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気の毒半分、呆れ半分

ーとなりの"麒麟ロス"

奥さんが毎週欠かさず見ているNHK大河ドラマ『麒麟が来る』が、7日の放送分でいったん"お休み"になった。NHKによると、再開時期は未定。新型コロナウイルス感染症の拡大を防ぐための対応という。事前にそれを知った奥さん。覚悟を決めていたが、さすがにその日を迎えると、ショックの色を隠せない。「折角、佳境に入ってきたところなのに」と独りごちる。そんな様子に気の毒が半分、あまりの"大河ドラマ愛"に呆れが半分。

関連リンク:「りすの独り言」(1月20日22時20分)、「りすの独り言」(同23時15分)

予想外のダメージ

毎週、奥さんにテレビを一定時間占有される以外、大きな実害はない。そのため、7日の放送終了後、奥さんが浮かべた寂しげな表情には、どこか同情を誘われた。予想以上にダメージがあるようだ。

他方、テレビ番組一つで、喪失感を漂わせる奥さんに驚き呆れる。オモチャを取り上げられた子どもみたいだ。たかがドラマと思うのは、毎週欠かさず見たいと思う番組が、今の自分に無いせいかもしれない。

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"当たり"のサイン

大河ドラマファンを公言する奥さん。その理由については、これまで多くを話さない。ただ、察するところがなくもない。好みのイケメン俳優が活躍する場面になると、分かりやすく頰が緩みがちになり、どこか微笑ましい。

実際のところ、奥さんが見ているのは、例えば、明智光秀ではなく、光秀を演じる長谷川博己だったり、斎藤道三ではなく、道三を演じる本木雅弘だったりするのだろう。あくまで推測。今度、本人にその辺りを突いてみる。

嬉しそうに否定したら、それは"当たり"のサインだ。

(写真〈上から順に〉:大河ドラマファンを公言する奥さん。ただ実際に楽しんでいるのはドラマでなく好みのイケメン俳優ウォッチングかもしれない=りす作成、ヒロイン・帰蝶〈濃姫〉役に抜擢された女優・川口春奈=ENCOUNT)

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