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どこかゴメンなアラカルト

ー夫婦ちょい旅、沼津港(番外編)

連載「夫婦ちょい旅、沼津港」シリーズに収録しなかった、どこかゴメンな小話を番外編としてまとめ、紹介する。個人的には、今後、旅行プランを練る際の忘備録として参考にしたい。

関連リンク(連載「夫婦ちょい旅、沼津港」シリーズ):「漁港の魅力を堪能」「先送りした楽しみ(上)」「先送りした楽しみ(下)」「旅の良し悪し『食』次第

(1)スケジュール/その壱

頑張っている奥さんを労うための今回のちょい旅。見かけの日程は、仕事後の木曜の晩を含め、金・土・日曜の3泊4日だ。ただ、実際のところ、奥さんを労うのは1泊2日のみ。というのも、土・日曜は静岡県伊東市にある義父の別宅に泊まり、掃除と草むしりというミッションがあるためだ。

どこかゴメンなスケジュール。

(2)スケジュール/その弐

奥さんを労う1泊2日。ところが、所用が長引き、待ち合わせしたJR三島駅(静岡県三島市)に程近いホテルに着いたのは22時近く。外食しようと約束していたものの、それを果たせず。先にチェックインしていた奥さんにテークアウトの寿司を購入してもらい、ささやかなディナーに。

どこかゴメンなスケジュール。

(3)ホテル

所用の合間を縫って懸命に宿探し。交通アクセスが良いJR三島駅(静岡県三島市)そばの良さげなホテルを見つけて予約した。清潔でリーズナブル。しかも、足を伸ばしてゆったり湯に浸かれる大浴場付き。ところが、立地が繁華街のど真ん中。周囲に「ポン引きの怖そうなお兄さんがたむろしている」と、奥さんは苦笑い。

どこかゴメンな宿チョイス。

(4)スマートフォン/その壱

写真や動画をたくさん撮るぞ。そう意気込んで出かけたのは良いものの、過去のファイルがいっぱいで、メモリー残量があまりない。事前にバックアップもし忘れ、消すに消せないファイルが山積みだ。泣くに泣けない。

どこかゴメンな事前の準備。

(5)スマートフォン/その弐

年季が入ったマイスマホ。電池劣化が甚だしい。フル充電もあっという間に使い切り、大事なときに撮影できない体たらく。充電できる場所を探す時間の浪費。この先、せめてモバイルバッテリーを携行したい。

どこかゴメンな事前の準備。

(6)チケット

お目当ての沼津港深海魚水族館。奥さんを誘うと、「深海魚が苦手だし、入場料が高い」と、やんわり拒否られる。ならばと、クーポンを探して安くしようと試みる。ところが、寝る間を惜しんで探せども、探しものは見つからず。涙を飲んであきらめた。得たのは目の下のクマばかり。

クーポン探しはお早めに。

(7)お土産

シーラカンスをかたどる「深海もなか」。気に入ってお土産に買って帰ろうと思ったが、手荷物と値段がネックであきらめる。ただ、このときの判断が正しかったのか、思い出すたびに今でも悩む。一方、奥さんに目を向ける。トロアジの干物を買うか、悩んでいた。

どこかゴメンなお土産選び。

(8)食事

たとえ予算が乏しい中でも、旅行先、出かけ先での食事については出費を惜しまぬようにした。おかげで、今回のちょい旅は大成功。高い金を払って不味かったらどうするのというのは愚問だ。そうならないよう事前に徹底的にリサーチすれば良い。そこまでして"外れくじ"を引いたら、それはそれで話のネタになる。

旅の良し悪しは食事がカギだ。

(9)高速バス

奥さんはJR三島駅までの移動に初めて高速バスを利用した。平日利用のキャンペーンで料金1750円で、所要時間は2時間半。これまで電車を使っていたが、料金、時間ともにそれほど変わらないらしい。それどころか、乗り換えの手間暇を考えれば、高速バスの方が楽かもしれないとのこと。ナイスなチャレンジ。

この先は移動手段として高速バスも考えたい。(終わり)

(写真:『りすの独り言』トップ画像=フリー素材などを基にりす作成)

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