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うっかり屋の初詣

ー願掛け忘れ

2024年の初詣-。奥さんと連れ立って、ここ数年通っている白山神社(東京都練馬区)に足を運ぶ。満を持して昼ごろに向かった。見えてきたのは、神社を取り囲むようにできた老若男女の長蛇の列だ。仕方ない。先の見えない混迷の時代。氏神さまに頼りたくもなる。

ワンセット

インターネットによると、初詣は本来、地域の守り神である氏神さま(神社)に旧年の感謝を伝え、迎える新年が良い年になるよう願掛けに行くためのものだという。感謝と願掛けはワンセットだ。

思い返してみるに、例年、新年が良い年になるよう願掛けするばかりだったかもしれない。求めるばかりでは氏神さまもあきれるだろう。だから、今年は旧年の感謝を伝えるのを忘れないようにした。

うっかり屋

ところが、「昨年はお世話になりました」という言葉に意識を高め過ぎ、今年の願掛けをするのをうっかり忘れた。お願いは伝えないと氏神さまとて動いてくれなそう。ましてや氏神さまは忙しい。

相変わらず抜けている。今年も自分らしい初詣だ。

(写真:『りすの独り言』トップ画像=りす撮影の素材を基にりす作成)

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