

グローバルで利用されているWHILL

WHILLは北米において、その半日以上のレンタルサービスを提供する代表1社として上位のシェアを占めており、バカンスの代名詞かつ人気のクルーズ旅行でも、広い船内の快適な移動サービスとして大いに活用されています🛳

HISと協業、日本では初のクルーズツアーでのWHILLモビリティサービス

WHILL社は6月20日、HISとの協業を発表しました。具体的な取り組みの一つが、HISがチャーターするクルーズツアーでのWHILLモビリティサービスの導入です。

日本ではクルーズ船でのWHILLのレンタルサービスは初ですが、北米においてはクルーズ船でのレンタル実績を重ね、当たり前のサービスとして利用されていることなど、これまで培ってきたノウハウや知見を活かしながら今回のサービス提供に至りました。

お天気にも恵まれ、多くの方にご利用いただいたWHILL

クルーズ船は想像以上に広く、徒歩での移動は大変なことも

まだまだ、北米や欧州と比べてクルーズ旅行は日本において馴染みは深くありません。今回初めてクルーズ旅行に参加した方も多く、WHILLをご利用になられた方のうち、7割以上が「船の大きさは想像より大きかった」と答えています。(WHILL社アンケート調査結果より)

WHILLの操作説明を受けるお客様

WHILLをご利用になった方は、70代以上が約半数を占め、おじいちゃまおばあちゃまのためにお孫さんがWHILLを借りに来る、家族3世代でレンタルスポットにお越しになるケースが多く見受けられました。

歩くことはできるが、広大な船内を長時間歩くことがつらい、快適にクルーズ旅行を楽しむために体力温存したいとの理由で借りに来られ、ツアー中リピートして借りる方も半分近くいらっしゃいました。

またWHILLを借りる方は6時間以上ご利用になる場合が最多を占め、短時間ではなく船内を隅々までWHILLで移動されていることがうかがえます。

おばあちゃま、奥様、お孫さんで借りに来られました。

利用されたお客様からは「数百メートル歩くのが苦痛なのですごく助かります。こんなに良いサービスがあると思わなかった」「楽!めちゃめちゃ良い」といったフィードバックが寄せられています。

また、「WHILLをレンタルしたことで、行動量、行動範囲にどのような変化がありましたか?」といったアンケート質問に対しても、81%が「移動距離・移動時間(いずれかが)増えた」と回答。クルーズ船での旅を満喫いただけていることがわかります。

同じペースで顔を見ながら移動できるのもWHILLモビリティサービスの価値

こうしたサービスを提供しているHISでは、ご高齢の方も障害がある方も、あらゆる方が旅行を楽しめるような各種サービスや取り組みに力を入れています。

今回の、WHILLのHISチャータークルーズや、ユニバーサルツーリズムデスクでの案内などもその一環です!

「ご家族と旅行の間だけ使いたい」
「普段は車椅子を使っていないけれど体力が心配だから相談したい」

そんな方は一度ぜひHISのユニバーサルツーリズムデスクにお気軽に問い合わせてみてくださいね🤗

HIS新宿本社営業所ではWHILL3モデルが常設展示されているので、実機を見ることも可能です👀

少し試し乗りすることも可能です。

日常だけでなく、行った先でも使えるWHILLモビリティサービス

WHILLは日常の移動手段として多くのお客様にご愛用いただいているほか、全国の観光施設や商業施設、公園などで一時的に借りられる、法人施設向け事業「WHILLモビリティサービス」があります。

家族3世代でも同じペースで心ゆくまで施設での時間を楽しめます。

「すべてのお出かけ先に、WHILL あらゆる人を迎えるための移動サービス」として、高齢化・多様化が進む社会におけるニーズの高まりから実装が広がっています。将来的には”当たり前に”整備されているものとして、現在WHILL社としても力を入れています。

現在、北海道ボールパークFビレッジ志摩スペイン村ハウステンボスなど合わせて10以上の施設に導入されており、普段は車椅子を使わないけれど、長距離・長時間となるとつらいシニア世代などにご利用いただいています。

WHILLモビリティサービス導入施設一覧(2023年8月8日現在)

今後も随時増えていきます!※予告なく変更となる可能性がございます。

北海道・・・北海道ボールパーク F ビレッジ(Model C2、Model S)
茨城県・・・笠間市観光協会(Model C2)
栃木県・・・那須ハイランドパーク(Model C2)
栃木県・・・那須高原 りんどう湖ファミリー牧場(Model S)
埼玉県・・・ふかや花園プレミアム・アウトレット(Model F)
千葉県・・・流山おおたかの森S・C(Model C2)
東京都・・・日本科学未来館(Model C2)
東京都・・・寺田倉庫 *不定期(Model C2)
静岡県・・・日本平動物園(Model C2)
三重県・・・志摩スペイン村(Model C2)
和歌山県・・・アドベンチャーワールド(Model C2)
長崎県・・・ハウステンボス(Model C2)
長崎県・・・雲仙温泉街(Model C2)



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