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ショパンが身近に

28日まで東京・練馬で開かれていた日本・ポーランド国交樹立100周年記念イベント「ショパンー200年の肖像」に行き、19世紀の作曲家でピアニストのフレデリック・ショパン(ポーランド出身)直筆の楽譜ほか、肖像画などを見学した。見終わった後、いろんな展示物などから、在りし日のショパンの姿を思い浮かべると、以前に比べてほんのちょっとだけ、ショパンを身近に感じるようになった気がする。

なかなかのイケメン

これまでショパンは、教科書や参考書の中に住む文字列だけの歴史上の人物に過ぎなかった。ただ今回、肖像画をじっくり見たことで、ショパンがなかなかのイケメンであることに気付く。この容姿で曲を書き、ピアノもすこぶる上手いのだから、女性にモテないはずがない。

そんなことを思い浮かべていると、文字列だけの歴史上の人物だったはずが、血の通う一人の人間に見えるようになった。ショパンに「ピアノの詩人」「悲哀のピアニスト」「英雄的ピアニスト」「楽聖ショパン」「ワルシャワの神童」という"通り名"があることも、このイベントで知る。

割れる意見

かつてピアノを習っていた奥さんも、そこそこ楽しんだらしい。ただ、ショパンがイケメンか、そうでないかでは夫婦で意見が割れている。それをよそに、ユーチューブ(YouTube)でショパンの楽曲をあらためて聴いてみる。よく知っているはずの曲が、どこか新鮮に聴こえた。

これだけでもイベントに行った甲斐がある。

(トップ写真:練馬区立美術館で開かれた日本・ポーランド国交樹立100周年記念イベント)

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